■[FDA][CAM]FDAはSTDを予防したり治療できると嘘の宣伝をしている薬物をインターネットで輸入・販売している企業に警告 FDA Warns Companies Importing and Marketing Drugs Over the Internet that Fraudulently Claim to Prevent and Treat STDs March 6, 2008 http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01803.html FDAは本日、性感染症(STDs)予防及び治療用の未承認・不正表示医薬品をインターネットで消費者に販売していた6つの米国企業及び1つの外国企業に警告文書を発行した。 これらの製品のうちの一部には「FDAが認めた」と虚偽の主張をしており、一部は「通常の医薬品より高い効果がある」と宣伝していた。製品名はTetrasil 、Genisil、Aviralex、OXi-MED、Imulux、Beta-mannan、Micronutrient、Qina及びSlicPlusである。これらの製品を使用している消費者は直ちに使用を中止し、これらの製品によると思われる何らかの体調不良があれば医師に相談すること。 (これらの製品は「ナチュラル」「銀(酸素・電子)の殺菌作用」「キレート作用」「免疫力を高める」「特別なハーブ」などと謳っている。)
■[FDA]ヘパリンの汚染物質スクリーニング法 FDA releases information on two tests that manufacturers and regulators can use to screen heparin for contaminants 3/6/2008 http://www.fda.gov/cder/drug/infopage/heparin/default.htm キャピラリー電気泳動とプロトンNMRの二つの方法が提供されている。 汚染物はヘパリンと極めてよく似た物質で、普通の試験では検出できない。また汚染の程度は5-20%とかなりの量である。 (ドイツでも別の会社のヘパリンがリコールされている)
■[FSA]皮付きヒツジ肉(スモーキー)に関する研究について情報更新 Update on further research into skin on sheep meat (smokies) Thursday 6 March 2008 http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2008/mar/smokies0803 2007年9月に、FSAはスモーキーと呼ばれる皮付きヒツジ肉について新しい研究を行うよう助言した。Central Science Laboratoryがヒツジのライフサイクルで使われた医薬品が皮に残留しているかどうか、消費者にリスクとなるかどうかの研究を行うことになった。 その研究は4月に開始される予定だったが、時期を早めることができて2008年2月1日に開始し2009年4月30日には終了する予定である。この研究の重要なポイントは、現行の動物用医薬品休薬期間が有効かどうかである。