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THE 感動する話コミュの粋な将軍

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江戸幕府の10代将軍、徳川家治の話です。

江戸時代は身分の上下関係が徹底されていました。
士農工商、上士下士…色々な身分制度がありました。

武士はその中でも特権階級として斬り捨て御免という権利を持っていました。
これは目上の者が下の者に無礼を受けた場合、斬り捨てても構わないというものです。

武士の社会の中でももちろんあり、目上の人に非礼な事をすると斬り捨てられるか恩赦で切腹というのが相場でした。

家治の時代も例外ではありません。

当時、将軍の周りには側近、お側役と呼ばれる役職の人たちがおりました。
その人たちが家治は何とも思ってない事でも先回りして先に罰するということが多く起こっており、心優しい家治は胸を痛めていました。

家治は絵を描くのが趣味でした。そして書く時は3日かけて書くのが日常でした。
ある絵が完成した後、それを乾かすために干そうとした小姓が誤って絵を傷つけてしまいました。

お側役がすぐさまそれを見て

『上様…!』

と言った瞬間。

家治が

『その絵はもともと気に入ってなかったのだ。
私の心を理解して捨てやすいように傷をつけてくれて助かった、礼を言う』

と返し、3日かけて書いたその絵を皆の前で破り捨てました。
その絵を気に入っていた証拠に2年後、お側役たちが入れ替わった時に
全く同じ絵を描いている事でも分かります。

コメント(1)

僕は徳川家の家康と家光が好きなのですが家治にも興味が湧きました。
15代将軍全員言えるというどうでもいい雑学もちの徳川好きなので(笑)

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