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Athletic Trainingコミュのアンフェアープレイ(ウソ)

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空手の試合のオフィシャル・アスレチックトレーナーとして働いたときの事。

空手は、体操競技やフィギュアスケートのように審判の目が勝敗のキーポイントになるスポーツだということを発見しました。審判の好みによっては、技を一本取れたり取れなかったりで、勝負が決まるのです。そしてヨーロッパ系とアジア系の審判に分かれていること。決してあってはいけないのに、その審判によってアジアの選手が有利になったり、ヨーロッパの選手が有利なったりするのです。

そして、スポーツを見ていて大嫌いなのが、フェイク(ウソ)。
それが、時には勝敗を左右してしまう。フェイクか本当に負傷したのかで、メダルを取れるかどうかにまで・・・

今回の大会で一番大きく勝敗を左右したケースが2つありました。2つともヨーロッパの選手です。試合を見ていてもわかるのですが、ヨーロッパの選手は倒れすぎる!!!その点、アジアとアメリカの選手はまったくといって倒れないし、痛がらない。ヨーロッパの選手は倒れる練習までするらしい・・・・そんな馬鹿な・・・

1つ目のケースは試合中わき腹に技が入り倒れる。この大会ではATCがはじめにチェックしてOかXを決める。Xと思ったらオレンジ色の旗を出してドクターに来てもらう。救急の場合は黄色の旗を出して救急隊員に来てもらう。
このわき腹を押さえて倒れた選手のときは、ドクターがATCよりも先に飛び出てしまった。ATCがチックするまもなくドクターストップ。

しかし、その選手には前にも同じようなこと(フェイク)で失格になっている前例があった。今回もそのけがあると、審判たちがもめだした。しかし、スポーツドクターとしては全く初心者の彼は腎臓を傷めてる恐れがあると、言い張る。そしてよこでみていたATCは彼よりも現場の経験があり、そんなフェイクも見抜いていた。が、ドクターがNOといってしまったら、私達ATCは何もできないし、審判も逆らえない。たとえ、誰もがフェイクだとわかっていても。

彼の試合の結果は、“本当に”ドクターストップを出したのなら、彼は銀メダル。もし、フェイクであり、たいしたことがないのであれば、彼は失格である。そりゃ、彼はそのウソを付き通すでしょう・・・・そして国際試合の欠点は、選手は英語を話せない、わからない振りをする。そのチームに英語のできる人もいるのだが、もちろん彼達が何を目の前で言っているのか、審判も、私達もわからない。そして、彼は数時間後何もなかったかのように表彰台に笑顔で立っていた。

2つ目のケースは私が受け持っていた試合でおきた。5人づつの団体戦。初戦から相手のチームは倒れっぱなし。ある選手が技を決めお腹につかれた瞬間、相手の選手が急所を抑えだした。私は横で見ていて、“そこ叩かれてないでしょ!!!”と思いながら審判に呼ばれて出て行った。そしたらかなり痛がっている (フリ????)。ドクターがやってきて、“これは痛いよーーー”といっている。判定は、アクシデントで、わざとではないため、結局その選手は負け。これで、2−2で最後選手の対戦。勝ったほうの国の選手がメダル獲得。ヨーロッパの選手はすぐ倒れてフェイクする常習犯。その相手が綺麗に技を右の首筋に(あご)決めた瞬間。私は当たってないじゃん。と思った。そしたら、選手はもがきはじめた。脳震盪を起こした振りをしている。しかも当たったといっているあごを押さえ、全く当たった形跡はない(赤くもなってない)そして、私は目を見て一発で、振りだってわかった。(本当に脳震盪を起こしていたら、痛いというジェスチャーはできないはず!)あたってないのもこの目で見たし!! が、審判はびびっている。私が選手に立つように言っているが、わからない素振り。(その前にも私は彼のことを何回もトリートしたが、その時彼はちゃんと私が言ったことわかっていた。)そしてもがき始める。そしたらドクターが呼んでもいないのにやってきた。
あらあら・・・・あなたもだまされるのね・・・・

結果、相手チームが反則負け。

試合数時間後、そのヨーロッパの彼は笑顔で歩き回っていました・・・・

この大会の後、私達アスレチックトレーナー同士で話し合った。そして、自分達の仕事がしっかりできず、私達がチェックするチャンスもなかったことにすごく悔やんだ。これが、私達の力でコントロールできていたら絶対にこんなことはなかっただろう。私達のボスが、一般の医者、スポーツドクター、アスレチックトレーナーをうまくまとめ、コミュニケーションをとっていなかったのが、今回の結果だと思う。私と、もうひとつのケースを味わったアスレチックトレーナーは、悔しくてたまらなかった。

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