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Mixi ワン’sパートナーの会コミュの飼育情報: 日本鹿の資源としての活用を

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お邪魔いたします。飼育情報をお届け致します。

我が国では、
野生鹿被害への対策として、猟師等による駆除が国策として行われていますが、毎年30万頭ほどが駆除されているにもかかわらず、生息数はますます増える傾向にあります。
環境省によれば、2012年度末の時点で、北海道を除く全国で野生鹿生息頭数は249万頭でしたが、2023年には400万頭超に増加するだろうと発表(2015年4月28日)しています。

しかし、もったいないのは駆除される鹿の殆どが活用されないままであるということです。
山梨の甲州印伝の原料の鹿革は99.9%が中国製です。
日本では有り余る鹿革が利用されません。

中国と異なり、日本ではほんの少しの肉を食べることで終わっているというのは残念な気がします。

肉活用について、管理飼育をされている牛馬豚鶏でも獣医師による厳正な衛生検査を受けて食肉として出荷されますが、野生の鹿にも同様な処置が必要といえます。

また、鹿の革のなめし方にも有害物質への配慮が必要です。
なにより資源としての鹿の安定供給が必要でしょう。

そのためには処理場に近い場所で鹿を養うことが求められますが
野生である鹿は、柵に入れるとパニックに陥り暴れて傷つけ合うため閉じこめることができないのが難点です。
草地で餌場を造り、緩やかに集めることは可能だろうと、養鹿場の検討がなされていますがなるべく早期の実現が望まれます。

中国は鹿を集めて家畜化し、革製品だけでなく、漢方製品として角も輸出するほどの
産業として確立していますが、国の指導があれば同様に、日本でも鹿問題を解決できるだろうと思います。

この問題に詳しい丹治藤治先生(全日本鹿協会会長・日本鹿皮革開発協議会会長)が日本の鹿を資源とした鹿産業を興す方法を記した雑誌「畜産の研究」をご案内致します。

『畜産の研究 第69巻4・5号』(発行2015年4月・5月 養賢堂)
「畜産・獣医関係者の力で養鹿産業を興そう」
著者/宮崎 昭(京都大学名誉教授)・丹治藤治
http://www.yokendo.com/julbook/chikusan/c_69_4.htm

内容
・はじめに−シカとの関わり−
・シカ被害の現状
・シカ被害防止の取り組み
・シカ被害発生の背景
・丸ごと利用されたシカ
・食用されたシカ肉・内臓
・重宝されたシカ皮革
・細工された鹿角
・薬効のある鹿茸
・窮極の対策はシカの準家畜化−共存に向けて−

丹治先生は、・30余年の養鹿への試行体験、・体験から得た成果
・課題解決のためのノウハウなど、の講演活動をしています。
お話を聞きたい方はご連絡ください。

詳しくは日本鹿皮革開発協議会HP
http://www.nihonshika-hikaku.com/info/index.html

*******************
(公社)日本獣医師会 学校動物飼育支援対策検討委員会副委員長
全国学校飼育動物研究会 顧問

中川 美穂子
mihi-n@mua.biglobe.ne.jp

〒202-0023
西東京市新町5-16-29
TEL0422-53-7099
FAX0422-27-7061

「学校飼育動物を考えるページ」
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/
「全国学校飼育動物研究会」
(新)http://www13.plala.or.jp/schoolanimals/index.html
(旧)http://www.vets.ne.jp/~school/pets/siikukenkyukai.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
白梅学園大学大学院子ども学修士
全国学校飼育動物獣医師連絡協議会(CAS) 主宰
*******************

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