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THE 感動する話コミュのエースだった親父

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2007年のお話です。


自分は小学生の頃から野球をやっています。


野球を始めたきっかけは親父も野球をやっていたから、自然と自分も野球を始めていました。


親父は東東京の某高校の出身で、甲子園にも出ました。
今では全国区の有名な高校です。

そんな高校が甲子園初出場の時のエースが親父でした。
もちろん昔から親父は毎年母校を応援していました。
時には仕事を抜け出して球場まで行ったりしていましたね。。


そんな親父は私生活では口うるさいこともなかったですし、ホントに甲子園なんか出たのかよってくらい大人しい親父です。


でも野球の事になると、これでもかってくらいに口を出してきます。



今でも野球に関しては色々言われます。。



でも自分が野球を始めてから、親父の当時の記事やビデオを見せられ、本当にすごい親父だったんだなぁと野球人として尊敬してました。



そんな自分はいつか親父を追い越したいと思うようになり、親父の出身校のライバル校に進みました。


当然練習はきついですし、上下関係も厳しい。

弱音を吐くといつも親父は「嫌ならやめろ。」
「耐えられないならやめろ。」

そんな親父でした。



自分が高3の夏最後の大会のベンチ入りのメンバー発表。

恥ずかしながらメンバーには選ばれませんでした。


まぁ結局高校では一度もメンバーには選ばれませんでしたが。。。


それを電話で親父に伝えると
「あぁそうか」それだけでした。


そんな中自分は応援団長としてスタンドにいました。

皆が頑張ってくれたお陰で、準決勝まで進みました。

準決勝の相手は親父の母校。


この年の優勝候補。


雨の中での試合でした。

どしゃ降りでもう試合なんか出来ないくらいに雨が降り、雷まで鳴っていました。

日程が詰まっているからと、無理やり試合を続行。
七回までに7対3とリードを許しそのまま雨天コールドという形で自分達の高校野球は終わりました。。


その日久々に家に帰り(寮生活だったので)試合を思い出していた時親父が帰宅。

何故かびしょ濡れ。。


自分が
「どうした?」と聞くと、

親父は
「お前の試合観てたよ。団長お疲れ様。」

「かっこよかったぞ。」

「ここまでホントに辛い練習耐えて三年間よくやった。」

「メンバー入れなくてもお前が頑張ってたの見てたからな。」


もう号泣しました。

野球に対してあれだけうるさかった親父からの予想外の言葉。


親父は母校と息子の高校の試合で複雑な心境だったと思います。

ですが、親父は息子である自分の高校側で観戦し、応援してくれていました。。。


しかも雷雨の中傘も差さずに。。。


いつまでも自分の中のエースは「親父だなぁ」
と改めて尊敬そして感謝でいっぱいになりました。。。





長ったらしく読みにくく、つまらない話ですいませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

コメント(6)

こんな夜中にポロリと涙がでました涙

とても読みやすくて、イメージしやすかったですよわーい(嬉しい顔)

テレビで観てるみたいにシーンが思い浮かびましたあせあせ(飛び散る汗)

素晴らしいお父さんですね。それに貴男もかっこいいです。この親にして,この子有りです。
僕も涙。お父さんいるって良いですよね。そういうやりとりってめっちゃ羨ましいです。

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