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河内長野環境守市民ネットワークコミュの10年におよぶ運動実り「不許可」決まる!!

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日野谷は水道水源保護地域。

建設残土処分場に反対し、水とホタルの里を守るたたかい

 産廃業者による建設残土の埋立てをめぐって争われてきた「日野谷問題」は、平成18年12月15日、河内長野市が「不許可処分」をおこなって最終決着、10年におよぶ住民運動は勝利の日をむかえました。

                         ◇
◎…平成9年9月26日、岡三興業は大阪府に「日野谷地区への建設残土埋立て事業」の許可申請を提出。住民のねばりづよい運動によって平成10年11月、河内長野市に「土砂埋立て規制条例」がつくられたことから、業者は平成12年4月13日、市に「許可申請」を出しました。

◎…平成12年6月30日、河内長野市長は岡三興業に対し「市長の指導および補正の指示に従わず、必要不可欠の書類の提出を拒んだ」との理由で埋立て申請を不許可にしました。

◎…同年9月29日、岡三興業は市長の決定を不服として大阪地裁に提訴しました。以後、14回におよぶ公判がおこなわれ、平成15年4月10日、「不許可処分の取消」の判決が言い渡されました。その内容は?この裁判は許可申請の手続に違法性があったかどうかを争うものであり、その手続きには不備はなかった。?埋立て計画の是非(実体的要件)については改めて審査すればよい、というものでした。

◎…河内長野市はこの判決を不服として大阪高裁に控訴、6回の公判がおこなわれましたが、平成16年9月10日、地裁とほぼ同様の判決が言い渡されました。

◎…河内長野市はただちに上告しましたが、最高裁は平成17年6月2日、「上告は受理せず」と決定しました。

                          ◇
 河内長野市は一連の判決を受けて、岡三興業の平成12年4月13日付「許可申請」に基づき再審査をおこなうことになり、平成17年8月26日、同社に対して「補正指導」の文書を送付しました(骨子は<もくじ8>に掲載)。それは、申請から5年が経過し、幾つかの状況変化をふまえて出されたものです。市では、この「補正指導」に対する岡三興業の「回答」を待って、“実体的な審査”に入ることになりました。

◎…しかし業者からは何の「回答」もなく5ヶ月が経過。市は平成18年1月30日、業者に「2月末までに回答がない場合は処分する」と通知。2月27日、業者より「6ヶ月待ってほしい」と連絡。市は6月21日、業者に対し「11月30日を最終期限とする」と通知しました。

◎…大阪地裁堺支部は6月27日、岡三興業の「破産手続き開始」を決定、11月13日に「債権者集会」が開かれました。11月22日「岡三興業元社長、詐欺容疑で逮捕」と新聞報道。

◎…11月30日、業者からの回答なく「期限切れ」となる。

◎…12月15日、市は岡三興業に「不許可」を通知しました。

                          ◇
 私たちは、将来ふたたびこのような事態が発生しないよう、引続き市民の命と水、環境を守るために活動してゆきます。

コメント(1)

はじめまして、この問題が発生したときは、まだ小中学生で、興味・関心はあっても、よく知ろうとはしてませんでした。河内長野は、川のいたるところに蛍が生息していますが、こういった危機を、皆様の尽力で回避していただけたことに改めて感謝します。

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