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東海大学稲村ゼミ映画研究チームコミュの取材のまとめ

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まとめといっても、ただ打ち込んだだけです。
あとでビデオの映像と共に修正していきましょう。


1.御社はビデオ権販売ビジネスから始まった会社です。その点では他社との優位性がありますが、ビデオ権販売ビジネスのノウハウを映画宣伝配給に活かした点はありますか?

配給事業とビデオ販売と市場が違う。映画とビデオのマーケットが別。
ビデオ→2回に分けて波を作る
映画→公開直前に波を作る
スピリット面で少し似ているため役には立っている。

2.最近はネット言論が世論において大きなポジションを占めるようになりました。御社でも、今年公開された「サハラ −死の砂漠を脱出せよ」においてブログを活用した新たな宣伝手法が印象的でした。映画宣伝におけるインターネットの利用法をどのようにお考えですか?

サイバーメディア宣伝部が立ち上がり、ネット配信を行っている。現場でのインターネット認知が低く、女性ターゲットの時は、ネットよりも女性誌の方が宣伝を大きくしている。ラジオの方がいい。(男性の方がインターネットを見ている)。宣伝費が限られている作品(単館)については、まだまだこれからである。Gyaoなどでの放映・宣伝はセキュリティー不安が多い。他の配給会社の仕切りが高い。→不特定多数の人に見て貰えるので見直しが必要である。活用すべきである。

3.現在の日本の映画マーケットは、東宝、東映、松竹の3社の興行収入が全体の89%を占めています。3社で実に9割のシェアがあることになりますが、こうした状況の中で成功する企画とはどのようなものが考えられるでしょうか?

これらの3社は劇場を持っているため高収入ではない。
映画館での大ヒット 30億(オペラ座など) 単館10億
Aロード 80館以上 Bロード 60〜80館 Cロード 60館以下 →これによって宣伝費は決まってくる。←パブリシティーで口コミにうまく繋げた。

4.近年、シネマコンプレックスの定着が見られます。興行網の変化により、ビジネスチャンスの拡大が見込めるであろうこの状況で、どのような規模の作品がヒットする可能性があるのでしょうか?

君読は、少ない費用でヒットしたといえる。キルビルvol.2は売れなかった。系統によってヒットかヒットじゃないかが分かれる。

5.映画作品の買い付けにおいて、クオリティコントロール(品質管理)とリスクマネジメント(どの程度の資金を投入し、どれくらいの回収が見込めるか)という2点が買い付けの段階から重要になってくることと思いますが、どのようにこれらの要素に対処するのでしょうか?

買い付けの段階データを元に、出演者の今までの興行収入のデータを参考にする。それによってある程度のリスクは回避している。1本買って、1本当たる確立と考える。

6.御社での大ヒット作の作品の宣伝戦略において、何か共通点はございますか?差し支えなければお教え下さい。

TVのパブリシティーが必ずしもいいとはいえない。どんなに出し尽くしても当たらない事はある。パブリシティーを出し尽くしても、当たらない事もある。作品力と3役全てがうまく噛みあう事が大切。単館←この2つと小さなパブリシティーを出していく 上映周辺とのタイアップも重要(ex. レストランで半券を割引サービスをする、タイアップメニューづくりをするなど)

7.買い付けの際には脚本段階での購入も多い事とお察しします。宣伝においては、対象となるマーケットを調査する事が必要と思いますが、映画の売りを見出すにはどのような点に気を付けていますか?

「世層」 女性層でも還流の中で何を求めているかの世層を読む。還流の場合感動作が多く、買い付けにも辿り着く。

8.口コミを作り出したり、話題になった宣材の事例があればお教え下さい。


9.より少ない買い付けコスト、P&Aで大ヒットさせることが理想であると思います。御社の中で最も収益比率が高かったものをお教え下さい。

きみよむは広告費をあまりかけていないのにヒットしたため成功したと言える。

10.団塊の世代の定年退職により、余暇を楽しむ事への比重が高まることが予想されます。日本映画製作者連盟,外国映画輸入配給教会,全国工業生活衛星同業組合連合会,モーションピクチャー・アソシエーションの4つの団体による「映画館に行こう!」キャンペーンの「夫婦50割引」も成功しました。これらの点から、中高年層のマーケットの拡大が考えられますが、何か具体的な方策はございますか?差し支えなければお教え下さい。

パンフレットやチラシの髪質などこだわって、高級感をつける。宣伝プロデューサーが予算などを決める。ヒット作を出すには、ある程度若い人の層が必要。中高年層のパブリシティーは新聞や出入りしそうな場所とのタイアップが効果大である。また中高年層は、字幕を嫌がり吹き替えを好む世代でもある。「せみしぐれ」「来たの0年」など、中高年層をまだ開拓出来る習慣がないことから、夫婦割引のサービスを考え出した。しかし、けして夫婦割引は成功したとは言えず、今はあえてターゲットにはしていない。

11. 限りある宣伝経費を使うにあたって、気を付けている点はありますか?

ケチるべきところと、ケチってはいけないところの区別が大事。プレスの時点にお金をかけ。作品の交換をあげる。

12.御社が10月19日に発表した、2005年8月期の連結決算は営業損益が12億8500万円の黒字で、「オペラ座の怪人」と「Shall we dance ?」などが相次いで大ヒットし、映画配給事業は2割弱の増収となったとお聞きしました。今年上半期ヒット作の宣伝の舞台裏についてお教え下さい。

オペラ座 女性と中高年の女性をターゲットとした。来日によってのパブリシティー(ワイドショー)をうまく使った。「せみしぐれ」など、年代ものが多いのは、その世代はまだ開拓出来るかもしれないと考えられるから。またGAGAの引越しのTV放送の時に掘り出したグッズなどからも良い宣伝となった。

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インディペンデント→放映代など自由に変えられる
(ネットより→大手の制作会社や配給会社に依存せずに制作・配給され、作家性の強い作品が多く生まれるのが特徴)

メジャー 上映劇場数が多い映画
予告など制限が強くかかる

パブリシティー→出演者がらいにちするとインタビューや撮影にお金を払わずに、媒体に映画の宣伝などを行う(AERA等)
編集などに口を出さない。

タイアップ 各企業と一緒にお金を払って宣伝する・連動して宣伝すること
(ex. シャルweダンス?とビクターと提携し、映画内でビクターの商品を使用する)

来日→航空券・ホテルの手配・体調管理等も宣伝部が請け負
う。


以上がひろみちゃん・みきがまとめたノートのまとめとなります。

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