星空を見に行こうコミュのこぐま座流星群2014　　極大日１２月２３日

毎年、12月下旬に活発になる小さな流星群で、

輻射点がこぐま座の中にあります。

天の北極の近くに輻射点があるため、

一晩中見ることができる流星群です。

この流星群の母彗星は、タットル彗星です。

12月22日頃に極大となりますが（年により異なります）、

1時間に数個ほどの流星が見られるだけで、見られない年もあります。

反対に、急に活発になる年もあるようです。

2014年は12月23日午前5時頃に極大となる予想で、

新月の次の日なので月明かりの影響がなく、とても良い条件となるでしょう。

こぐま座のしっぽの星はポラリスと言って、

天の北極と言われている北極星なので１年中見れます。

北極星の探し方は簡単です。

北の空に体を向けて上空を見上げると

おおぐま座の北斗七星が見えます。

その北斗七星のひしゃくの側面の底にあたる部分の星をメラク。

上部の口の開いている部分の星をドゥーベ。

メラクとドゥーベを真っ直ぐ５倍伸ばして行った所にポラリスがあります。

東京でしたら、北に体を向けて地平線から３５度上空にポラリスがあります。

ポラリスは２等星なので東京でも充分見えます。

ポラリスの近くに同じくこぐま座のコカブという２等星がありますので、

ポラリスと間違えやすいので気を付けて下さい。

俺の予想ですが、

１２月２３日の午前４時から５時と予想しました。

北斗七星の柄の部分のカーブの長さと同じくらい伸ばして行った所に、

「春の大曲線」でも知られている、うしかい座のアークトゥルスがあります。

北斗七星から右に見ていくとアークトゥルスがあります。

アークトゥルスは１等星の明るい星なので東京でも明るく見えます。

うしかい座のアークトゥルスは午前５時頃は東の空、地平線から４５度上空に見えます。

ポラリス（北極星）からうしかい座のアークトゥルスまでを見ていれば流れ星は見れると思います。

あと、ポラリスの左（西）にあるぎょしゃ座のカペラまでも見ておいたほうがいいかもしれませんね。

そのあたりに流れ星が流れると思います。