エンゼルギア・カウントダウンコミュの5/10 GM:Dr.リー タイトル「最終話 -BAD END-」

カウントダウンも最終回、ということで、
エンゼルギアの最終話のシナリオをやります。

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■ 今回予告
合衆国との歴史的大敗から絶望的な戦い、そして最後の抵抗。
ヤシマ統一帝国の敗残兵は瑞穂基地に立て篭もっていた。
周囲には大隊を越える合衆国兵に、空には無数のフーファイターの群れ。
それを囲むように控えるは、大天使ミカエルとかの者が従がえし達。

基地に篭る者達にはスピーカーから降伏勧告ががなり立てられる。
「武器を捨てて、降伏すれば悪いことにはしない。貴方たちは十分、戦った」
統一帝国戦災孤児院生命の泉協会の恩師の言葉にトゥアレタ達、
一部の者は投降を開始した。
だが、恩師の前に立つトゥアレタに突き付けられるは拳銃と銃音である。
「ただし、天使核を持つ堕天使は、その罪を自らの命であがいなさい。
アーメン」
「そして、基地に残るものたちも、堕天使を差し出しなさい。さすれば・・・」
この言葉は、ギリギリで繋がっていた基地の者達の絆を打ち砕いた。
天使核を持つ者は彼等の、今まで共に闘ったものたちから、
彼等のイケニエとなったのであった。

「お前と共に戦えた日々な、私にとって宝物だ」
覚悟を決めた伊音は、そうつぶやくと、折れた刀を投げ捨て、護身刀を抜く。
そして、最も信頼するものの名を呼び、いつものように告げた。
「いこう！」

「お父様の命令、・・・さよなら・・・」
静かに凍は拳銃を抜き、銃口を向けた。その前には彼女がいつも、
そしていつもではない表情を向けていた相手がいた。

眼下に争う人々を無感情に見据えセラビアの顔をした少女は、
足元のかつて人であったものを愛おしく抱いていた。
「やはり、変わらなかったか」

主を無くした司令室に転がる割れた眼鏡が、光を反射して煌めいていた。
そこに顕れた、薄く微かに開かれた"天国の門"から漏れた光によって。

エンゼルギア天使大戦TRPG The 2nd Edition
「最終話 -BAD END-」

本当に最後の戦いが
今、始まる

※ シナリオの目的は"BAD END"を迎えようとしている世界の運命を
書き換えようというものです。ネガティブではなく、運命を皆で打ち破ろう、
というロールをお願いいたします。

■ ハンドアウト
・PC設定
1) "BAD END"の世界のギアドライバー
ナビゲーター:八坂 凍(固定)
2) 分岐前の世界のギアドライバー
ナビゲーター:セラピア・パルマコン(固定)
3) "BAD END"の世界の完全機械化兵
# シナリオ上で設定が追加されます。
4) 分岐前の世界の指揮官
※ シナリオの性質上、シナリオをクリア出来ても、
悲しいENDになるPCが出ると思いますので、それをご了承ください。

・ハンドアウト
1) PC1
推奨クラス：ギアドライバー
ナビゲーター：八坂 凍
クイックスタート：運命の子
コネクション：運命からの嘲笑
ハンドアウト：
圧倒的な合衆国軍、そして強力な天使兵の前に君達は破れ、
今や唯一の仲間である凍が君に拳銃を向け、静かに引き金を引いた。
高らかに鳴り響く銃音は、敗者に与えられた福音へのラストチャンスであった。
二度とない奇跡に君は縋った。凍と共に運命を変える為に。
概要：運命を変えろ、PC1!

2) PC2
推奨クラス：ギアドライバー
ナビゲーター：セラピア・パルマコン
クイックスタート：選ばれし者
コネクション：セラピア・パルマコンからの絶望
ハンドアウト：
その夢はまるで現実のようであった。
流れる血に体温を奪われ、冷たくなっていく自分自身と、
それに縋り付くセラピア。君は、泣きじゃくる彼女に優しい言葉を
かけることすら出来ないのだった。
悪夢から目覚めた君は、そんな悲しみを二度とセラピアに
味わせないために行動を開始した。
概要：未来を切り開け、PC2!

3) PC3
推奨クラス：ホムンクルス
クイックスタート：人工兵士
コネクション：ヴィヴリオからの遺志
ハンドアウト：
敗北の足音が押し寄せる瑞穂基地。周囲にあるのは絶望だけであった。
最後の瞬間を待つだけの君の脳裏に、ある記憶が爆ぜた。
それは最後の切り札、ヴィヴリオ大佐が遺した唯一の希望であった。
君はその指示のまま、仲間と共に瑞穂基地の地下へと走り出した。
大佐の希望を絶やさぬ為に。
概要：仲間と共に運命を越えろ、PC3!

4) PC4
推奨クラス：オフィーツィア
クイックスタート：煉獄の指揮官
コネクション：ヴィヴリオからの期待
ハンドアウト：
合衆国、そして天使兵との戦いは正念場を迎えていた。
そんな時、君の上官であるヴィヴリオ大佐が君を呼び出した。
対天使兵戦の切り札となる新たな機体、そしてそれに遅れてその搭乗者が
やってくるとのことである。
「これが歴史の分岐点となる」
いつもの大佐らしくない言葉を受け、君は命令を拝命するのであった。
概要：皆をまとめて、運命に立ち向かえ、PC4!

以上は暫定の部分もあり、変更されるところもあるかもしれません。
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最後ですから、濃ゆいシナリオもいいよね？