児童文学作家志望、絵本作家志望コミュのあわてんぼうの赤須三太

ことこと笑う、でございます。
いまこんなお話をつくってまーす。
絵が描けたら、どんなにいいことか！！

＊はじまりはじまり＊

ピンポーン

あたしんちのチャイムがなった。
ママが

「今火使ってて手が離せないから出て」

と台所から叫ぶ。

あたしがインターホンに返事をすると

「お届けものでーす」

という声が返ってきた。

「ママ、郵便屋さんだよ」

そう言い残して、あたしははんこを片手にバタバタ玄関に走り出た。

扉を開けると、目の前に
真っ赤な帽子、真っ赤なスーツ、真っ赤な靴、でもって赤ら顔
の太ったおじさんが立っていた。

「はーい、お嬢ちゃんにクリスマスプレゼントを届けにきたんだよ」

おじさんはウィンクをしながら、
あたしに白い包みを渡した。

「え？なんで？」

とあたしがいうと、おじさんも

「どうした？」

とびっくりした目をして聞く。

「だって、まだ１０月だよ」

「え！！！」

誓って言う、おじさんの目はウソ偽りなく本当に３ミリくらい飛び出てた。

「どうしよう・・・・」

おじさんの目は夕立１分前になった。
大の大人がそんな風にうろたえるのを初めて見たあたしもおろおろして

「と、とりあえず、ママに話を聞いてもらおうか？」

とちっちゃい子に言い聞かせるみたいに言った。

「すみませんわたし、アカス・サンタっていいます」

趣味の悪すぎる金の地に赤字が刻まれている名刺を差し出した。

独り言のつもりで

「サンタ・クロスじゃないんだ」

とつぶやくと、聞きとがめたおじさんが

「わたしはね、つねづねおかしいと思ってたんですよ。
　だって、見て！（両手を広げて玄関の花瓶を落とす）あ！！ごめんなさい」

「ほら、ぜーんしん真っ赤っか！なのに「クロ」スだなんて変でしょ」

語尾は疑問系だったけど、おじさんの口調は自信ありげに断言していた。

ママは屁理屈言う人きらいなのにな、、、
と家に入れたことをちょっと後悔し始めていた。

コメント(9)

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[4] mixiユーザー 11月07日 23:36

かりゆしさまへ

よんでくださってありがとうございます！！
はは！ここから続きを書いてませんです。
はよ書かないとほんまもんのクリスマスがきてしまう！
面白いといっていただけることが励みであります。
ありがとうございます

[5] mixiユーザー 11月07日 23:39

togacityさまへ

すっごく絵がうまいですね！！
なんていったら失礼だと思うのですが、
ほんとにびっくりするくらい上手。
このサンタさんの性格まで描ききっていらっしゃいます。
温厚で、いつもニコニコ人の話を聞いてくれる感じ。

わたしの文書にはもったいないですが、絵をつけていただいたら
こんなにうれしいことはございません！！

[6] mixiユーザー 11月07日 23:40

森珍さまへ

どうもありがとうございます！
これは絵本にはむつかしすぎる言葉でしたね。
小学生の中学年くらいがいいのかな？
続きを書きます。
読んでくださると俄然やる気がでます！
ありがとうございます

[8] mixiユーザー 11月10日 01:25

togacityさんへ

だってだってとってもうまいんですもの！
プロの方にいうのは失礼だとわかっていながら、、、
ごめんなさい。

新しいトピックをたてたので、
そちらでもよろしかったら、ぜひ絵をみせてくださいな♪

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