食品安全情報blog　mixi支局コミュのドイツ栄養学会会長Erbersdobler教授による2004年栄養報告書

BMVEL　ドイツ
■ドイツ栄養学会会長Erbersdobler教授による2004年栄養報告書
9.December 2004
http://www3.verbraucherministerium.de/index-000EB2B1154811B888746521C0A8D816.html

この報告書によれば我々のライフスタイルと栄養摂取状況は望ましいものではない。運動量に比較してエネルギーの摂取量が多すぎ、甘いものと脂肪を摂りすぎている。また野菜と果物については一日400gをWHOが推奨しドイツ栄養学会では650gを推奨しているのに150gしか摂れていない。もし野菜や果物を推奨量摂れていれば男性では30%女性では20%ガンの発症率が抑制できるだろう。
大臣は「我々は運動と栄養のバランスをとらなければならない。このままでは将来の健康保険にかかる費用が爆発的に増加してしまう。」と語った。
またこの報告書では食物中の微生物や汚染物質についても報告している。有機塩素系汚染物質の母乳中濃度は確実に減少しており、心配はない。また衛生上の規制強化によりマイコトキシンレベルも減少している。
この栄養報告 2004「Der Ernahrungsbericht 2004」は書店または直接DGE MedienService, Bornheimer STR. 33 b, 53111 Bonn; （http://www.dge-medienservice.de/）で 24,00 ユーロ (本またはCD ROMどちらか一方)、または36.00 ユーロ (本+ CD ROM)で入手できる。