ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

李政美cafeコミュの歌は私の祈り

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
あんにょん、こんにちは。トビ立て失礼します。

ちようど1年前に出た『季刊福祉労働』(現代書館)No.125に「歌は私の祈り」と題された李政美さんのインタビューが6ページに渡って掲載されています。歌に対する思いやルーツについて語っておられて興味深く読みました。なかなか手に入りにくい雑誌なので、その一部を紹介します。

*

ご両親は子どものころ済州島から日本に移住した在日一世で、政美さんは6人きょうだいの末っ子。
小中高と朝鮮学校に通ったが、音楽と出合い、音大受験の資格を得るために南葛飾高校定時制(南葛)の4年生に編入。それが第二の人生の転機に。

「南葛でなければ、私の人生たぶん変っていたと思います。
当時の生徒は最後の集団就職の年代で、地方から来ていた人もいましたし、皆、勤労学生で、貧しく苦労している人ばかりだった。
そんななかで南葛は同和教育推進校で、障害者、在日朝鮮・韓国人、外国人、被差別部落の問題に積極的に取り組んでいる学校で、いい先生方に出会えたのですね。(中略)
その出会いがあったので、いろいろなことを本質的に考える癖、そういう生き方を求める方向に自分が行けたような気がします。物事を本質から考えるということはけっこうしんどいから、逃げて、楽な生き方を求めていたかもしれないですね」

*

音大在学中に韓国政治犯救援の集会で歌手としてデビュー。卒業後は南葛で朝鮮語を教える。学生結婚した在日の夫の翻訳の仕事の関係で金敏基(キム・ミンギ、『朝露』の作者)歌集テープを作成。
一時期、自分が本当に歌いたい歌は何なのか悩み、歌わなくなっていた。そして30歳のときに子どもと一緒に家を出て、二人で暮らすようになり、昼も夜も働く生活を10年続けた。そのなかで、35歳で歌をまた再開。

「あるセミナーで山尾三省さんの『祈り』の詩を聞いたとき、ああ、これだ、歌の始まりは『祈り』だったのではないかと思ったのですね。自分の祈りをそのままシンプルに歌えばいいと思ったのです。
作詞・作曲はそれまでほとんどやったことがなかったから、『祈り』に曲が付いたのも奇跡だと思います。(中略)
それを大切に少しずつ歌い始めたら、聞いた人が「うちにも来てください」とだんだん歌う機会が増えていって…。だから途切れずに仕事があるというのは本当に奇跡みたいなもので、こんなに恵まれていいのかなと思いますね」

*

「サポーターもお客さんも、日本中どこに行っても大体日本人の方ばかりです。
いろいろなきっかけでファンになってくれるのですけれども、朝鮮のこと、在日のことは何の知識もなく来て、『京成線』とか『ありのままの私』という歌が好きという人が多いのですけれども、民族的なものに魅かれるということではなくて、なんかどうも"私"みたいなのですね。
私の歌がたぶんその人の鏡みたいになっていて、それぞれ聞いている方が私の中に自分自身を見ているのだと思うのですね。
それで最初は何も知らない人も、繰り返し聞いているうちに、在日のことを何も知らなかったということに気づいたり」

*

「自分自身は社会の動きを敏感に感じ取って、それに対して発言していくようなタイプでは全然ないんですね。本当にただ音楽が好きで歌い始めた。
自分の歌がメッセージとか、人を動かす何かの手段ではなくて、歌で皆が幸せな気持ちになる時間を共有できたらいいなということが基本ですね」

「私の歌のテーマに共通しているのは「命」。どんな命も尊い掛けがえのない命なのだということなんです。
そして自分の経験から、自分を肯定すること、自分を愛するということ。
それが人を愛することにつながり、人を愛することがやはり「人権」、人を尊重することになるんだと思うんです。そんな「祈り」が私の歌の中に共通してあるのです。
それが皆のなかで響き合って、感じ合うことが一番大切なことだと思って歌っています」

今夜、東京・大田区での政美さんのコンサート、楽しみです。

コメント(4)

ステージに現はるる女(ひと)の堂々と丈高くして声量あふる
澄み切りし声に勁さを李政美(イ・ヂョンミ)の加へをりけり久々聴けば
カセットで金敏基(キム・ミンギ)をば李政美の四半世紀前歌ふを聴きぬ
南葛を済州(チェジュ)と同じき故郷と李政美歌ふ白衣纏ひて
万感の思ひこめけむ自らの歌詞で歌ひし臨津江(イムジンガン)に
在日の歴史背負へどそれを超えアリラン歌ひイマジン歌ふ
http://blog.goo.ne.jp/nazohige/e/bfe50585cc8dbfdb04594c82ba3d40f4
                *
大田のコンサートを、義妹夫婦と僕たち夫婦の4人で聴きました。
はっきりは覚えていませんが、四半世紀前に、中央線大久保駅の裏にあった小さな店でチョンミさんの歌声がテープで流されているのを聴いて、なんて澄み切った声だろうと感動し、チョンミさんの存在を知りました。
ちょうど40の手習いで、金裕鴻先生に韓国語を習い始めた頃だったと思います(モノにはなりませんでした)。
その後、金敏基の歌のカセットを買ってよく聴きました。
特に、ソウルエ・カーヌン・キリの歌声は今でも耳に残っています。
何回かの引越しで、そのカセットは行方不明になってしまいました。
ミクシーのコミュには2年ほど前から入っていますが、今回は、妹夫婦の車で流されたチョンミさんのCDを偶々聴いたことで、大田のコンサートに一緒に行くことになったのです。
初めてお姿を拝見し、華奢な方とばかり勝手に思っていましたので、堂々たるお姿にビックリしました。
拙歌にも歌ったように、澄み切った声に勁さも加わり、ともかくすばらしいコンサートでした。
駒込に住んでいますので、いつか年末のパーティでお会いできれば幸いです。
チョンミさんのますますのご活躍をお祈りしています。
>髭彦 さん

短歌、すばらしいですね。こんな風に印象を言葉で残せたらすてきですね。うらやましいです。
昨夜はいいコンサートでしたね。ご存じかも知れませんが、3回目となる大田でのコンサートは政美さんが南葛で教えておられたときの生徒さん(付き添われて政美さんに花束を渡した方)のお母さん(最初に挨拶をされた方)たちが主催して続けてこられているそうです。
私は最近の「ほうせんかの夕べ」からの政美さんファンなのですが、ステージを拝見するのは今年5回目ですから"にわか追っかけ"と言えそうです(笑)。今回の政美さんは朝鮮式?のひっつめ髪、真っ白な衣装でこれまでと違う貫録を感じました。娘さんの出産間近というお話があり、間もなくハルモ二になられるご自身を意識されて?とも思いました。
今回、個人的には『大銀杏の樹』と『星めぐりのうた』が良かったです。情景が目に見えるようで胸がいっぱいになりました。
そして、普段は政治的な発言をしない政美さんが北朝鮮の砲撃事件に触れたお話をされて『イムジン河』を歌われましたね。やはり、在日の人たちにとってのショックは日本人には計り知れないものがあるのでしょうか。
(このことから朝鮮高校の無償化手続きが停止されたこと、子どもの教育を国籍で差別する社会であることも看過できませんが、それは日本人の問題なのでしょう。)
最後に『京成線』を歌ったのは、次は来年の葛飾コンサートでお会いしましょう、というメッセージかもしれませんね。
あんにょん、こんちは。秋らしくなりましたね。
さて、少し前のものですが、李政美さんの対談・インタヴューが収められ本を2点見つけましたので、ここに書き込みしておきます。

ひとつは『永六輔の芸人と遊ぶ』(小学館、2001年刊)。もう一つは『子どもとゆく』(コモンズ、2004年刊)。いずれも、政美さんが自らの生い立ちを語っていて、興味深いです。

トピックスは少し古いですが、特に心に残った政美のことばをご紹介しておきます。

<…私の歌も「命」への感謝がテーマです。オウム事件の時にも、大阪で小学生が殺された時にも感じたんですけど、私にも自分の命も他人の命も大切に思えない時期があったから、あれは他人事とは思えないんです。もしかしたら、自分も加害者になっていたかもしれないと。今のこの社会の歪みは、命を大切にしてこなかった歴史や戦争の結果のような気がします。>(『芸人と遊ぶ』)

<私の国籍は便宜上「韓国」なんだけど、自己紹介するときは「朝鮮人です」ということが多いのね。気分としてはカタカナで「チョウセンジン」。解放後、南と北に国ができる前から、私たちは「朝鮮人」。南北どちらにも属していないという意味と、「チョウセンジン」と呼ばれ、差別されてきた歴史を背負っていることを、自他ともに認識し続けていたいという意味で。私たちは「チョウセンジン」という日本のなかの少数民族。
いまの日本を豊かにしているのは、外国人だったり、ハンディキャップをもったり、被差別部落といわれていたり、異質な文化を背負う人たちだと思います。この社会を修正したり浄化したりしているのは、そういう人たち。そこのところを私たち自身も大切にしていかなきゃいけないし、きちんと子どもや孫の世代に伝えていきたいなと思うんですね。>(『子どもとゆく』)

お読みになりたい方は、お近くの図書館で探してみてください。
だいぶ寒くなりましたね。11月9日の東京都大田区でのちょんみさんのコンサート、すばらしいものでした。このコンサートを聴いた時の、ごく個人的な感想を自分の日記に書きました。もしお気が向かれたら覗いてみてください。終演後、ちょんみさんにもこの話をしたら、「音楽って不思議なものですね」と言ってくださいました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1880161299&owner_id=9122523

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

李政美cafe 更新情報

李政美cafeのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。