食品安全情報blog　mixi支局コミュの間違った栄養情報と闘う

EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より
■間違った栄養情報と闘う
Fighting nutrition misinformation:
7-Apr-2006
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-04/cfb-fnm040706.php

今月American Dietetics Associationは最新の立場表明更新　－食品と栄養の間違った情報　を行った。これはメディアについて多く語っている。
今日の栄養教育においてはメディアはキングである。最も大きな影響があるメディアは雑誌・テレビ・本・新聞・インターネットである。
メディアの正確さをどうやって評価するか？簡単に避けられる4つの不正確さは　１）相関関係を因果関係と報告 2)研究の結果をその研究では対象としていないより広い範囲に一般化する　３）効果を大げさに言う　４）一連の事象のたった一つの関係を将来の予想とする
メディアの栄養教育における重大性を鑑み、この声明では栄養に関する研究を報道す
るジャーナリストに以下の助言を行っている。
・その研究は信頼できる機関による適格な研究者によるものか？
・予備的研究か？他の研究で同様の結果が出ているか？
・研究対象は充分大きいか？期間は充分長いか？
・誰がその研究に出資し、出資と関わらず研究が成り立つか？
・ピアレビューがなされているか？
・その報道には「証明した」「原因である」といった絶対的用語を避けているか？
・報道は適切な文脈を反映しているか？
・その結果はごく一部の人にのみ適用されるか？
Position of the American Dietetic Association: Food and Nutrition Misinformation
doi:10.1016/j.jada.2006.02.019
http://www.adajournal.org/article/PIIS0002822306002021/abstract　　