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演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュのドロウジー・シャペロン

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【 会 場 】 日生劇場
【 公演日 】 2009年1月5日〜2009年1月29日
【 出演者 】 藤原紀香/木の実ナナ/川平慈英/梅垣義明/浦嶋りんこ/
       瀬戸カトリーヌ/小松政夫/尾藤イサオ/中村メイコ
       小堺一機 ほか
【 演 出 】 宮本亜門

舞台はマンハッタンのアパート。
ここに住む、一人のミュージカルオタクの男が、今夜のホストだ。
一見してうだつのあがらない、くたびれた中年男の彼が、
自宅の椅子に座り、お茶を飲みながら、
お気に入りのブロードウェィミュージカルのLPレコード(CDではありません。)をかけ、
観客にこの作品を解説してみせるという趣向なのだ。
その作品とは「ドロウジー・シャペロン」(和訳すれば、”眠たそうな介添人”)。 
禁酒法時代、大恐慌前夜、アメリカ文化の爛熟期である1928年、
ブロードウェイのモロスコ劇場で初日を迎えた、古きよきミュージカルだ。
「男」は、もちろんリアルタイムでこのミュージカルを見たわけではない。
幼いころに母親が買ってくれたアルバムを擦り切れるまで聞いて、
空想を膨らませているのだ。
オーバーチュアが始まると、
古ぼけたアパートの一室がみるみるうちに
ブロードウェイの華やかな舞台に変わっていく。
壁から、ベッドから、冷蔵庫から、あふれ出す麗しいダンサーたち!!!
序曲、第一曲目、と場面の進行に伴い、設定を観客に解説する『男』。
しかし、彼が没頭しようとすると部屋の電話が鳴り、現実に引き戻される。
今日に限って何度も鳴る電話についに怒った彼は、
電話機をコードごとひきちぎってしまう。
観客を舞台の夢から現実に引き戻すさまざまな無神経な行為を呪う『男』。
静かな場面でキャンディの包み紙をがさがさいわせること、
いい場面で隣の客と喋っている客、
そして携帯電話を切っていないばかりか電話に出てしまう客・・・。
「男」は1928年版オリジナルキャストについての解説も忘れない。
スター女優ジャネットを演じたのは当時破竹の勢いで売れ始めていたアイドル女優。
対する介添人ドロウジーを演じたのは既に名声を確立した大スター。
故にこの大スターは舞台上で、
ことあるごとに主演を演じるアイドルの前にたちふさがって
ピンスポットを横取りしたという。
『男』はドロウジーのキャラクターを非常に気に入っている。
その箴言のような酔っ払いの戯言のような捨て台詞の数々も。



【わたしが観る日は】ドロウジー・シャペロン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=38425300&comm_id=379574

コメント(4)

1/6(火)夜公演 日生劇場
A列(最前列) サイドブロック

2009年の観劇の幕開けです。
さて今年はどんな舞台を観られることか…。

最初がこの作品。
演出が宮本亜門さん。
結構観ているんです。
そして気づいたんです。
あまり好みではないって…。
だから、2007年12月の「テイクフライト」以来になります。

なのに、なぜ…。

はい。
藤原紀香さんにつられてしまいました。
これもまた、初舞台のシアターコクーン「OVERSEAS」を観て、
『もういいかなぁ』と思ったのに…。
ついつい…。

前置きが長くなりました。

豪華キャスト(なのかは?)を売りにした、高額チケット公演。
チケットが残っているのでは? と心配していましたが、
予想以上に客席は埋まっていました。
9割近いでしょうか。

わたしの目当ては、紀香さんの美貌と、なだぎ武さん。
まぁ、紀香さんは目の保養にしたいということで、
なだぎ武さんは舞台でどうなのかを見てみたくて。

紀香さんは…浮いていました。
というのは、体格が違いすぎます。
日本人の中に西欧人モデルが入っているようです。
長身の上にヒールを履いて、腰の高さが他の出演者の胸のあたり…。
きっと彼女一人を観るのなら美しいのでしょうねぇ。
日本人の中に並べて舞台で踊らせると、違和感がありますねぇ。

なだぎ武さんは、あの通りでした。
あれ以上でもあれ以下でもなく。

そのほかの方は…。
瀬戸カトリーヌさんや川平滋英さんは、いつものように楽しませてくれました。
大好きな小松政夫さん…。
ドリンクを吹き出すシーンは素直に笑えました。
これには複線があって、その前に小松さんは、中村メイコさんから何回も
ドリンクを吹きかけられます。
そのしつこさに気が滅入り、閉口しました。
なんだか嫌みな感じに見えて。
なのに逆になったこの1回は、吹き出してしまうその状況やタイミングが自然で、
素直に楽しめました。
見事です。
驚きは…テツandトモ が出演されていることをすっかり忘れていたこと。
いま、公式ホームページを見て気づきました。
あぁ、あの二人だったのねぇ。
そうそう、それからアンサンブルの中にもお目当てがいました。
森実友紀さん。
劇団四季で『マンマ・ミーア!』に出演されていました。
あれが四季デビューで、わたしは彼女に釘付けでした。
ステージの彼女は米倉涼子似で美しく、オーバーアクションは舞台向き。
今回も健在でした。


しかし…、しかし…。

1番笑ったのは…。

セットが壊れて、壁(隠れベッドになっています)が倒れてきたこと。
ぽっかり空いた壁のところに、一瞬立ち尽くす大道具さん。
その後あわてて舞台に出てきて壁を戻す姿が痛々しかったです。
語り部の小堺一機さんも、舞台の逆サイドから慌てて駆け寄って手伝っていました。
舞台中央で歌い踊る紀香さんとなだぎ武さんも吹き出しているし。
また、そのときに歌っていた歌詞が、
「人生(舞台?)には何が起こるかわからない」というような内容で
その状況にぴったりで、さらに受けてしまいました。
『あぁ、この大爆笑のために大金を払ったんだなぁ』と自分を納得させていました。

この作品は、もっと藤原紀香さんを中央において全面に押し出す作品かと思っていました。
タイトルになっている「ドロウジー」役は木の実ナナさんですし、
作品中も出演者のほとんどに見せ場を作る構成になっていました。
なんだかオムニバスという雰囲気です。

ブロードウェイの演出もこうなのでしょうか?
語り部が、懐かしのミュージカルを思い出のレコードをかけながら紹介していく手法。
これって、どうなんでしょう。
あまり好みではありませんでした。

で、気づいたんです。
宮本亜門さんは、ショーの演出家だということに。
もちろん以前からそうだったのですが、しっかりと認識したという感じです。
だから、多くの出演者で群舞させたりパフォーマンスさせるのが得意なんですね。
ストーリーが云々ではないんです。
ということは、しっかりした脚本があればいいのでは…?

木村佳乃さん初舞台となったPARCO劇場での『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』や、
ショーとして楽しめたPARCO劇場での「ガールズタイム」(ストーリーも良かった)などは楽しめましたから。

ならば、春にシアターコクーンで上演される『三文オペラ』は期待できるかも。

話しが逸れました。
結局のところは、2009年のスタートとしては、
ちょっと物足りない感じでした。
12600円は高すぎます。
演劇のチケットは、4桁台にしてほしいですね。
本日1月12日 昼の部 2階F列40番台で観劇

ずいぶん早くにチケットの手配していたので、
行くことすら忘れていましたが、
事前情報を仕入れてなかったのでとても楽しめました。

小堺一機さん扮する男性が
ミュージカル『ドロウジー・シャペロン』のLPをかけて
劇中劇が進行していき、この作品に対する思いや解説を随時加えていく。

古き良きブロードウェーミュージカルに対するオマージュを
楽しく、こだわりを教えてくれる。


何より良かったのが「筋が通っている」ことです。


我々観客の休憩時間がないことも然り、


他の作品のLPが混ざっていたためどうなってしまったのかも然り、

→このオチのつけ方は気に入りました。

レコード機の調子が悪くなったら劇中劇はどうなるのか、
気になる個所をリピートしたらどうなるのかも然り、

→キャストの皆さんお疲れ様です、という感じです。

個々の俳優の力量や見せ場がどうのというよりも
コンビネーションの妙、アンサンブル重視だったと思います。
キャラクター付けが分かりやすく典型的だったのも敢えてだったのでしょう。

あくまで小堺一機さん扮する男性のミュージカルの想いを
見る作品なので。

そうするとミュージカルの歴史の変化も前提にこの作品が
存在しているわけですね。


なので全体の構成、様式は納得がいきます。
僕はこういうの初めてですが気に入りました。

仮に劇中劇が「レミゼ」のようなものだったら
この作品は成立しないですね、当たり前ですが。

1階席の前のほうで観たら、もっと違った印象を受けたかもしれません。
予算の関係でA席にしたのですが、結果がよく見れて良かったです。
1月14日夜の部 後ろの隅っこからの観劇。

演じている皆さんはとても楽しそう、息も合っていて素晴らしい。
でも何か物足りなかったです。
椅子の男が説明するということで、ミュージカルの舞台と少し隔たりを感じてしまったのかもしれません。
でも普段から訓練してキャリアを重ねてきた出演者の皆様の素晴らしい歌と踊りとアンサンブルがみれたのはよかったと思いました。

ミュージカルはあまり見ないので、つたない感想でスミマセン。
そういえば日生劇場では出演者宛ての花が飾られていないのですね。ハンパな数ではないから?とか勝手に考えていました。

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