2、訪問者は下記事項に従わなければならない。 a 国連軍軍人は、勤務時間外の服装として、軍種により規定された適切な軍服を着用する。訪問者は、国連軍の威厳を保持するに適切な私服を着用する。 b 統合警備区域へ立ち入る前に、各訪問者(軍人を含む)は、国連軍の正式のゲストであることを証明する薄片のバッチを受け取ってそのゲストバッチは、外部から見える衣服の上部左側に付けなければならない。このゲストバッチは、キャンプ キティー ポークから出発する前に、返納されなければならない。 c 北朝鮮軍人及び中華人民共和国義勇軍と、会話することを含んで、親しくすることや、交際することは、固く禁じられている。北朝鮮軍兵士、中華人民共和国義勇軍兵士は、次により識別できる。 (1)軍人・・・・・警備兵は、褐色又は、くすんだ茶色の北朝鮮軍服で腕に赤色の腕章を装着、休戦軍事委員は、黄色の腕章を装着している。 (2)報道関係者・・緑色の腕章を装着している。 (3)訪問者・・・・上部ポケットに緑色の布片を装着している。 d 訪問者は、北朝鮮側にとって、国連軍に対する宣伝材料となりうるような身振り、表現などを慎む。 e 訪問者は、見学の最初から最後までグループとして行動し、見学案内者のすべてに従うようにする。いかなる不平・苦情はキャンプ キティー ホークに帰った後に言う。 f 火器、ナイフ等いかなる武器も、統合警備地域へ持ち込んではならない。 g 共産側支配下の地域及び建物(黄褐色に装色)には、いかなる理由があっても立ち入らない。統合警備地域内の国連軍の建物(青色の装色)に立ち入るには、事前に見学案内者により許可を得なければならない。
h いかなる時でも見学者は、部隊の進路に立ち止まったり遮ったりしてはならない。会議内の施設や装備をみだりに操作しない。統合警備区域内は、写真撮影が許可されているが、CKP#1(キャンプ キティ ポーク入口)からCKP#2(統合警備区域入口)の会談の途中は禁止されている。 i 若し、いかなる出来事が起きても、平静を保ち、警護の者の指示に従わなければならない。