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食品安全情報blog mixi支局コミュの表示のための軟体動物評価に関するNDAパネルの意見

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EFSA EU
■表示のための軟体動物評価に関するNDAパネルの意見
Opinion of the Scientific Panel NDA related to the evaluation of molluscs for labelling purposes
16 March 2006
http://www.efsa.eu.int/science/nda/nda_opinions/1396_en.html

シーフードは魚・甲殻類・軟体動物からなる重要な食品カテゴリーである。魚や甲殻類に対するアレルギーについては2004年のNDAの意見で扱っている。軟体動物は海水・淡水・陸上に棲む10万種以上の生物からなる巨大で多様なグループである。ある種の軟体動物は重要な食糧である。またスープやソースやすり身などの加工食品に加えられることもある。巻き貝やカキ・アサリ・イガイ・イカ・アワビ・タコなどに対する食物アレルギー反応の報告がある。軟体動物アレルギーの自己申告率は約0.15%から0.4%まである。
軟体動物の主要アレルゲンは筋タンパク質トロポミオシンである。トロポミオシンは甲殻類やチリダニ、ゴキブリその他の昆虫などにもあるアレルゲンである。構造のわかっているトロポミオシンは軟体動物や甲殻類で類似性もあるが違いもある。軟体動物にはトロポミオシンの他にも多数のアレルゲンがあるが、詳細は不明である。血清学的・臨床的に軟体動物と甲殻類やハウスダストのダニとの交叉反応性が報告されている。軟体動物アレルゲンは魚アレルゲンとは交叉反応性はないが、アニサキスの寄生している魚に軟体動物アレルギーの患者が反応する可能性はある。
軟体動物のアレルギー誘発性は食品の加工によりあまり減少しない。トロポミオシンのアレルギー誘発性は熱耐性である。他の軟体動物アレルゲンのアレルギー誘発性は加熱で消失するものもあるが、逆に加熱でアレルギー誘発性が増加するものもある。
臨床症状を誘発する最低用量についての情報はほとんど無い。一つの乾燥巻き貝による二重盲検プラセボ対照食物投与試験では、反応は数百mgの範囲で観察されている。

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