武蔵野火薬庫★ぐゎらん堂コミュの［ラジオ］は踊る─ vi

カタログハウスWEBマガジン連載／村瀬春樹の｢道具の真相｣

歴史はくりかえす──って、ほんとうだろうか？
往く時の流れは絶えずして、しかももとの時にあらず。
それは、微妙にすがたを変え｢いつか来た道｣をやって来る。
あるいは、素知らぬ顔をして間道（バイパス）を抜けて来る。

1930年代、ファシズムは強面（こわもて）でやって来た。
2010年代、それはにこやかな顔ですり寄る。
｢二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない｣とかいいながら。

だが、時代はもとの時代にあらず。
多くの人びとが街に繰り出し、声をあげる。
いまから79年前、｢2・26｣事件が勃発したとき
人びとは、ただ逃げ惑っていただけなのだが……。

9月17日、｢戦争法案｣が強行採決され、2日後｢成立｣した。
だが、この違憲法廃止に向けて新たなうねりがはじまっている。
ゾクゾクするぞ！ “Roaring 2010's”の幕が開く。

今回は1936年の｢2.26事件｣と
今年の｢8.30事件｣のエピソードを交叉させた物語です。
ぜひ、ご一覧を！
----------------------------------------------------------------------------------------------
https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/doguno-shinsou/0107/
----------------------------------------------------------------------------------------------