演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュの劇団☆新感線「港町純情オセロ」

日程：2011/4/15〜4/22　シアターBRAVA!(大阪)
　　　2011/4/30〜5/15　赤坂ACTシアター(東京)
演出：いのうえひでのり
原作：ウイリアム・シェイクスピア
脚色：青木豪
出演：橋本じゅん/石原さとみ/大東俊介/粟根まこと/松本まりか/伊礼彼方/田中哲司/
　　　
劇団☆新感線の春公演は、完全復活を遂げる橋本じゅんと、舞台4作目となる石原さとみで新境地に挑む。

＜あらすじ＞
時は1930年、世界大不況の真っ只中。場所は戦前の関西のどこか、ヤクザたちが集う港町。
日本人とブラジル人のハーフ、藺牟田オセロ（橋本じゅん）は藺牟田組組長。抗争で痛めた体を治療する為に入院した病院で、医院長の一人娘・モナ（石原さとみ）に出会う。退屈な毎日を送る箱入り娘のモナは、自分の知らない刺激的な世界の話を聞かせてくれるオセロに惹かれ、結婚。オセロも若くて屈託のないモナを気に入り溺愛している。
そんな中、次期若頭候補である藺牟田組ナンバー2・いとう伊東ごう郷、通称：ミミナシ（田中哲司）はオセロの　不在中、代わって界隈をおさめていた。しかし、同じく藺牟田組で異色の一流大学出身エリート・しおみ汐見ひでき秀樹（伊礼彼方）から聞いた、組長の言葉に驚愕する。
「次期若頭は汐見だ」
オセロの右腕として藺牟田組に仕えてきたのに、ケンカも出来ない汐見がなぜ・・・？
実は、ある事からオセロを憎み、晴らすチャンスを伺っていたミミナシだったが、これをきっかけに心の　奥底に眠らせていた憎しみが一気に溢れ出し、ついにオセロをおとしめる陰謀を企てる・・！！
オセロとオセロを取り巻く全てに憎悪するミミナシは、汐見、モナ、そして倶楽部のオーナー・さんのみや三ノ宮わたる亙（粟根まこと）、ミミナシの妻・伊東絵美（松本まりか）、ミミナシを慕って行動を共にする絵美の弟・おきもとじゅん沖元准（大東俊介）らをも言葉巧みに操り、自らの悪計のコマとして彼らを動かし始める――。
誰もが翻弄され、愛と憎しみが絡み合う中、オセロと最愛の妻・モナが辿り着く先は・・・！？

『みんなまとめて地獄につれてったる。さぁ門は開いたで。とびっきりの地獄の始まりや！』続きを見る

http://www.junjo-othello.jp/index2.html