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テニスサークルMATRIXコミュの軽井沢ツアー(魔界への誘い) by イチロー

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MATRIX活動報告2008年5月24〜25日

@終了しました@

24日(土)

 土曜日は午後から雨の予報。雨マークが消えないまま当日を迎えました。前夜までうんざりしてましたが、朝の7時は快晴。暑いくらいです。
 市川駅前に7:30の待ち合わせ。寝坊したというカズ坊はそれでもちょっとの遅刻で到着。まずは代表を拾いに行きます。

 8:00頃、無事に代表とボールを拾うと5乗で目指すは関越三芳SA。普通の土曜なので道路はすいすい。8:55には着いてしまいました。そこで爺号を待ち、代表を引き渡しました。

 それにしても森山さん号から連絡がありません。乗員のこっちゃんに何度かメール&電話するものの反応ありません。しょうがないのでアウディとBMWで先行。森山さんは女子ふたりを連れてどっか別のリゾートに行っちゃったんじゃないかとみんな噂し始めた頃、ようやく連絡が!

 どうやら先行2台よりちょっと遅れている程度の様子。タコ焼き食って腹ごしらえしてるみたいです。こっちゃんが送ってきてくれた写メには素敵な笑顔のアニキと新人ラオウが写っておりました。

 さて、あっちゅう間に軽井沢に着いてしまったアウディとBMWは、ランチを探しに旧軽井沢へ。なんでもらーきむは彼女が出来た時のための下見のための下見を重ねて30回以上軽井沢を訪れているそう。その彼がとっておきの食事処に連れてってくれるそうです。アウディの前方を走るBMWの車内はサンルーフを全開で光り輝くばかり。アウディ号の期待は高まる一方です。
 旧軽井沢へもすいすい。GWを外すと軽井沢とはこれほどまでに空いているものなのですね。

 車を駐めて旧軽井沢銀座をぶらぶら散策。
 らーきむはきょろきょろきょときょとしてます。例の食事処はことごとくつぶれているそう。そりゃ戦前の情報じゃ変わっていて当たり前です。
 ひと通り歩いたところで、とあるフレンチレストランに入ることにしました。その名もル・シェモア
 2Fというロケーションで、開け放した窓から爽やかな高原の風がそよそよと入ってきます。
 フレンチながらパスタランチも選べる中、筆者は本日の魚料理をチョイス。
 11:25には店に入っていましたが、料理が出てくるまでちょっと時間かかりました。
 やがて7人前がずらずらっとサーブされます。筆者が注文したのはアンチョビ風味のソースがかかったポワレ。ナイフとフォークを持ってさっそくいただきます。これがまたうまい。アンチョビがまたいい風味です。
 さらにサラダもドレッシングがうまい。フレンチドレッシングは隠し味のレモンが効いていました。
 そして食後のヒーコー。しつこいようですが、これがまた本当にうまいコーヒーでした。
 正直言うと量は物足りなかったのですが、美食を堪能して満足。満ち足りた気持ちで外に出れば空は明るく、雨は降りそうにありません。
 旧軽井沢ではその後教会などを見て結婚への夢を膨らませてからコートに向かいました。

 プリンスのテニスコートでアニキ号を含めて全員集合。岡の上にあるハードコートはすがすがしい森に囲まれてグッドロケーション。
 とりあえず女子3人は初対面に近い者もいるので自己紹介から。そしてさっそく練習開始です。
 中級以上コートでは代表がありがたくも玉出し、いや球出ししてくださり、普段できないような撃ち込みの練習ができました。

 和やかな練習が1時間を過ぎた頃でしょうか。ついにぽつぽつと降ってきました。
 やがて雨は本降りに。さすがの代表はすかさずインドアを手配。森の中のインドアコートに移動しました。

 こちらで2時間ほど練習。途中で買い出しレンジャー部隊が抜けます。
 買い物は付近のスーパー。バーベキューは寒そうなので中止。鍋としゃぶしゃぶに変更です。
 とにかく肉と酒を買いまくるレンジャー部隊。鍋部隊とシャブ部隊に分かれての買い出しはその後わかる痛恨のミスでありました。

 さて、こっちゃんとラオウはノリノリの買い出しの後みんなと合流して星野温泉へ。
 ヤロー3人は宿の鍵受け取りと宴会の事前セッティングのために先行します。
 出発はちょうど18時。
 そしてスーパーから宿まで36分。近い〜♪
 懐かしのログハウスは実にきれい。掃除が行き届き、かゆいところに手が届いた備品がありがたい。
 ヤロー3人飲まず食わずのまま献身的なセッティング作業。というのも、温泉組がすぐにやってくるからです。
 準備を終えるとシャワーを浴びて、みんなが揃うのを待ちます。
 19:30には温泉組が出発したと代表にメールが届きました。温泉は買い出ししたスーパーと宿との間。かかっても30分くらいで着くはずです。
 テレビを見ながら待つ3人。ところがいつまで経っても彼らは来ません。いつの間にか時間は20:30を越えてしまいました。

 その頃BMWを先頭に走る車列はモガディシオの米軍車輌部隊のように軽井沢を迷走していました。
 どうやらその理由は爺さんのスタンドプレー。下見のための下見のための下見を重ねて30回。軽井沢には相当な自信があったのでしょう。しかもBMW助手席にはめったに出現しない美女がいるとなれば、これぞ待ちに待った本番の予選! いいとこ見せて結婚につなげようと奮起して当たり前なのであります。
 代表はこの時のために地図を各車に配布していました。最良のルートにマーカーまでしてある配慮の行き届いたものでした。
 爺さんはそれをハナから無視すると、おれは詳しいんだぞとばかりに、自分の脳内ナビに従って出発。爺さんを信じるアニキ号もついていきます。
 ところがいつまで経っても宿を見つけることはできません。ぐるぐると走り続ける車、キレるコウジ、イラつくマユミ。
 どうしようもなくなった爺さんは宿に電話。箱根でもここぞとばかりに登場した自慢のハンズフリー通話システムの実戦再投入であります。そのため会話が車内に響きわたりました。
 電話に出た宿の方は道順を丁寧に教えてくれました。ところが爺さんはそれにいちいち自分の知識を持ち出して口を挟みます。ついに宿の人も、こちらの言った目印だけ見てればいいんです、とキレる始末。
 疲れきった車輌部隊がようやく暖かい宿に着いたのは21時前でした。乗員のみなさまは本当にお疲れ様でした。

 さて、みんなが揃ったら、早速宴会。温泉組が持ってた野菜を切ってもらい、キムチ鍋としゃぶしゃぶのスタートです。
 今回は代表の意向もあり、軽井沢というプレミアムな場所柄からビールもプレミアムモルツを大量購入。乾杯して食べ始めました。
 シャブ組はアクが出る牛を後回しにして豚からシャブしゃぶ。待ちに待った甲斐あってこいつがうまい!
 次々に肉を投入しては食いまくりました。
 ビールもかつてない勢いでなくなっていきます。みんな騒ぎながらとりあえず食欲を満たすのでした。

 やがて宴会はメンバーが入り乱れはじめます。
 ビールがなくなり、待ってましたとばかりにラオウが取り出したのは焼酎[魔界への誘い]。烏龍茶割りを作っては配ります。
 「魔界へ行くぞーっ!!」とのかけ声で乾杯。飲みまくりです。
 そんな中、カズ坊の酒だけ色が薄いよう。「これジャスミンティーですよね?」と飲み干すことを勧める魔界のラオウ。飲み干せばまた作られる烏龍茶割り。再び「魔界へ行くぞーっ!!」で乾杯すればまたジャスミンティー扱いです。その様子にまわりは爆笑。
 そのネタが毎回お約束になってしまい、乾杯の後ツッコまれないとカズ坊本人から「今回はいいのかよ」と催促する始末。
 ジャックも隣に陣取ったこっちゃんに飲まされまくる嵐のような夜です。

 ああ部屋の向こうではアニキが寝てる。これぞマトリックスツアーの夜、本当の佳境に突入のサインであります。

 いつの間にかカズ坊はグラスに手をかけたままダウン。
 いつの間にか魔界組へ混じったら〜きむは、「魔界転生」とか微妙なギャグを言いながら、ラオウと変テコな英会話で盛り上がってご満悦。空のグラスを指して“empty”と上機嫌です。その背後で「えんぷてぃ」と口だけ動かしながらら〜きむを指す代表。それに途中で気付いた爺さんは代表に襲い掛かっておりました。筆者はずっと笑い転げて腹が痛くてもどしそうになりました。

 夜も更けてきましたが、外は土砂降り。
 今回のツアーでは女子のために隣にあるログハウスをもう一棟借りていました。しかし、雨の中移動するのも面倒。メインのログハウスには広いロフトが2部屋あり、それぞれ独立した構造になっているため、女子も移動しないでそちらに寝ることになりました。
 そうなると、建物一棟まるまる空いてしまうことになります。

 宴会が進むにつれて盛り上がってきた、とある二人に、代表がそのログハウスの鍵をちらつかせます。
 しかしその某男子側に決断力というか行動力というか牽引力が欠けているのは昔からそう。何年経っても成長が見られません。
 彼のいつまでたっても煮え切らない態度に、その話は立ち消え。代わってみんなでその部屋を見に行くか、という流れになりました。

 玄関から一歩外に出れば土砂降りは続いています。一行は暗闇の中を進軍し、なんとか隣まで辿り着きました。

 そのログハウスはメインよりも小さく、寝室ふた部屋にベッドがそれぞれ2つの構成。
 きれいで居心地よさ気なのはメインと変わりません。

 居間のソファに何気なく座った某カップル。代表のサインに気付いたメンバーは二人を残して慌ただしく撤収。
 いつも冷やかし半分ではありますが、代表と筆者の工作により(一瞬)成立したカップルは数多し。カップル製造機と呼んでいただいても一向にかまいません。中にはこの二人がどんなに頑張ってもダメだったクライアントもおりましたが……。

 さて、メインのハウスに戻ってきたみんなは、当然女子が逃げ帰ってくると読んでました。
 ところがいつまで経っても音沙汰なし。
 これはバーリ・トゥードの無制限一本勝負のゴングが鳴ったのではないか? ああ、もうマウントからパウンドを繰り出しているのか、生々しくもガードポジションに移行しているのか!? ああ、それは文字通りのラバーガードかもしれません!!
 そこまで想像すると格闘技好きなみんなの血が萌え上がりました。
 すぐに米軍海兵隊特殊急襲偵察中隊が編成されます。
 きびきびと指揮を取るのは森山中将であります。
 ラオウはニコニコしながらノリノリ。ワインやつまみを集めて装備します。
 さあ行くぞ! と厳しい中将の声に率いられて中隊はミッションスタート。
 激しい雨の闇をついて目標のハウスへと到達しました。
 標的に気付かれないように玄関に接近。突入のためにそっとドアレバーを下げようとします。ところが鍵がかかっている!
 これは、室内では本当にグラウンドの攻防に移行しているのかもしれません。
 中隊は窓からの偵察を試みますが、ぶ厚いカーテンに阻まれて中は見えません。
 その時ドアを内側からドンドンと強く叩く音が響き、みんなびくっとしました。
 まるで偵察に気付いた室内の男子が「お前ら早くどっか行け!」とメッセージを発しているよう。
 中隊はそれでもなんとかミッションを完遂しようと粘りましたが、取り付く島もなく、再び「どっか行け二人にしろコノヤロー」とドアが鳴ったので、すごすごと撤退することになりました。
 後に森山中将は、この時ハウスの中から悲鳴でも聞こえてこようものなら窓を破ってでも突入するつもりだった、と述べました。まさに男の中の男であります。
 メインのハウスに戻ればもう夜は更け、そろそろ寝る時間。おまゆは寝る支度、石井君は宴会の席でもう寝てます。
 適当に寝る場所を確保して布団を敷くと、みんなすぐ寝てしまいました。
 外からはまだ激しい雨音がしていました。


25日(日)

 朝の5時半。
 ログハウスに携帯のアラームが鳴り響きました。誰かが布団の下に押し込んで音は小さくなりましたが、スヌーズで2度目に鳴った時はもう放置でした。
 7時を過ぎると三々五々起床をはじめ、階下ではぼそぼそ話し声が聞こえます。
 雨は小降りになりましたが相変わらず降っています。
 筆者は前夜の飲み過ぎが祟ったのか、心臓が苦しくてしかたありません。
 どうにか少しずつ後片付けに加わっていると、玄関に某女子の姿が現れました。隣のラジャナムダンで一夜を明かしたカップルの片割れです。
 奴のチャランボは効いたか? とみんな興味津々。某女子が笑いながら答えたところによると、闘志を高めようと電気消して話すことにしたら、もう男子が失神していたそう。相当飲まされていたので、ネリチャギを撃つ前にKOされてたようです。

 さて、みんな起き出すと前夜の激戦の跡片付けが本格的に始動。魔界から帰還した面々も元気に動きます。ところがジャックだけはダウンしたまんま。そんなに飲んでいたのか?

 石井君とおまゆは残り物を使って朝ごはんの支度です。致命的なことに塩と胡椒がない! 味付けが限定されるなか、なんとかおじやを作ってくれました。

 雨は細々と降り続き、テニスは予定通りできそうもありません。代表はコートの時間をずらしてもらっていました。

 ログハウスでゆっくりしてから、ゆるゆると出発。雨もあがり軽井沢の新緑が清々しい。
 アウディは昨夜キム車列が迷って1時間半かかったルートを逆に進んで軽井沢駅方面に向かいます。すいすい進んで、やっぱり30分ほどで目的地付近に着いてしまいました。
 時間が余ってしまったので旧軽井沢でスイーツでも嗜もうかと、寄り道です。
 道沿いを物色しながら進んで、これはと見つけたのがチーズケーキのお店。イートインもあって、軽くクッキーをいただいてからテニスコートに向かいました。

 テニスは12時から。いまだ時折霧のような霧雨のような細かい水滴が漂いますが、テニスには問題なし。死んでいたジャックも早い甦りで、ばんばん撃ち込んでます。
 2時間しっかりテニスを堪能した頃には雲も取れて晴れ間がのぞいてきました。
 みんなで集合写真を撮ったりしてからシャワーを浴びて再び集合。
 とりあえず腹が減ってる全員。おまゆお薦めの蕎麦屋へ向かいました。
 ジャズが流れる蕎麦屋はどうやら有名店。混雑していましたが、人数分の席は確保できました。
 なかなかの高級な雰囲気で値も張ります。ここでジャックがどーんと天ぷら蕎麦にせいろをダブルで注文。ん? 朝は随分調子が悪かったようだが……?
 出てきた蕎麦はさすがの旨さ。信州蕎麦の醍醐味を味わいました。

 遅い昼食が終わればみんなで旧軽井沢銀座をぶらぶら。最近の軽井沢については爺さんより全然詳しいおまゆによれば、ソフトクリームはミカドコーヒーが1番うまいのだそう。
 みんなで食べようかという雰囲気の中、こっちゃんラオウの二人が、ら〜きむにおねだり。ああ、こんな時こそいいとこ見せて結婚につなげなくてはもう未来がないら〜きむは、もちろん奢るに決まってます。もちろん女子だけに。

 モカソフトをおいしくいただいた後は、名店にて名物(だそうです)のジャムなどお土産に所望すれば、そろそろ軽井沢ともお別れの時間。
 爽やかな新緑に別れをつげながら、車列は高速入口へと向かいました。

 高速道路を走るアウディ。車内後部座席では代表がおまゆといちゃいちゃし始めました。二人は前席との間にカーテンをひこうとして、むっとしたドライバーのカズ坊の運転が荒くなる一幕もありましたよ。
 途中、寄居と三芳にて休憩を挟み、各車無事に帰宅いたしました。

 それなりに事件があったものの、終わってみればなぜか爽やかな印象が残る今回のツアー。新生マトを象徴するようですね。これからのツアーもこの方向でいきますので、次回も楽しみにしてください。

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