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Michael WiltonコミュのMetal Exile インタビュー日本語訳

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先日アップされていたMETAL EXILEのインタビュー日本語訳です。

原文のリンクはこちら。http://metalexiles.com/queensryche3.html


Metal Exile interview with Michael Wilton


インタビュアー(ジェフリー、以下Jと略):あなたがたはトッドが加入した後、現在アルバム発売前で、その新作もセットに含めたツアー中なんですが、ファンの反応を見るのは、エキサイティングですか?



マイケル(以下Mと略):信じられない感じだよ。この新しいショウをスタートさせて以来、昔の曲の数々をそれらしくプレイするとね、前列にいるファン達が、驚きのあまり口をぽかんとあけてステージを見てるんだよ。トッドが加入して、Queensrycheは新しいレベルへと向上したと思う。頭を吹き飛ばされるようなライブなんだ。セットに新曲をいくつか加えたんだけど、ファンの反応もとてもいいよ。



J:新作からはどの曲をプレイしているのですか?



M:You tubeで流れてみんなに知れ渡ったRedemptionとアルバムの第一弾シングルになるFalloutだよ。



J:どちらの曲も素晴らしいですが、個人的にはWhere dreams go to dieがライブで聞きたいですね。この曲は本当に名作だと思いますから。



M:君がそういってくれたのはいいな。バンドの皆もそう思ってるからね。この曲が次にリハーサルしてセットに加えられる曲になるよ。パーカーが書いて渡してきて、僕が少しアレンジしたんだ。ちょこっとパートを付け加えたり手直しして出来上がった時、僕達はああ、きっとこれは特別な曲になるなって思ったよ。曲の構成が良く取れていて、その上クラッシックなQueensryche的ギターハーモニーがあるからね。



J:あなた方は長い間活動してきて、曲作りはそう難しいことではないと思うのですが、今回このように(曲作りの際に)バンドに活気が戻ったことには驚きましたか?



M:Queensrycheはその辺の結婚よりも長く続いてきたバンドだし、どのビジネスでもそうだと思うけど時が経つにつれ人も変わるし、そして変わりすぎる人も出てくる。マンネリ化して、行き詰ってしまったら、新しいことを見つける必要がある。それにね、観客の言うことにも耳を傾ける必要があるんだ。僕には観客が古い曲をやってくれと叫んでいるのが聞こえるし、イヤーモニターをつけてたって、“EPから、Warningから何かやってくれ!”って叫んでいるのが聞こえるんだ。だからなるべくして起こったということだよ。自分のやりたい独自の方向がある人は、変化を起こさないといけないんだよ。



J:あなたはさきほどクラッシックなギターハーモニーという点に触れましたが、もちろんあなたはそれで名が知れているわけです。パーカーとのレコーディングはどういった感じだったのでしょう?お互いの領域を押し広げたりしましたか?



M:パーカーは確立したギタープレーヤーだ。QRのスタイルにいかにおさめていくかという点だけだったんだけど、彼は本当に成長してQRスタイルに溶け込んでいったんだ。僕はメイデンやプリーストを聞いて育ったから、ギター2本のハーモニーは大好きなんだけど、パーカーは素晴らしいプレーヤーだからその点、上手くいったと思う。パーカーはまだまだ成長できる奴だし、若くてエネルギーにあふれていて、自分より2倍以上も年上の僕たちとバンドにいるのがすごく気に入ってるんだ。過去にはバンドの状況によって、曲作りに貢献できなかったけど、今はそれが出来る。彼は新鮮なアイディアを持ち寄ってきて、皆でバンドとして集まって作り上げているんだ。そしてプロデューサーにジム・バートンを起用している。彼は過去3枚の大作に関わっているからね。彼は僕らは今とても特別なものがバンドとして出来上がっていて、彼もその一部として関わりたいと言ってくれたんだ。



J:パーカーがこの曲を持って来た時、あなたはショックを受けましたか?



M:うん、だって僕は今まで彼が作った曲を聴いたことがなかったからね。彼は僕たちのためにステップアップしてくれたから、僕たちも彼がちゃんとバンドの一員であるようにしたんだ。雇われの外部ライターなんかじゃなくて、彼は(スタジオに)ちゃんと現れて、(曲を)しっかりと提供してくれたんだよ。



J:ここ近年の作品では、曲作りは少し軌道から外れてしまったようなのですが、トッドが新しく加入した後、曲作りはどのように進展して行き、またこうしてアルバムが早く完成していったのでしょうか?



M:このアルバムはバンドとして全員が参加して作り上げられたものだ。トッドは実力のあるドラマーだし、エディは歌詞とメロディーに抜群の耳を持ってるし、スコットはリズムとオーケストラ編成の素晴らしいアイデアを持ち込んでくる。皆がアルバムに貢献しているんだよ。前は、“僕がコレを書いて、この曲はこうなるべきだから”って感じだったんだけど、今は“で、どう思う?”ってね。Redemptionに関しては、僕がメロディーラインを提供して、歌詞が出来上がった。Falloutの歌詞とメロディーはエディによるものだ。トッドはとてもオープンだから、皆の意見を聞きたがるんだ。彼はそういうやり方が好みなんだよね。彼はただ歌詞を書くだけじゃなくて、音楽的な面でも実際にいろいろ助けてくれているのさ。



J:このアルバムでは、あなた方はようやくファンが望んでいるものに気付いたという感じなのですが、アルバムを通してモダンかつクラッシックなQR的なサウンドだと思います。クラッシックでありながらも、型にはまらないようにと心がけて曲と書きましたか?



M:こうしてエネルギーが戻ってきて、バンドの重要な財産である3人の創設メンバーがいて、まるでDNAに組み込まれているような感じだからね。君の言っていることは正しいよ。ファンの言ってることに僕達は耳を傾けた。ネットを通じてファンが何を望んでいるのかを自覚する必要があったんだ。自分の書きたいものを書くという以上に、ミュージシャンでいるというのは奥が深いものなんだ。オープンマインドていて、皆の意見に耳を傾ける必要があるのさ。曲を書いている時は、その曲がファンに語りかけられるかどうか分からない。だから僕達は初期のアルバム5枚からのセットを組んでみたら、ファンはとても気に入ってくれて、一体感が生まれた。その時僕たちには新しいアルバムで何が望まれているかた分かったんだ。



J:あなたはこうして伝統的なメタルのアルバムをレコーディングするにあたって、どのような機材をスタジオに持ち込みましたか?



M:このアルバムのギターは僕の家にあるスタジオ、ウォーターシェッドスタジオで録音されたんだ。スタジオにはクラッシックな過去の作品に使ったアンプが全て揃ってるんだよ。僕とクリスが長年シグネチャーサウンドして使ってきたのがローランドJC120なんだ。クリーンな音がコーラスで出せてそれがシグネチャーサウンドなんだよね。だからジェームスがスタジオに来た時、彼はこれこそがRycheサウンドだからってことで必ずこのアンプを使うようにって事に決めたんだ。僕達はほかにもいろいろなアンプを使ったんだけど、中でもRedemptionのヘヴィな音を出すのにはクランクアンプを使用したよ。



J:あなたの弦から出てくる音のトーンがとても素晴らしいのですが、どのディーン・マークリーを使ってるんですか?



M:ディーン・マークリーの10−46だけど、ドロップ・チューニングでは10−52だよ。いくつかの曲では11の弦も使ったし、バリトンの弦を使ったものもある。たくさんのトーンがあるのはジンボとやってるからだよ。彼はどうしたらいい音が出せるか良く分かっているからね。



J:ファンに提供できるサウンドが戻ってきたというわけですね。さて、ニューアルバムのカバーデザインはTri Rycheのロゴだけのシンプルなものですが、その意図については?



M:Queensrycheということだよ。バンドの象徴(のシンボル)ということだから。



J:あなた方のレコードレーベルは今の段階では、Queensrycheというバンド名を使用できなくなる可能性もあるというリスクを冒していると思うのですが、その辺については話し合いましたか?



M:僕たちにはたくさんの重要な人たちと組織、会社がついているし、僕たちのことを信じてくれていなければ、こうしてサポートしてくれていないと思う。詰まるところ、あの黒のローブをまとった一人の人間(裁判官のことですね)が決めることで、100%確実とは言わないけど、みんな僕たちの側を応援してくれていて、上手く事が運ぶと思っているよ。



J:さて、ここ数年の作品では、あなたが書きたかった曲が思うように書けなかったと思うのですが、曲を書き続けてきて、ずっと貯めてきたわけですか?このアルバムの曲の全ては新らしくかかれたものなのでしょうか?



M:このアルバムの曲は全て新しく書かれたよ。なにしろバンド内では、新しく吹き返されたインスピレーションで溢れていたからね。うん、それでそうだよ、僕はここ10年くらいずっとたくさん曲は書いてきてる。その上、ここ数年はその中からわずか数曲しか日の目が当たらなかったけど、ハードドライブにはぎっしり曲が詰まってるから、そのうちまた聞きなおしてみようと思ってるんだけどね。ただこのアルバムは全て新しくフレッシュにはじめたかったんだ。



J:多くのファンがここ近年のアルバムにはがっかりさせられたと思うのですが、この中の曲で、今になってみると、「え?これがQRの曲だったっけ、ほんとに?」と思うようなものはありますか?



M:人間というのは、いつだって物事が上手くいくよう、そして大衆からの意見がいいものであるよう望むものだよね。でもこうして長年バンドをやってるとさ、変わる人間も出てくるし、その変化が悪い方向へと流れてしまうこともある。僕たちはQRサウンドに忠実でいたかったし、たくさんのリスクのある変化は望まなかった。もちろんみんな、可能性、方向性を広げようとはしていたけれど、180度方向転換するんじゃなくて、過去を尊重しないといけないだろう?一部のファンに喜んでもらうっていうだけでは、ビジネス的にもいい決断じゃないよ。



J:ファンはみんな80年代からの曲がセットに加えられてとても興奮していますが、I am IやDisconnectedのような曲が加えられる可能性はありますか?



M:トッドは初期の5枚しか持ってないから、その中の曲しか知らないんだ。だから必要に迫られて、時間もなかったしこうなった。I am Iについてはもう言うまでもないよ。僕も大好きな曲なんだ。あ、Damagedもね。あのアルバムな大好きなんだ。今は僕たちバンドにとって、とてもエキサイティングな時だと思う。新しい曲をセットに入れることに焦点を当てているし、その上で長い間プレイしてなかった曲をまたおさらいしてるんだよ。



J:新しいラインナップへのファンからの反応はすごいですよね。このような弛まないサポートは予想以上でしたか?



M:もともとはこれはサイドプロジェクトの予定だったんだ、というのも僕達はマネージメントから今年は何もやらないって言われたから、それならこっちも生計を立てないとなってことでさ、僕達はお互いの音楽的趣味が合ってそしてQRのファンでもあったトッドに出会い、そこから全てが始まっていったわけさ。あのRising Westのショウで決定的だったのはファンなんだよ。彼らが“これこそが本物のQueensrycheだ!”って言ってきたんだ。これこそがファンが長年望んでいたQRだって言われてそれが起点になったんだよ。



J:まあファンがお金を払っているわけですから、彼らが決め手になるのは自然なことですが。



M:うん、で、僕達は本当にファンからのサポートには感謝している。ファンは僕たちと同じくらいエキサイトしてると思うんだ。僕達はこの(QRという)ブランドを立て直しているんだよ。で、それはファンのサポートなしではありえない。



J:レコードレーベルはたくさんの予約のセットを売り出して、すでにかなり売り切れていますが、レーベルはこうなることを予想していたと思いますか?



M:センチュリーメディアと契約した時、アルバムのマスターを渡したら、彼らは(このアルバムを)優先リストにしてくれたんだ。予約は予想の2倍以上ですでに製造プレスも2回以上追加されている。色違いのLPレコードとか、様々な興味深いパッケージが企画されているよ。



J:これからますますツアーが盛んになると思うのですが、ツアーの機材にはどのようなものが含まれていますか?



M:最近は飛行機で行かなくては行けないフェスティバルとバスで移動のツアーとあるんだけど、普通のツアーでトラックで機材を輸送する場合はクオリティの高い機材を持ち込める。でも飛行機だとそうはいかない。だから最近はツアーをするにあたって、フレキシブルに対応できないといけないんだ。だって10万人もの観客のいるフェスティバルから出演オファーが来たら、自分たちの機材を持ち込めないからって理由で断るわけに行かないからね。今のこの業界は競走が激しいし、トラベル用の機材も用意して準備してるんだ。センチュリーメディアはこれから15ヶ月間、ずっとこのアルバムをプロモしてくれるわけだから、僕たちもどんどんツアーに出て、アルバムをサポートししていくつもりだよ。


---QRは戻ってきた。長い間苦しんでいたファンたち、安心して欲しい。待つだけの価値は必ずある。このアルバムでバンドは復活をとげ、発売と共に新たなファンもたくさん獲得するに違いない。

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