世界がん研究財団の報告書とはこれ EurekAlert (http://www.eurekalert.org)より 新しい報告書は、がんのリスクを減らすためにどう食事内容を変えるべきかを示す New report shows how our diet must change to cut cancer risk 1-Nov-2007 http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-11/bmj-nrs110107.php 今週世界がん研究財団World Cancer Research Fund (WCRF)が発表した報告書は、我々がもしがんのリスクを減らしたいのなら、食事内容をどう変えればいいかを示す。 この報告では肥満により食道・結腸直腸・膵臓・乳・内膜・腎がんのリスクが増加し、集団の平均BMI 21-23のあいだが目標であると結論している。 英国では成人の平均BMIは約27で、上述の範囲内だったことは1940年代以降ない。 さらにアルコールは口腔・咽頭・喉頭・食道・結腸直腸・乳・肝がんのリスクを増やし肝硬変の原因となる。現在の英国の摂取量上限を下げること薦めているため、目的達成のためには飲酒習慣の変更が必要である。 野菜や果物ががん予防効果があるという根拠は信頼性が低いが、毎日5単位の野菜や果物を食べるべきだとしている。この助言を達成するには集団での平均摂取量が約7.5単位である必要があり、これは現状の2倍である。 この報告書の新しい、そして主要な結論は、赤身の肉及び加工肉が結腸直腸がんを誘発するだろうということである。これは赤身肉や加工肉を多く食べる集団が、最も少なく食べる集団より約30%結腸直腸がんリスクが高いといういくつかの研究結果に基づいている。従って集団での赤身肉や加工肉の平均摂取量は週に300gを超えないことを推奨している。 世界の多くの地域ではこの目標値は達成されている。英国では現時点の週の平均摂取量は男性970g女性550gであり、目標達成のためには大きな削減が必要である。