映画愛好会コミュのクローサー

三回とも観た後の感じが違うのはなぜなんだろうと考えてみました。

４人の男女の人生が交差していてちょっと複雑だし、誰に感情移入してみるかによっても映画の印象が違ってくるようです。

節操のない４人の男女のラブゲームと観る人もいると思うし、恋愛経験の少ない人から見るとエッなにこれと思うだろうし、ある程度の恋愛の修羅場を潜ってきた人なら身近なことに感じると思います。

ですから観る人の恋愛経験によりずいぶんと違った印象の映画となるんではないのでしょうか。

私にとってこの作品は、男女関係の機微について実に奥の深い作品に出来上がっているなぁとの印象です。

男の浮気性のどうしょうもないところや、いざというときにおたおたしてしまうところなどや、女に捨てられた気持ちの持っていき場所を他の女へ持って行こうとすることなど男のかっこ悪いところを見事に描がいています。

また男女の壊れやすい関係、特に女性が男を嫌いになる時は一瞬にしてなってしまうことをこの作品ではナタりーポートマンがベットの上で、「今愛が消えたわ」と男に言っているシーンで伝えているようです。

また最後に別れた男が思い出の場所で意外なものを見つけるシーンは大きな余韻を残すものです。

そして挿入歌のようにそれぞれの人生が何もなかったかの様に一日が過ぎていきます。

男の女の出会いと別れの大人の映画です。

コメント(1)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 06月25日 22:54

皆さんはどんな風に受け取ったのか、知りたくて、トピックを探しました。私は、ジュード・ロウの役にイライラしました。口では愛してる愛してる言ってるけど、一番嘘っぱちな野郎だと思いました。ナタリー・ポートマンが、あなたの愛はどこにあるの

って言ってるのが頷けました。結局、ジュード・ロウの役は自分が一番好きな、独りよがりな男だと思いました。女の方々の、心の移り変わりは、納得。二人はいい選択をしましたな。
クライブオーゥエンも、一貫して、弱さの中に強さもあって、ちょっと嫌なやつだけど、あれはあれで、納得でした。
久々に考えさせられる映画だった。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ