演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュの職員室　　U-1グランプリ　CASE03

【会場】赤坂RED/THEATER
【公演日】2010年4月24日(土)～5月5日(水・祝)
【出演者】マギー／六角慎司／ムロツヨシ／野波麻帆／植木夏十／山西惇／福田雄一
【作・演出】マギー／福田雄一

放送作家福田雄一（『ＴＨＥ３名様』監督・脚本）× 俳優・脚本家マギー（元ジョビジョバ、リーダー）
＝Ｕ-１グランプリ。

コントを愛する二人が強力な布陣で繰り出すワンシチュエーションコント集。
第三弾のテーマは ―『職員室』。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 05月08日 16:44

４／２５(日)　昼公演　赤坂RED/THEATER
Ｉ列　センターブロック

いやぁ、大笑いしました。
まるで自宅のこたつでみかんを食べながら大笑いしているような、
気兼ねのない爆笑でした。
これはお芝居ではありません。
やはりコントです。
バカウケのコントです。
しかも、設定が職員室ですから。
普通の観客以上に、理解する部分や、ナンセンスを感じる部分があるはずで、
もう本当に大声で、素で笑っていました。

後半のネタは、前半の疾走感に比べると、
やや息切れを感じましたが…。
前半がパーフェクトに笑えたので、少々ネタに物足りなさが…。
それでも充分に楽しめる作品でした。

まだ、公演２日目。
台詞や段取りのミスもあるようですが、
マギーさんはそういうことを上手に笑いに転化していきます。
山西さんは、登場するだけでみんなさらってしまいます。
野波麻帆さんは、コントの長台詞を見事にやってのけ天晴れです。
それにしても植木夏十さんには脱帽です。
唯一無二の存在です。

もう１度、５／３に観る予定です。
わかっていても、きっと大笑いする気がします。

[2] mixiユーザー 05月08日 16:45

５／３(月)　夜公演　赤坂RED/THEATER
Ｉ列　センターブロック

２回目の観劇です。
どんな作品でも、２回目ならではの発見があるものです。
今回も例に漏れず、いろんなことに気づきました。
ただ、気づかなくて良いものもありますね。
むしろ知らなかった方が楽しい部分。

それは、中盤のコント『宿直』（タイトルは未確認）です。
ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじが登場します。
大きすぎる目玉おやじは、脚本・演出の福田雄一さんが扮しています。
「オレは俳優じゃないから…。」と言い訳しながら、
マギーさんとのグダグダのやりとりを披露します。
「おまえ、段取り忘れてるだろ…。この後説明するんだろ…。」
「ちゃんとやれよ…。」
「休むなぁー…。」
「なに、そんなところにドリンク仕込んでるんだよ…。」
そんなマギーさんの突っ込みがありながらの爆笑コント。
そのグダグダ感が可笑しくて、爆笑しちゃいます。
このグダグダ感（特に段取り忘れたこと）までが計算されたものでした。
ハプニングを装った計算された笑いです。
最初に観たときは、そのグダグダ感に大爆笑しました。
見事に笑わされたわけですね。
２回目も同じ展開に『やられた』と思いました。
でも、それはガッカリしたものではなくて、
練りに練られていること、
そこまで笑いを追求していることに、大いに感心したわけです。

一番気に入ったのは『鬼叱り先生』です。
鬼叱り先生は地下室に繋がれている、知る人ぞ知る存在で、
彼に説教されると、誰だって改心するという設定。
最初は、万引きした生徒を叱るために呼ばれました。
猿轡まではめられて登場し、まるでジェイソンのような凄みがあります。
そして一言説教（絶叫）します。
「レジを、通らなきゃ、ダメーッ。」
ただ当たり前のことを、強く叫ぶだけです。
それが可笑しくて。
その後、彼の地位は失墜していくのですが…。
笑えるのですが、なんだか切なかったです。

『球技大会』も笑いました。
球技大会と言っても、話は『オッパイ』です。
そう、映画『おっぱいバレー』のパロディです。
球技大会で優勝したら、先生（野波麻帆さん）のおっぱいを見せて欲しいと生徒が申し出ます。
別のクラス担任（マギーさん）が叱ると思いきや、
「もっときちんと頼め。」
と後押しし、ちゃっかり自分も見せてもらおうとするわけです。
困った担任が、先輩教師（植木夏十さん）に助けを求めると、
「見せてやりなさい。減るモンじゃなし。生徒の情熱に応えるのが教師の仕事でしょうが…。」
という意外な反応。
そして、しぶる担任の代わりに見せてあげると言い出します。
「大して変わんないよ。コラーゲン飲んでっから…。」
「乳首はダメだよー…。乳首も見たいってか…。いま見たいってか…。」
機関銃のようにたたみかけてくる笑いの砲撃に、大爆笑です。
いやぁ、恐るべし植木夏十