■[論文][汚染物質]英国の個人の尿中デオキシニバレノールは穀物摂取量と相関する Paul C. Turner et al. Environ Health Perspect 116: 21・5 (2008) Urinary Deoxynivalenol Is Correlated with Cereal Intake in Individuals from the United Kingdom http://www.ehponline.org/docs/2007/10663/abstract.html カビ毒デオキシニバレノールが尿中から検出されたのは300人中296人で、その量は穀物摂取量と相関していた。特に全粒粉。一部の人はヨーロッパTDI 1000 ng/kgを超える。
■[汚染物質]最終製品の厳密な検査は緩和できる ユニペクチンのプレスリリース Rigorous control of end products can be eased! 14.12.2007 http://www.unipektin.ch/news/item.asp?nid=88&pmid=0 2007年8月8日以来、最終製品215及び原料48検体のグア粉末含有製品を検査した。PCP含量は全ての検体で0.01 mg/kg以下で、ダイオキシンについては263検体中48検体で0.4 pg未満が検出された。 原料供給業者での検査や監視は現在も実施中であるが、当局と相談してこうした厳しい完全検査は将来的には緩和できるであろうと結論した。 不幸なことに汚染源は未だわかっていない。スイスとヨーロッパ当局による分析が行われ、India Glycols社のグア粉末にPCPとダイオキシンが含まれることは確認された。
■[FDA][CAM]FDAは調合閉経期ホルモン療法薬物を取り締まる FDA Takes Action Against Compounded Menopause Hormone Therapy Drugs January 9, 2008 http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01772.html FDAは、いわゆる「生物学的に同等なホルモン補充療法」又は「BHRT」が安全で効果があると虚偽の主張をして販売していた7つの薬局に警告文書を送付した。 これら製品にはFDAが認可していないエストロゲンやプロゲステロン、エストリオールなどのホルモン類が含まれ、FDAの認可したホルモン補充療法用薬剤よりナチュラルだとか優れているとか、アルツハイマー病やがんなどを予防したり治療したりできると宣伝していた。これらは患者を誤解させるものである。
■[EFSA][農薬]フベリダゾールの農薬リスクアセスメントピアレビューに関する結論 Conclusion regarding the peer review of the pesticide risk assessment of the active substance fuberidazole 09/01/2008 http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178676669344.htm ADI 0.0072 mg/kg bw/day AOEL 0.0036 mg/kg bw/day ARfD 0.08 mg/kg bw/day