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THE 感動する話コミュのチャップリン

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チャップリン

イギリス出身の喜劇役者です。たまたま今日チャップリンの本を見る機会があってこの話を思い出しました。

チャップリンが幼い頃は貧しくて家の物を売ってはそれをその日の食事に充てていました。

ですがチャップリンの両親は芸人さんでした、その血を引いたチャップリンは貧しいのをネタにして病弱なお母さんを笑わせるなど孝行息子でした。お父さんは遠くで歌手として生計を立てていました。

ある日お母さんが入院する事になりチャップリンはお兄さんと生活する事になりました。

大道芸をしながら旅芸人に才能を認められたチャップリンでしたが途中で笑いには知識が必要だと痛感しました。小学校にも行けてなかったチャップリンですが猛烈に勉強をし本を買い一座で一番と言われるほどの知識を持つようになりました。

その後アメリカに行って成功したチャップリンは映画の道にすすみました。酔っぱらい役を演じていたチャップリンを見た映画監督がスカウトしたのです。

チャップリンは1年でスターになりました。しかし時代は世界恐慌へとうつります。

チャップリン自身には影響ありませんでしたが人々の生活や自殺者が増えすぎて朝起きたら道に飛び降り自殺した人々がいるという日常にチャップリンは決心します。

弱い人々を勇気付けれるような映画を作ろう、と。

しかし弱い者の味方になるという事は強い者を敵にするという事です。

当時は一部の資産家たちが世間を動かしていました。チャップリンは資産家たちをおちょくる映画を次々に公開していきます。

公開する度に資産家たちから脅しを受けましたが公開する度にもらう貧しい人々からの手紙でチャップリンはめげずに喜劇を通して世の流れを批判していきます。

そうしてる間にドイツではヒトラー率いるナチスが台頭してきていました。

ヒトラーの残虐ぶりを知ったチャップリンはヒトラーを批判する映画を作りました。

これが有名な『独裁者』です。

公開前にナチスから脅迫状も届きました、内容は映画を公開すれば暗殺するというものでした。

ちなみにヒトラーとチャップリンは誕生日が4日違いの同い年です。

独裁者を見た事ある人は知ってると思いますが有名な台詞があります。

『私は人を征服したり支配したくはありません。

ユダヤ人もクリスチャンも黒人も白人も。

私達人間はお互い助け合うべきです

人間は他人の不幸によって生きるべきではなく他人の幸せによって生きるべきです』

と映画の中でヒトラーの軍服を真似た格好で演説しました。

この映画は連合国側の国々で空前の大ヒットとなりました。

チャップリンはその後も弱い者の立場にたって映画を作り続け、やがてアメリカの政治家達の運動でアメリカを去らざるを得なくなりました。

その後ヨーロッパに活動の拠点を移したチャップリンは最後までアメリカの自国万歳精神を映画の中で批判し続けました。

晩年はヨーロッパの人たちからノーベル平和賞をもらうべきと言われましたが、ノーベル賞をもらうと喜劇役者の心を忘れてしまうと水面下で断ったと言われています。

今の世の中にチャップリンがいたらどんな映画を作るか観てみたいと思いました。

コメント(1)

昔に観ましたよ〜ウインク
風評批判ですが、的を得ているので政治家に見直して頂きたいですね。
資産家=支配者ではありません。
本当の幸せと喜びは、皆が思いやる事だと感じます。
現在それが希薄になっていますが、本来人間は助け合って生き延びて現在に至ります。
それは[本能的な事]なのですが、忘れつつあるのですかね?
そんな[進化]はしたくないですね。
本来の人間らしさ、日本人らしさを今取り戻さないとダメな時期になってきましたねバッド(下向き矢印)
助け合い、支え和える世界を子ども達に繋げたいです。
長文失礼いたしました。

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