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食品安全情報blog mixi支局コミュのミルク中ビタミンK−Anleneリスクアセスメント

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NZFSA ニュージーランド
■ミルク中ビタミンK−Anleneリスクアセスメント
Vitamin K in Milk Anlene Risk Assessment:
7 August 2006
http://www.nzfsa.govt.nz/science/risk-profiles/vitamin-k-milk-anlene/vitaminkinmilkanlenetechnicalreport.htm

ビタミンKは天然には二つの形態で存在する:フィロキノン(植物)とメナキノン(細菌)である。ビタミンK(フィロキノン)の推奨摂取量は設定されておらず、用量反応相関もわかっていない。メナキノンとしてのビタミンKは腸で細菌により合成される。
ビタミンK欠乏は稀で、通常脂質吸収不良疾患患者が主である。欠乏症は一日10microg未満の摂取の場合におこる。健康なヒトに大量に与えても有害事象は見られないため上限は設定されていない。ビタミンKは大量投与で発ガン性があるのではないかとして研究されてもいるが現時点では関係は認められていない。
米国とニュージーランド・オーストラリアでの適切と推定される摂取量は年齢により15-120 microg/日である(表)。
Anleneがミルクに添加している量は200 mlあたり40 microgである。
ビタミンKは脂溶性であるため脂肪の多い食品からの生物学的利用度は低脂肪食品より多い。ビタミンK摂取源となる食品としては緑色野菜や葉物野菜、大豆油やキャノーラ油である。普通のミルクは100gあたり1 microg未満である。合成ビタミンKの生物学的利用度は2-20倍高いとされる。
欧米での平均摂取量は一日80 microgである。Anleneミルクを一日400ml飲むと推定摂取量が60-120 microg/日になる。この用量のビタミンKが健康な成人や3才以上の子どもに有害であるという根拠はない。
抗血液凝固薬(ワルファリン)を飲んでいる人の場合、この製品の摂取は薬効に影響する可能性がある。

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