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リラの花会コミュの千年の森ミューズフェスティバルから

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るんるんるんるんリラの花会の会員のみなさん、こんにちは。きりこんです。


「音楽とは、なんとすばらしいものなのだろう」

今さらながら、そう思わずにはいられません。

アンコールの「ふるさと」の響きが、深い余韻を残して消え去ったときから
「このようなコンサートをどんな言葉に託して表現したらいいのだろう」
そう考え続けてきました。

「音楽を通して響きあうこころとこころ」

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8月2日、新潟県十日町市、千年の森ホールで開かれた、「千年の森 ミューズ フェスティバル」を聴いてきました。
我らが敬愛する、はにゃるんるんさんこと中村初恵さんが、ゲスト出演しました。
以下、はにゃるんるんと表記させていただきます。

開演に先立って、午後一時から、11人の小学生ヴァイオリニストたちによるロビーコンサートで「フェスティバル」の幕開け。

ファースト・ステージは、はにゃるんるんと、トランペットの石井憲一さん、ピアノの原恵子さんによるミニコンサート。
スポットライトを浴びてステージに石井さんが登場し、「追分」をイメージさせる開演を告げるファンファーレを演奏。誰もいない照明の落ちたステージ下手から、はにゃるんるんがアカペラで「アメージング・グレース」を歌いながら登場。はにゃるんるんのトークで原さん、石井さんを迎え、次の曲のヘンデルの「オンブラマイフ:愛しい木陰で」を解説。音量的には、どうしてもトランペットが強く響きがちだけれど、はにゃるんるんの声もよく通って、とてもよくバランスの取れた演奏。
続いて、原さんとのデュオで、ロシア歌曲から、リムスキー=コルサコフ/A.Kトルストイの「風ではない、高みから舞う風のように」。
はにゃるんるんのテーマソングともいえるこの曲。詩のこころをじっくり伝えようとするはにゃるんるんの間の取り方。美しい曲の流れに自然に乗って語りだそうとするピアノ。そこにほんのわずかな呼吸の違いが現れた部分はあるものの、聴く者のこころを捉えて離さない演奏。
続くキュイ/プーシキンの「私は貴女を愛した」では、ピタリと呼吸があう。
カッチーニ「アヴェ・マリア」は再びトランペットも加わって、ひたすら美しい淡々とした曲というイメージを超えた、起伏のあるドラマチックな編曲。

日本の歌は、「七つの子」「ひらいたひらいた」「浜辺の歌」。それぞれに魅力ある編曲。リリックで微妙な表現の歌が、ときにピアノ、トランペットの強めの響きにさえぎられそうになりながらも、しっかりとはにゃるんるんの表現は伝わってくる。
オペラのアリアからは、プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」から「私の愛しいお父さん」。この曲も、はにゃるんるんの定番。すばらしい。

最後の曲は、はにゃるんるんのトークの間に、トランペットが、一度舞台を離れて、客席後方から「君住む街角」を吹きながら再登場。ピアノとトランペットが演奏している間に、はにゃるんるんも退場。曲が「踊り明かそう」に変わった瞬間、上手側客席入り口から歌いながら登場。楽しいミュージカル「マイ・フェア・レディ」の象徴的なシーンを再現した。


鳴り止まぬ盛大な拍手は、アンコールの要求でもあったのだが、とりあえず第一部の終了ということで、残念だが、アンコールはなかった。

ファースト・ステージで、トークに歌に大活躍のはにゃるんるん。演奏のすばらしさもさることながら、それぞれの曲の紹介と解説、とくに、外国語の曲の詩の内容の紹介は、要領を得た簡潔なもので、演奏者としての、はにゃるんるんの曲に寄せる思いがお客さんにストレートに伝わった。
 
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セカンド・ステージの前半は、マエストロ久保田洋さんの指揮、若い芽の会ジュニアアンサンブルによる弦楽合奏で、モーツァルト「喜遊曲ニ長調K136」から第一楽章、早川正昭「夏」、ブラームス「ハンガリー舞曲第五番」の三曲。
細かい技術的な問題はともかく、若々しいはつらつとした立派な演奏。「夏」は、私も初めて聴く曲だったが、ヴィバルディの四季を彷彿とさせる響きがとても魅力的。グラーベ-アレグロ・ノン・トロッポ/アンダンテ/アレグレットの三部からなり、それぞれ日本人なら誰でも知っている、「海」などの唱歌や童謡が随所にテーマに使われて、とても親しみやすい作品だ。

セカンド・ステージ後半は、やはり、マエストロ久保田洋さん指揮で、千年の森オーケストラ、千年の森合唱団による宗教曲。
ヴィバルディ「グローリア」、モーツァルト「アヴェ・ベルム・コルプス」、バッハ「カンタータBWV156シンフォニア」と「主よ人の望みの喜びよ」、ラター「主があなたを祝福し」、そして、ヘンデルの「ハレルヤコーラス」。

ヴィバルディとラターでは、はにゃるんるんがソプラノソロを歌った。ビブラートの少ないはにゃるんるんの透き通るようなきれいな声は、こうした宗教曲では、敬虔な人々の集う、聖なる教会のドームからふりそそぐ天上からの響きにも似て、美しい。
アンコールは、「赤とんぼ」そして「ふるさと」。

千年の森楽友協会の主催によるこのコンサートは、十日町市公民館設置60周年事業だという。折りしも開催中の第4回妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」地元協賛イベントでもある。
地元新潟県を始め、東京、埼玉など、多くの合唱団や演奏者が参加し、記念すべき第一回の開催は大成功だったと言えよう。出演者たちと聴衆が、音楽を共有し、こころを通いあわせた、そう思う。

このコンサートを聴く機会に恵まれた私も、冒頭に触れたように、多くの感動を与えてもらった。こころから感謝したい。


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はにゃるんるんさんのHP
http://www.hatsue-music.jp/


写真一枚目は、ファースト・ステージ。はにゃるんるんを中心に、ピアノは原恵子さん、トランペットの石井憲一さん
二枚目は、「踊り明かそう」を歌い演じるはにゃるんるん
三枚目は、セカンド・ステージで、ソロを歌うはにゃるんるん    

コメント(7)

素晴らしいコンサートだったんですね!!

これはすごく行きたかったですねexclamation ×2

それに素晴らしいレポートとお写真とても楽しめました。

>カッチーニ「アヴェ・マリア」は再びトランペットも加わって、ひたすら美しい淡々とした曲というイメージを超えた、起伏のあるドラマチックな編曲。

いつか自分も差しさわりの無い機会に一緒に合奏したいものですあせあせ(飛び散る汗)
なんちゃって。。

「風ではない、高みから舞う風のように」は最近耳にはなれなくなって。。
ひそかにTpでさらっちゃったりしています。。。

なんて、書いちゃったらひそかじゃないですけど。。
私も新潟まで行ってきましたv(^o^)v

ソリストとして舞台や身体をいっぱいに使った表現、
何か美しい光が浮かび上がってくるかのような合唱、
そして、最後には合唱の一員として声を合わせていてとてもとても贅沢な時間でした。

はにゃるんるんさん、本当に歌うことが好きなんですね。
いつも以上にそんなことを感じ、幸せな気持ちやあたたかい雰囲気をたくさんもらってきましたよexclamation
>>きりこんさんクローバー
コンサートにお出で下さいまして、本当にありがとうございました。
写真も素敵に撮って下さり、日記も恥ずかしいほどに暖かいお言葉、
本当に心からありがとうございます。
新潟の方々は皆さん暖かくて、音楽への愛情もたっぷり!
とっても幸せな時間を過ごさせていただきましたるんるん

>> 未来中年さんるんるん
嬉しいコメントをありがとうございました。
風ではない ・・・ をTpでさらって下さっているなんて、
光栄です♪ リムスキー=コルサコフさんも喜ばれていると思いますウインク


>> 頭文字Tさま晴れ
先日は遠い中をおいで下さいまして、本当にありがとうございました。
暖かいコメントも、嬉しかったです。
そうですね、 
「音楽を歌を愛し、歌に救われ、歌と共に生きているんだなぁ」
ソリストとして舞台中央で歌った後、
ソリストの衣装のまま合唱を歌いながら、そう感じていました。

>>お読みくださった皆さま
これからも精進してまいりますので、
どうぞ応援をよろしくお願いいたします乙女座
未来中年さん、
コメントとありがとうございます。

「高み」をトランペットで、さらっておられる、お気持ちはよくわかりますよ。

いつか、はにゃるんるんさんとの競演を聴かせてくださいね。
頭文字Tさん、

会場にいらっしゃってくださったんですね。
ありがとうございました。

おっしゃる通り、まさに、贅沢な時間、幸せな気持ちやあたたかい雰囲気、・・・。ワタシも十分ひたって、堪能させてもらいました。

頭文字Tさんという、熱烈なはにゃるんるんさん応援団が、地方にもおられることがわかって、とてもこころ強く、うれしいです。

これからも、ご一緒に、はにゃるんるんさんの応援、がんばりましょうね。
>きりこん さま

コメントありがとうございますわーい(嬉しい顔)
新潟の次は…石川ですね(笑)

東京からはすこし遠いあせあせ(飛び散る汗)ですが、はにゃるんるんさんのこと、
ずっと応援させてもらってます。

私こそこれからもよろしくお願いします。
一緒にがんばりましょうムード
ムードリラの花会会員のみなさん、お知らせです。

はにゃるんるんさんのHPの演奏会だよりのコーナーでも、この千年の森コンサートの様子が、はにゃるんるんさんご本人によって、掲載されています。

はにゃるんるんさんがこのコンサートで、いろいろな方との出会いと、音楽を通して、何を思い、何を学び、何を感じたのか、・・・。


ぜひアクセスして読んでくださいね。

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