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Michael WiltonコミュのMetalholic radio interview 日本語訳

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先日アメリカのラジオでオンエアされたインタビューです。新作のこと、バンドの状態、ツアーなどいろいろ語ってくれています。

Michael Wilton interview by Metalholic radio (May 26th 2013)



http://metalholic.com/michael-wilton-interview-queensryche-firing-on-all-cylinders/



インタビュアー(以下Rと略):今日はこうしてインタビューさせて貰えてうれしく思っています。パーカーとトッドが加入した後、あなたとスコット、エディには、エネルギーがまた戻ってきたと思います。そしてこのニューアルバムですが、Empie,Promised Landの後にリリースされたら良かったような感じですよ。



マイケル(以下Mと略):うん、みんなそう言ってるよ。インタビューやレビュー、ファンの皆もね。初期の5枚のサウンドに加え、創始者のメンバーがクリエイティブにまた立ち戻って作り上げた、モダンさとヘヴィーな感じが加わった作品だと思うよ。



R:私もアルバムを聞いてそう思いましたよ。さてアルバムタイトルですが、Queensrycheというのには再生,新たに生まれ変わったというような意味が込められているのでしょうか?



M:うん、このアルバムは(バンドが)生まれ変わって、新鮮なエネルギーが加わった、ある意味いろんな方向に改めて発射しているような感じなんだ。本当に素晴らしいと思う。ファンも気にいってくれてるし、業界でもいい評判だ。



R:その通りですね。アルバムは6月の後半に出るそうですが、私はラッキーにも聞くことが出来て、早く他のファンの皆さんにも聞いてもらいたいですよ。さてプロデューサーにジンボ・バートンを起用した件ですが、彼はもちろん過去の作品、Mindcrime、Empire、Promised Landを手がけている訳ですが、彼を起用したのは、やっていて仕事しやすいからという理由ですか?それとも過去6枚の作品のようなサウンドを作り上げたいという意図からでしょうか?



M:うんそうだよ。ジム・バートンとはずっと連絡を取っていたからね。あ、ところで発売日はね、アメリカで6月25日だよ。で、彼はね、僕らのまとめ役で、それぞれのプレイのスタイルとか良く把握しているからね。だからミックスの段階で彼に来てもらってバンドをまたリチャージしてくれたっていうのは当然の成り行きだったんだ。



R:あなた方は本当に素晴らしい仕事をしたと思いますよ。で、新加入のトッドですが、彼のボーカルスタイルはバンドのサウンドにとても忠実です、しかもジェフのクローンでなくて、ちゃんとシグネチャー的な歌い方を抑えているところが素晴らしいですよね。しかも新作でもそれが活かされていて感動しました、なにしろ過去の作品でやるというのとまた違うレベルですからね。



M:その通りだよ、彼はとてもスムーズにバンドにはまったし、ファンも受け入れてくれている。彼は本当によく歌い方を把握していて呼吸のとり方から、曲の合間まで良く分かっている。僕たちが彼を見つけて、こうした才能を発揮してくれて素晴らしいと思うよ。そして新しいアルバムでは彼自身の良さも輝いていると思う。



R:トッドはギターやドラムも出来て、曲も書けるんですよね。新しいレコードの製作過程で、彼の貢献という面ではどのくらいインパクトがあったでしょうか?



M:このアルバムはバンド全員が参加した作ったものなんだ。外部のソングライター一切なしでね。トッドは彼の要素を持ち込んできて、クリエイティブな面で貢献している。とても真摯な人柄だし、バンド内には、今エゴがまるでない。ドラムパート、ギターパート、歌詞、どれをとっても何か意見があったら、みんなでオープンに発言するんだ。公平で、とてもやりやすい素晴らしい環境だよ。



R:さてあなたは旧友のクリス・デ・ガーモと長年クリエイティブな共作面という点で頂点にいました。パーカーが加入して5年ほど経ちましたが、彼とのケミストリーはどのような感じでしょう



M:パーカーが、バンドに加入した時、僕が彼に言ったのは、クリスのパートを出来るだけレコードに忠実に弾くことが、君に出来る一番のことだよってことだった。彼はその通りにやってくれて、今では自分のスタイルが出来たと思う。(クリスがやめて以来)今までの誰よりも受け入れられていると思うし、僕たちよりずっと若いけど、その分新しい要素を持ち込んできてくれるからいいよね。で、ニューアルバムでは曲も書いていて、彼の書いたWhere Dreams go to dieは今、世界中でとても話題になっているよ。



R:彼はクリスのスタイルを見事に受け継いだとのことですが、ニューアルバムではクリスのようなスタイルで曲が作られましたか?それとも彼独自のスタイルがもっと反映されているのでしょうか?



M:彼がQueensrycheの世界に来る時は、バンドとしてチューニングしていると思うけど、ソロの時なんかは彼らしさも出てきているんじゃないかな。新しい色彩を加えてくれていると思うよ。でも僕達はこうして弾いて欲しいとかいうような指示は決して出さないからね。皆やるべきことは把握しているし、協力して(Queensrycheという)ブランドを作り直しているんだ。



R:さて、あなたは前作ではクリエイティブな面で貢献できませんでしたが、今回のアルバムにはどのくらい今まで書いて眠っていた曲が表に出てきたのでしょう?



M:たくさんの音楽が僕のコンピューターのハードドライブに詰まってるんだけど、実の所、このアルバムではとても新鮮なアプローチを取ったんだ。っていうのもやる気が満々だったし、みんなのエネルギーレベルも高かったからね。だからこのアルバムで書いた曲は全て新しいんだ。Don’t Look Backって曲が初めに出来たんだけど、トッドに渡したら一週間以内に歌詞が返ってきた。こうして曲作りが進んでいったんだ。



R:トッドがたくさんの歌詞を書いたのは分かっていますが、Redemption, Vindication,Don’t look back, Fallout さらにWorld Withoutといったようなタイトルからして、どうも何かテーマのような物が共通して感じられるんですけど?



M:うん、まあいろいろ読み取ってくれていいと思うけど、RedemptionやVindicationは懐古的な面があると思うけど,Falloutは実はベースのエディが書いたんだ。だからこのアルバムは皆が貢献して作り上げたものになっている。エディはメロディーや歌詞に大いに貢献しているし、トッドも同様だよ。パーカーはWorld Withoutの全ての歌詞を書いた。だからバンドとして協力し合って、みんな本当にエキサイトしながら作り上げたアルバムなんだ。



R:私の現時点でのお気に入りは、In This Lightなんですが、この曲のバックグラウンドはどういった感じでしょう?



M:In This Lightはスコットが書いた曲なんだけど、彼のファンに対する思いをさらけ出したというようなとても心のこもった曲になっている。素晴らしい曲だし、ラジオできっと流れると思う。とても回想的だし、Queensrycheらしくて、たくさんのファンにとってきっととても特別な曲になると思うよ。



R:そうですね。さて、30年というキャリアであなた方はミュージシャンとしても人間としても成長したと思うのですが、その上にテクノロジーの進化も加わりました。過去と現在をつなぎ直すといったような、そういった意味で過去のEPをトッドのボーカルでレコーディングし直そうと思ったことはありますか?



M:うん、その意味では、すでに過去を訪れなおすという点で、ライブで実現されてると思うよ。だから再録っていうのはない。あのEPの曲の数々はそのままでいいと思うし、ファンもそれで納得してくれると思う。



R:そうですね、トッドと共にそういった数々の曲をライブでこれからも演奏していくわけですし。理由がどうであれ今までプレイされなかった往年の名曲の数々がセットに入っているわけですが、新しい曲はどれくらいセットに入るのでしょうか?



M:うん、RedemptionとFalloutはセットに入れたし、これからアルバムが出るにつれてもっと加えられると思うよ。素晴らしいのは新曲は昔のアルバム5枚のセットにぴったりとはまるんだよね。で、EPの曲だけど、ショウをQueen of the Reichで始めるとさ、トッドが初めのスクリームのパートを決めると観客の顔がマジで口をぽかんと開いたままになるんだよ。わー、一体誰だ、こいつって。僕達は観客の反応からエネルギーをもらったりするわけだけど、トッドを初めてライブで見た観客から、こういった反応を見れるのは素晴らしいよね。



R:私も長年のファンですが、Queen Of the Reichはもうかなり前からやっていなかった曲なので、こうしてまたライブで見られるというのはうれしい限りです。さて、Queensrycheというバンドは昔から品格のあるバンドとして定評がありました。ここ1年あまり、様々なことが起きて、困難な状況に陥ったわけですが、そう行った時でもプロ精神を失わず、品格を維持してこられたのは素晴らしいことだと思うんですよ。多くのファンも同じように思っているはずです。



M:その件に関して加えるけど、初期の頃、クリスと僕、そして他のメンバー達と共に僕たちは本当に一生懸命働いたんだよ、ツアーにつぐツアーで家族を離れ、世界中を周り、一生懸命にこのバンドを品格のあるバンドに作り上げていったんだ。数え切れないほどのバンドのオープニングとしてツアーしまくった。本当に素晴らしい時代だった。僕達はあの頃のように続けて行きたいんだ。僕達はファンを尊敬しているよ。ファンもそうだと思う。リスクを冒していくんじゃなくて、バンドのモラルを維持していくっていうことだよね。ファンに対して尊敬の念は持たないといけないよ。僕達は彼らの言うこともちゃんと聞くんだ。ライブでプレイする曲で中には事情があって出来ない曲もあるけど、お互い尊敬しあっている関係なんだ。僕の個人的な意見として、Queensrycheは品格のあるバンドだと思うし、これからもそうして続けて行きたい。



R:私はあなたがたはいつもそうした品格のあるバンドだと思っていましたし、この1年の出来事に関してもとても上手く対応されてきたと思います。さて、インタビューを終える前にいくつかの楽しい質問があるのですが、あなたが家族以外で一緒に時を過ごせるとしたら、現在過去未来を含めて誰を選びますか?そしてその理由は?



M:わー、君は今ミミズの穴を掘り起こしたようなもんだ(笑)えーっとそうだな、ミュージシャンという観点からしたら、ジミ・ヘンドリックスかな、地元だし聞きながら育ったしね。生きてる人だったらジミー・ペイジだな、会ったことあるけど、もっといろんなギターの話とかしたいよ。あとジム・モリソンの頭の中に入ってみたいとか、クレイジーだよね。ブルース・リーからカンフーのレッスンを受けてみたいとか、はは。



R:(笑)私がこの仕事を始めた当初、周りからこのQRってバンドをチェックしろよと皆に言われたものです。30年後の今、あなたがこのバンドはぜひ聞いてもらいたいというようなのはありますか?



M:明らかにたくさんいいバンドはいるけど、地元のシアトルだったら、Soundgarden,Alice in Chains,Pearl Jamとか。他にももっといろんなバンドがあるけど、僕は若者のように詳しくないからね。で、いいと思うのはMastodonだな。いいプレイヤーが揃ってるしクールなバンドだと思う。テクノロジーのおかげでいろいろ聞けるようになったいい時代だから、もっと皆もライブの音楽をサポートして欲しいな。



R:その通りですね。さて今週の質問コーナーなんですが、あなたがTVのショウでのキャラクターになれるとしたら何でしょうか?



M:うーーん、僕はあんまりTVのショウは見ないんだよね。残虐なショウだけどスパルタクス(訳注:古代ローマの剣闘士のTVショウ)かな。彼になって世界中を蹴りまくりたいね(笑)



R:素晴らしいですね。(笑)ニューアルバムは6月25日発売です。マイケル、今日はどうもありがとうございました。ツアーでまた会えるのを楽しみにしていますよ。そして素晴らしいこのニューアルバムをサポートしたいと思います。



M:ありがとう。また今年の後半に話をしに来るよ。

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