■食べることと体重は特定ニューロンで調節される Eating and body weight regulated by specific neurons 13-Sep-2005 http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-09/yu-eab091305.php 食べることと体重の短期制御には食べることを促進する系と食べることを抑制する系の二つの神経系が関与していることを示す直接的証拠が得られた。 食べることにはagouti-related peptide-expressing (AgRP)ニューロンが必須である。このニューロンにトリジフテリア毒素受容体を導入したトランスジェニックマウスを作成し、マウスが成長してから毒素を注入することで特定神経細胞を殺したところ急性の食欲不振を発症し、血糖値や血しょうインスリン及びレプチン濃度が著しく低下した。これまでのトランスジェニックマウスによる実験がうまくいかなかったのは発生時期に神経細胞が代償する機構による。この系では神経細胞の死亡が48時間以内と急速なので機能代償メカニズムが働く時間がない。 Nature Neuroscience, Published online September 11, in print: October 2005 Vol. 8 No. 10