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未来につなぐものコミュのベトナム通信 2

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Xin Chao

今月、地元の新聞社から私にベトナム現地から活動報告をして欲しいとの依頼が来たので、新聞社宛てに書いた原稿ですが、少しでも私の活動を理解していただければと想い、送りますね。簡単にまとめてありますが、子供達や一緒に活動しているみんなの写真も添付しますので、楽しんで観てもらえればと想います(−:質問などがあればメール下さい(−:

Maiko(−:

第1回
シンチャオ!(ベトナム語でこんにちはという意味です。)今回ベトナムの地から現地活動を4回にわたり紹介させて頂くことになりました、竹中麻衣子です。記事を通じて私が観てきたベトナムの現状を理解していただけ、今後皆様の生活で何かの約に立てれば幸いです。先ずどうしてベトナム?どうゆう活動なの?と疑問を持たれたと想いますので、簡単に今に至るまでの説明をします。私が初めてベトナムを訪れたのは約6年前のことで、まだ19歳の時です。小さい頃から国際関係に携わった仕事を夢み、同じ子供なのに戦争やエイズなどで苦しんでいる子達を知ったとき、その反面日本で努力しなくても生きている自分に疑問を抱き、彼らの本当の心情を理解したいとの想いが募っていったのです。高校卒業後、英語と進んだ国際情勢を学びたく渡米しました。大学で学び始めて一年が経とうとした頃、自分の中で転機が訪れたのです。それが、今に繋がる活動の始まりだったのです。大学で勉強を続けることよりも、発展途上国と言われている現地に赴いて、現状を自分の目で確かめてみたいと思い立った時点で、もう休学を決意していました。ベトナムの地を選んだのは、たまたまベトナムの孤児を里親制度で救う活動をしていたベトナム人女性に彼女の母国ではまだまだ助けの手が必要であるとの話を聞いたのがきっかけでした。初めてベトナムの地を踏んだときは、言葉や文化は全く解らず、頼る組織も無かったので大変でした。自分が奉仕活動を出来る場所を探すことに走り回り、文化の違いなどで、ただ慣れることに最初は必死でした。私は当時ストリートチルドレンに関わって彼らと時間を過ごすことで、彼らの本当の現状や心情を理解したくて日々出来るだけ一緒に時間を過ごしました。施設や学校では学ぶ機会を持ってもらいたくて日本語、ダンス、裁縫、歌などを教え、また一緒に食事や昼寝、サッカーを共にし、彼らとの距離を縮めていきました。また路上や貧しい場所で暮らしている子供達をスタッフと一緒に訪れ、生まれながらに貧しい環境があること、売春や恐喝などの路上での危険性の多さなども調査しました。
第2回
日本やアメリカだけで過ごしていれば知ることの出来なかった現実を目の当たりにし、世の中の不平等さに心を痛めたり、貧しい子供や大人たちを目の前にして力になれない自分の無力さに歯がゆくなったり、葛藤することは何度もありました。しかし、自分の目の前でぼろぼろの服にはだしのやせ細った子供たちが必死で仕事をしている姿や、同姓の女性達が愛した旦那から知らぬうちにHIVに感染してしまっても一生懸命生きている真実を観て、私の方が彼らから励まされ、勇気付けられ、“生きる”ということを何度も教えられました。そんな彼らの力になれればと想い*1)「オレンジバンドプロジェクト」*2)「スマイルコーヒー販売」またチャリィ−イベントなど自分なりに考えて色々してきました。しかし私達はお金を直接上げることだけはしたくはありません。同情や、希望を抱いて彼らの為にと想ってお金を渡しても、麻薬、タバコ、ギャンブル、また支援組織内に消えていくケースが沢山あるからです。支援する側にも責任があり、する側とされる側が平等関係でなければなりません。それで私なりに、今回は今までの経験とまだまだ貧しい子供達・大人達が沢山いる現状を観て「風呂敷プロジェクト」を想い付きました。はぎれを手で縫い合わせることを仕事とし、一枚の布にして風呂敷として販売するのです。彼らもはぎれの様に社会から追いやられている状況です。そんな状況で育っても、夢を諦めずに未来への想いと愛情を込めて作れば、きっと多くの人々の心に響くものが出来るのではないかと想いました。はぎれを再利用することや風呂敷を使うことは環境にも優しく、バッグになったり、何かを包んだり、ショールとして使えたりと用途もたくさんあります。それに彼らが一つ一つ手作りで作ればどれも世界にたった一つしかないという希少価値も付きます。この計画が何処まで上手くいくのかは解りませんが、貧しい環境下で暮らしていても一生懸命生きている彼らの生活が少しでも楽になるように努めたいと想います。*1)オレンジのバンドを販売し、ストリートチルドレンの学費や生活費集め*2)HIV・AIDSグループであるスマイルグループと共にベトナムコーヒーを販売して特に親がHIV・AIDSである子供達の学費や、HIV感染者が緊急に必要な生活費集め

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