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カバンの中身!?in mixi☆コミュのその21 予想的父働姿

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「そういえば。」
奈良のアジトへと向かう車中、デ・イーカはふと言い出した。

「ヲドル・デ・オヤージが刑期を終え、出所したそうだ。まぁ、拉致監禁だからこれくらいの期間が妥当だな。(※最高7年)もしかするとアジトにいるかもしれない。」

ちち。は体をぴくりと動かした。自分を監禁した男とまた会うのかと思い、顔がこわばった。それを察したデ・イーカは話を変えた。
「センハハ。先ほどはFBI捜査官ではないと言ったがこの任務を遂行している時はFBI捜査官だ。秘密厳守で頼む。」
「はぁ〜い」

この会話のおかげでちち。は「あいかわらずセンハハは少女みたいだな」と少し笑みを浮かべた。さすがデ・イーカ。

いろいろ話しているうちにに奈良のアジトへ着いた。そこにはスマイールとミヤがいた。2人はこちらに気づき静かに近づいてきた。
デ・イーカは少し窓をあけ、スマイールが「トクナガ」と囁くと「ヒデアキ」と答え、2人はデ・イーカの車に乗り込んだ。

いつの間に相槌が変わったのだと考える暇もなくスマイールは座るなり、
「マズイ、合言葉は毎日変わってるらしいわ。ここ2・3日張ってるけどメールで今日の言葉を伝えてるみたい。」
とものすごい剣幕で言った。

「傍受はできないのか?」とちち。が尋ねると今度はミヤが、
「可能といえば可能なんですが、暗号化されていて解読するのが1日がかりなんです。だから解読できてももう使われていない合言葉になってしまう…。相当機械系が強い人がいるようですね。」
と悔しそうに言った。

デ・イーカによるとミヤはFBIで1,2を争うほどに機械系が強いらしい。そんなミヤが太刀打ちできないのだ、彼女曰く相当天才なんだろう。

「やはり、ヲドル・デ・オヤージがここに来ているのか。ヤツは自分でプログラミングができるらしいからな。」とデ・イーカが言った。

やはり…。ちち。にはヲドル・デ・オヤージがヲドル・デ・オヤージに対しての恨みがある。2度と見たくないと思っていたが、そうはいかなかった。いや、そんな個人的なことはどうでもいい。今は任務のことだけを考えろ。そう言い聞かせ、ちち。は「誰かがこの集団の一員になるのはどうだ?」と言った。

「確かに…。それしか方法はなさそうだな。」とデ・イーカが同意し、あとの3人も納得した。
こうなると顔が割れていないセンハハに頼むしかない。デ・イーカはセンハハの方を向いて一言、「やってくれるか?」と尋ね、「はい、やります!」と2つ返事でセンハハは了承した。
そこには先ほどの少女のようなセンハハではなく、真剣な眼をしていた。
さすが娘がFBIだけあるな。


ここからついに戦いが始まるのであった。

By美山 凜

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