プラキリティコミュのパキスタンとインドの行方

こんな話題も、人と人の繋がり、大切さを考えると
一つのボランティア精神が必要かな？と思って、紹介したい。

それが、インドからのパキスタンとの和平への努力。

今日もカシミールで、事件が起きた。
このカシミールのテロ、過激派活動は、最近活発になっている。

カシミールと一言で言うけど、カシミールは、パキスタン領のカシミールとインド領カシミールに分かれている。
元々は一つのカシミールだった。

2年前にはバスの往来で会うことのできない人々が、会うことができるようになった。涙の再会。あの一日のインド側の喜びの報道は忘れられないものがある。

今も、ソニア・ガンディは、働きかける。バス路線を増やそうと。平和への近道であるけれど、利用者は少ない。危険も伴うから。しかしながら、数が問題ではない。会う事を閉ざされた人々の大きな壁がこのバスによって壊されたとソニアは主張している。開設時から考えると、今は政治家の間では賛否両論の意見が出てきている。

もう一つ、パキスタンとの交流に大きく貢献しているのが、
映画業界。

パキスタンの公的映画館でのヒンディ上映は規制が厳しい。自国の映画業界を守るためと言う理由から、今までも選ばれた作品のみが公開されている。
それはそうだろう。パキスタン人の中でもヒンディ映画は闇でもいっぱい流通している。やっぱり、ヒンディ映画に勝る物はない。
大統領でさえも、インドを訪問した時、希望したのが、インド俳優と会うこと。結構、笑えるのもがあった。

今、映画界も交流を増やそうとお互いの規制、法律を考慮し直す話が出てきている。それが、今日のニュース、インドの俳優が、パキスタン映画に登場すると言う。

インドの努力は、見ていて健気にも取れる。
どんなに悲惨に血が流されても、インド人は、パキスタンを褒め称え、抱擁しようと努力する。パキスタンはそれに対してとても冷たい。インド恋愛映画を見ているような状況。
映画業界の壁が崩れるのが、一番早いのだろうか？

クリケット（スポーツ）も大きな貢献を果たしている。
毎年行われている両チームの交流試合は毎年、興奮の坩堝。
インドにいるイスラム教とヒンドゥ教の対立も少々ある。
スポーツは意外に過激だなと言う感じもする。
ただ、両選手はとても友好的。スポーツマン精神と言うのは美しいなと言う感じか。。。。

その時、インドに訪れたムシャラフ大統領とマンモハン首相は親密な交流をした。特に経済について、ムシャラフ大統領は大きく反応して、笑顔が耐えなかった。アラブ諸国からパキスタンを通じて、石油パイプラインを作ると言う構想。ビジネスにおける統一を果たそうとしているかのようだった。

兄弟国ともいえそうなこの二国が上手く交流するには、文化交流が早いのか、政治家の話し合いが早いのかは分からない。

けど、今日のニュースを見て、
やっぱり犠牲になっているのは、何も罪のない住民達だなと思う。
悲しい話だと思った・・・