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イパネマの娘コミュの「イパネマの娘」を聴こう!!

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1962年、リオのイパネマ海岸にあるバー「ヴェローゾ」でトム・ジョビンとヴィニシス・デ・モラエスの名コンビが、いつもバーの横を通って海に向かう少女エロ−を讃美して作った曲が「イパネマの娘」。

ジョビンはボサノヴァの作曲家というより、彼の曲がいかに世界中で愛され演奏されているかを考えれば明らかに彼は20世紀後半を代表するポピュラーミュージックの巨匠の一人。

映画"This is Bossa Nova"の中でR・Menescalが「君の曲はビートルズに次いで世界で2番目に多く演奏されている」と言われたジョビンが、「ビートルズは4人だけど私は一人だ」と切り返したという逸話を紹介していました。

そのジョビンの代表曲の一つが、「イパネマの娘」です。

世界中でいろいろな歌手が歌い、様々のプレーヤーが演奏している「イパネマの娘」。

そんな世界の名盤から〜珍盤まで、「イパネマの娘」が聴けるアルバムを紹介するトピです。
皆様のこれはという「イパネマ」を、是非書きこんで下さい。

コメント(13)

Getz/Gilberto.

1963年3月に作られたボサノヴァのスター達とアメリカジャズ界を代表するクールテナーサックスのスタン・ゲッツのコラボレーションアルバム。
このアルバムなくして、ボサノヴァは残らなかったかもしれない。

参加メンバーはジョアン・ジルベルトのギターとボーカル、アントニオ・カルロス・ジョビンの粋なピアノ、契約関係か?変名で参加したベーシストのセバスチャン・ネト、ボサノヴァ界最高のドラマーであるミルトン・バナナ。
それにテナーサックスのスタン・ゲッツが、主役を務めます。

まず一曲目に「イパネマの娘」が聴けますが、ここに当時のジョアンの奥様アストラッド・ジルベルトがボーカルで特別参加。
イパネマに参加させてもらった彼女の唄法はジョアン仕込みのノンヴィブラートで、その後のボサノヴァ唄法をイメージ付けました。

そしてこのセッション、実はジョアンとスタン・ゲッツの微妙な関係でも有名です。
繊細なギターで唄うのが好みのジョアンにとってスタンのサックスは雑音以外の何物でもない。
ポルトガル語で「もっと静かな音を出させろ」と悪態をつくのを間に入ったジョビンが「彼は世界的なジャズ奏者であるあなたと共演できて光栄と言っている」とスタンに誤訳して誤魔化したのは有名な話。
もっともスタンはジョアンの口調から、うすうす内容を察知していたらしい。
”The Composer of Desafinado, Plays"

ブラジルが生んだ偉大な作曲家ジョビンの、初の自作自演盤。
編曲は、後に「波」なども手がけたクラウス・オガーマンがこのアルバムでジョビンと初顔合わせ。

ジョビンのシングルトーンのピアノとボサノバギターのハーモニーが、心地よい世界へと誘う。

作者自身による「イパネマの娘」は、当然?一曲目に登場。
オガーマンのストリングスをバックに、ジョビンのメロディラインは今も新鮮。

1963年のVERVE作品。
名プロデューサーのクリード・テイラーもこのアルバムで、ジョビンと初顔合わせ。
”Two for Brazil"
Paulinho Garcia & Greg Fishman.

普段はシカゴのクラブを中心に活躍し過去何回か二人で、あるいは女性歌手のGrazyna Auguscikを加えてThree for Brazilの名前でも来日しているグループのデビューアルバム。

ギターとボーカルのPaulinho Garciaはブラジル生まれで、1979年以降はアメリカに渡りシカゴで活躍。
テナーサックスのGreg Fishmanは、シカゴ生まれでノースウエスタン大学の博士号を持つインテリプレーヤー。
その音色は今は亡きスタン・ゲッツに良くにており、本人もスタンを敬愛している。

「イパネマの娘」は全13曲中の12曲目に入っており、Paulinhoの甘いボーカルと巧みなギターのコードワークにフィッシュマンのクールなテナーが重なりとても二人だけでプレーしているとは思えない厚みのある「イパネマ」が聴けます。
2000年に作られた、アルバムです。
"We Get Requests"
The Oscar Peterson Trio.

ジャズの世界で「イパネマ」の演奏というと、このアルバムが一番に思い浮かぶ人が結構多いのではないだろうか。

日本語版では「プリーズ リクエスト」と邦題のついたこのアルバムでこの春におしくも亡くなったカナダが生んだジャズピアノの巨匠オスカー・ピーターソンは名コンビのベースのレイ・ブラウン、ドラムスのエド・シグペンを従えておなじみのナンバーをスインギーに演奏しています。

このアルバムでもジョビンの曲は「イパネマ」と「コルコバード」が演奏されており、ジョビンのポピュラリティを証明するアルバムでもあると思います。
「イパネマ」は明らかにボサノヴァではなく、スインギーなジャズナンバーに仕上がっています。
Eliane Elias.

"Sings Jobim"(海風とジョビンの午後)

"Bossa Nova Stories"(私のボサノヴァ)

ブラジルはサンパウロ生まれのジャズピアニスト兼シンガー、Eliane Elias.
少女時代ブラジルで天才ぶりを発揮し、二十歳でニューヨークに移り本格的なジャズ活動を開始しました。

生前のジョビン本人に「それが僕の曲?」といわしめた難解なコードを平然と駆使する超モダンなピアノ演奏と、対照的にしっとりと美しいボサノヴァのボーカルを聴かせる天才です。

ここにご紹介の、2枚のアルバム。
左のアルバムは、10年前の作品。
右はボサノヴァ生誕50周年を記念して今夏世に出たアルバムですが、どちらのアルバムでも一曲目に「イパネマ」を唄っています。


"Bossa Nova"
John Pizzarelli.

1960年著名なジャズギタリストであるバッキー・ピザレリの息子として世に生を受けたジョン。
今ではボーカリスト兼ギタリストとして、父親を超える人気を得て活躍。
数回にわたって来日も果たし、そのスインギーでくつろぎ感がいっぱいのプレーは好感が持てます。

このアルバムはジョンが全編ボサノヴァに挑んだ記録で、2004年にTELARCから発売された。
共演にA.C.ジョビンの息子ダニエル・ジョビンを迎え、ドン・セベスキーのアレンジするところのオーケストラを従えた豪華盤。

全13曲中5曲がジョビンの作品であり、スインギーな「イパネマ」は3曲目に聴く事ができます。
"Once Upon a Summertime."
Harry Allen

ここ数年毎年夏になると定番のようにボサノヴァのアルバムを提供してくれる、テナーサックスのハリー・アレン。

その彼がボサノヴァのアルバム第二弾として1999年に制作した、このアルバム。


第一曲目に「イパネマ」が、入っております。
ハリーのテナーもスタン・ゲッツ派と言われており、いかにもゲッツを思わすそしてゲッツよりやや甘いクールなトーンの演奏が楽しめます。
"Bossa Nova Songbook1"
naomi & goro

ブラジル音楽を極めたギタリスト、作曲家兼プロデューサーの伊藤ゴローさんと、ボサノヴァシンガーとして必要な「天使の歌声」の持ち主布施尚美さんのデュオユニット naomi&goroが今夏出した6枚目のアルバムは、ジョビンの名曲を中心にしたボサノヴァ名曲集。

「イパネマ」は9曲目に聴け、サウダージいっぱいのゴローさんのギターをバックにナオミさんが正統派の唄い方を披露しています。
"Stay with Me"
The Gentl Bossa Nova with The Soft Touch of Vic Damone.

イタリア系アメリカ人シンガーの実力派ヴィック・ダモーンが1966年に吹き込んだ、ボサノヴァアルバム。
大人の味を持ったダモーンがじっくり聴かせる12曲中「イパネマ」は5曲目に聴け、ユーモア感覚と軽やかさを生かしたダモーンの唄法は聴きものである。
映像コーナーでもご紹介したハワイが生んだ天才ウクレレプレーヤー、Ohta-San(ハーバート・オータ)氏のウクレレで聴く ボサノヴァ集アルバムです。
昨年の夏に発売されたアルバムで、全15曲は何とすべてA.C.ジョビンの作品。
「イパネマ」は3曲目に聞け、オータさんは2台のウクレレを使いわけて多重録音でスインギーなイパネマを聞かせてくれます。
人気のジャズボーカリスト平賀マリカさんが、ついにボサノヴァのアルバム発表。
コンテンポラリージャズとラテンワールドの、見事な融合。
マリカさんの都会的なボーカルがおなじみのボサノヴァナンバーをクールに歌い、参加したゲストも又凄い。

そして「イパネマの娘」ももちろん、2曲目にしっかり入っています。
比較的スタンダートなアレンジで、ジョビンの世界に誘われます。
ホメロ・ルバンボのギターも良いムードでソロも聴かせます。
Roberto CarlosとCaetano Veloso、ブラジルのボサノヴァより少し新しい世代を代表する二人のシンガー。

ボサノヴァ生誕50周年に当たる2008年夏、サンパウロで行われた彼らのライブパフォーマンスが"e a musica de Tom Jobim"(ジョビンの音楽)というタイトルでCD化されました。

そのタイトルの通り収録された16曲はすべて、ジョビンのオリジナルばかり。
二人はオリジナルのメロディを大切に、ライブの和んだ雰囲気の中で唄っています。

そして「イパネマの娘」、もちろん一曲目にちゃんと入っております。
厳寒の地スエーデンの歌姫、Lovisaのボサノヴァアルバムが届きました。
アルバムタイトルもズバリ、"That Girl from Ipanema."

まさにさわやかなリオの風を思わす、癒しのボーカルです。
ジョビンの9曲を始めおなじみのナンバーが続きますが、「イパネマの娘」はアルバム半ばの8曲目に入っております。

ちょっと残念なのは、歌詞がすべて英語だという事。
やはりボサノヴァは、ポルトガル語。
でも、そこまで求めては酷でしょうか?

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