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新しい農業コミュの不耕起栽培について考える

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不耕起栽培にはいくつかの農派があります。日本では、田起こしや代かきをしないで苗を植える栽培方法をいうことが多いようですね。
福岡正信氏,川口由一氏の農法も原則不耕起です。農薬や化学肥料を使わない自然農法の一つとして広まっているようです。

一方、アメリカ,ブラジルなどの海外の大規模穀倉地帯では、主としてエロージョン(表層土流失)対策として採用されているようです。
アメリカの穀倉地帯ではトウモロコシ、大豆栽培の25%は、エロージョン防止のために不耕起栽培に置き変わったといわれています。
不耕起栽培を長期間続けても、収穫量にデメリットがないという報告が多いようですが、本当でしょうかね。

コメント(70)

さほさん、再び光をありがとうございます。

農業にはいくつかの農法が提唱さていて、それぞれに長所もあれば、短所もあるでしょう。
農法の是非は稼ぎ(収益性)で判断するのが妥当であると思います。
儲からない農法は、いずれ淘汰されて消滅するでしょう。

トピ主の希望としては、
このトピでは「不耕起栽培」という農法が、他の農法と比較して、どの点が優越しているのか、あるいは劣っているのか、収益瀬も含めた具体的な問題について議論して頂きたいと思います。
日本人が大々的に大豆やトウモロコシなどを不耕起栽培しているのは

南米、パラグワイの日本人移住地です。
不耕起栽培の元祖とか言う記念碑も有るようです。

2年前に訪ねて、その広大さに驚きました。

写真はそのフラムとイグワス移住地の様子です。
広大さがお分かりと思います、日本人達が地球の裏側でこの農法で
成功いたしております。
「農業の生産性は地力から」
〜イグアス移住地と不耕起栽培〜

不耕起栽培の記念碑
 
 パラグアイ南部地域には、ティエラ・ロシアと呼ばれる世界でも有数の肥沃な赤土が広がっています。この赤土地帯を豊かな穀倉地帯に変えた農業技術が、不耕起栽培です。
 不耕起栽培(英語ではno-tillage farming、パラグアイ(スペイン語)では、Siembra directa)とは、前作収穫後は耕耘・整地せず、直接次の作物を圃場に播種する栽培方法で、1983年にイグアス移住地の窪前勇氏と深見明伸氏により実践されてから、現在は大豆・小麦を手がける日系畑作農家にとして欠かせない農業技術となっています。
 1960年代から日系移住者の勤勉な努力により開拓されたパラグアイ南部の農地も、大豆・小麦の大規模機械化農業が進むにつれ、集中降雨による土壌流出とそれに伴う地力の減退が問題となり始めていました。特に、大豆の播種時期に多い集中豪雨による表土の大量流亡は、深刻なものとなっていました。
 農家の大切な財産ともいえる肥沃な土壌を守る為、CETAPAR-JICAアルトパラナ(ピラポ)分場(1985年に閉鎖。イグアスに統合)では、1982年から各移住地の日系農家を対象として、先進地ブラジルから技術者を招聘し、不耕起栽培についてのセミナー等を開催しました。このセミナーの参加者から、ここイグアス移住地の窪前勇氏と深見明伸氏が先陣を切って不耕起栽培に取り組んだのが、パラグアイにおける本格的不耕起栽培の始まりです。
 それまでも断続的に不耕起栽培を試みた農家はあったものの、「耕地が固くなり、生産性が年々減少する」「前作の残渣が邪魔になり播種が困難である」「雑草の繁茂を許し、病害虫が拡大する」というような否定的な意見が多く見られたのが現状でした。しかし、窪前・深見両氏の不耕起栽培の成功は、後続の農家を続々と生み出すこととなります。1986年から1989年の間、CETAPAR-JICAがイグアス移住地を中心に毎年一回開催した「全パ日系不耕起栽培パイロットリーダー育成研修会」を開催すると、そのパイロットリーダーを中心として、各地で不耕起栽培にとりくむ農家が激増しました。そして、その後の研究と情報交換のために、1987年にはCETAPARにおいて全パ日系不耕起栽培研究組織協議会が設立されました。


慣行栽培による播種作業
不耕起栽培による播種作業

慣行栽培の播種後の畑の状況
不耕起栽培の播種後の畑の状況

土壌流亡が起きた慣行栽培圃場
土壌流亡を起こさない
不耕起栽培圃場

土壌流亡が著しい慣行栽培圃場
土壌保全がなされている
不耕起栽培圃場
写真:全パ日系不耕起栽培研究組織協議会「パラグアイにおける不耕起栽培」より




 不耕起栽培には、そもそもの目的であった土壌の保全のほかに、以下のような利点があります。

耕耘・整地作業を行わない為、適期に播種が可能。
農機具(トラクターなど)等への設備投資が少なくなる。
機械の稼動時間が減り、経費と労力の節減が出来る。
雑草の抑制が可能。
土壌水分や養分の保持がなされるため、慣行栽培と比較しても、収量は変化がない。
 一方、問題点としては?専用播種機が必要であること、?除草剤による雑草防御が困難であること、?病害虫の多発傾向があること、?除草剤などの直接経費が比較的高価になること、?表層部の土壌の硬化などがあげられていますが、各種技術の改良が進むにつれ、改善される方向にあります。


 1993年にはイタプア、アルトパラナ両県の日系を含む農家が中心となり、不耕起栽培を主目的とした持続的農業の全国研究組織FEPASIDIAS(FEDERACION PARAGUAYA DE SIEMBRA DIRECTA PARA UNA AGRICULTURA SUSTENTABLE)がアルトパラナ県サンタ・リタ市で結成されました。
 イグアス移住地から始まった不耕起栽培は、現在に至るまで、「地球環境にやさしい永続的な農業技術」として、日系社会に留まらず、全パラグアイの畑作農家にとって大きな福音となり、パラグアイにおける大豆生産面積の約40%まで普及し、パラグアイにおける慣行技術として定着しました。

 なお、それまでのイグアス移住地は元来、畜産とトマト等の蔬菜栽培が主体の移住地でしたが、野菜の市場価格の低迷などにより伸び悩み、1980年代に入ってからイグアス農業は畑作への転換を模索したもののかえって経営を圧迫し、危機的状況に陥っていました。しかし、1986年、JICAの支援と指導を受け、不耕起栽培の導入を前提とした畑作への経営転換を図ったところ、天候と大豆の国際価格の高騰に助けられ、わずか3年で経営をもちなおすことができたという経緯があり、イグアス移住地の畑作生産者とイグアス農協にとっては、この不耕起栽培は農業技術革命をもたらした「救世主」ともいえるものとなっています。

〜参考文献〜
全パ日系不耕起栽培研究組織協議会(1993年):「パラグアイにおける不耕起栽培」
青山千秋(1991年):「パラグアイにおける大豆・小麦の不耕起栽培」農林業協力専門家通信Vol. 12 No.4
イグアス農業協同組合:「不耕起栽培記念碑建立にあたって」
30>

>正直言って、現在消費が減っている米の作付面積を増やしたからといって
>それが稼ぎになるのか?と疑問です。
無農薬・無化学肥料にこだわっている消費者がいて、そのニーズにおいては応え切れていない...
稼ぎになるかといえば、ブランド化に成功した生産者のみ...
かといって、高い米は買えない...自分で作ろう...な、ながれもある。
なんたって、肥料いらないし、耕さなくて良いんだから...
労働力を時間換算すると、悲しい現実があるけどね...

>どうせやるならば小麦などがいいのではないでしょうか?
こちらのほうが、収量も悪く、稼げない...
ただ、ブランド化に成功した生産者においては、この限りではないが...

>でもそうすると冬季灌水ができず水質浄化などの効果は期待できないし…。
米を副産物として捉えたなら、こっちがメインでいいでしょ?
たんぼの区画改良事業において、たんぼの生態系はずたずた...
焼け石に水状態ではあるが、少なくともビオトープにはなっとる。

>不耕起栽培の最大の魅力である省力化はそれでも図られますか?
不耕起栽培と一律にくくることが、間違いな元ですね。
農法や作物によって欠点利点も違う...不耕起直播の稲作もありますから
不耕起栽培=エコかもしれないが、決して省力化 とは、言えない...

海外における不耕起栽培は、耕すと風で土が飛ばされ土壌が荒廃し作れなくなるから。
不耕起なら、土壌が飛ばされる事がない...
そんな理由だったりする...

また、耕起は、石油炊いて行う=その作物は、石油製品なり...てな感覚?もありって事で...

ではでは
>ゆきおだもんさん
ご指摘より、自分の中での不耕起栽培の「目的」が明確になっていなかったことがわかりました。
ご指摘ありがとうございますわーい(嬉しい顔)

私の参加する「稲作・不耕起栽培・冬季灌水」では
・冬季灌水することで雑草の発育が抑制される
・冬季も灌水することで生態系が維持される(→水質改善にもつながる)
・肥料を使わず地力のみで収穫可能

ちなみにこの会では不耕起直播ではなく、苗で植えることになっています。

他の作物での不耕起「無肥料」栽培の利点は
・土壌流出の抑制
・長期的視野で見た土の団粒構造化
・それによる無肥料栽培が可能

その他に不耕起「自家採取」栽培では上の利点に加え
・その土地に適した形質を持つ作物ができ、(うまく選抜すれば)収量増も考えられる
・種の購入をしなくてすむ

といったところが目的・利点でしょうか。


ただどの栽培方法でも
・土の改善に時間がかかる
・収量の安定までに時間がかかる
・アレロパシーによる雑草の抑制以上の除草は必要

あとは全てに言えることですが
・ブランド化や付加価値をつけることに成功しないと稼げない!

家庭菜園レベルではなく、市場流通を考えるならば販売力が必要と言うことでしょうか。

いずれの不耕起栽培においても、家庭菜園レベルから反・町(専業農家)レベルまでで
やりやすさ・収量の増減についてもっと情報がほしいです。

>ミネラルさん
収益差についてはやはり、慣行農法と各種不耕起農法の比較が重要になってくるのではないでしょうか。
また作物のブランド化・付加価値流通により少収量でも稼ぎを出すことは出来ると思います
(安定供給は絶対条件として必要ですが)。

慣行農法から変更した、或いは同時に慣行農法と不耕起栽培を行ってみたという方の情報提供があれば
はっきりした議論が出来るのではないでしょうか。

どうでしょう?
>・冬季灌水することで雑草の発育が抑制される
これだけで抑制できる草は、限られる
除草剤を使わない他の抑制法を組み合わせるわけですよね。
たんぼ毎に生えてくる草は違うし、抑制ポイント(時期とか手法とか)も草ごとに違う
深水、米糠、アゾラ、ジャンボタニシ、機械除草、手取り...etc

>・肥料を使わず地力のみで収穫可能
地力のみは、大間違い...
ミネラルも肥料として重要であることが分かってきている
わらは地力じゃないが肥料成分として重要、米糠もイトミミズのエサとして、とても重要...
イトミミズは、窒素肥料生産工場なり
これらを、昔は地力で片づけていた?まぁ、同じことだけど。

>・土の改善に時間がかかる
どう改善すべきか、科学的に解明されれば、おのずと改善策は決まる

>・収量の安定までに時間がかかる
改善策次第な事

すでに科学的解明(推測の域を越えられない分野もあるが...)されてる部分も多いです。
「稲作・不耕起移植栽培・冬季灌水」においては、生物資源型農法って呼んでます。

そうそう、苗は成苗だからね...慣行の稚苗とは、わけがちがうから...
有機栽培においても、成苗植えが基本、寒冷地での稲作も成苗植えが基本

少収量だからといって、商品として良品とは限らない...品質の問題がある
無農薬においては、カメムシの害やらと不良品の混入が多い...
それらを良品とする機械は、お高いで...最近は、装備なコイン精米もあるか...

まぁ、技術情報はそこらじゅうにある...が、
そもそも田んぼの種類や、環境も多種多様...
慣行農が流行ってるは、マニュアル通りやれば、どんな田んぼ、どんな環境でも対外的に通用するから...
慣行農っていっても地域性あるで...それが、農業ってもんだ...
よその話は参考にはなるが、そのまま通用するとは限らん...

不耕起と自家採取も別儀な話...一緒にせんといて

ではでは
> ゆきおだもんさん

冬季灌水ではなく冬期湛水の間違いですよね...
そこまでみてません...(^^;;
気持ち的には、どっちでもええやん?派...(^^;;

わての地域では、直播技術が、ちょろっとはびこっとるで...
直播では、冬季灌水のイメージだな...
てか、たんぼだから湛水なのですね。
漢字の勉強の機会となりました...
さすがに不耕起直播たんぼ探せてません...
不耕起なんてうそで、正しくは半不耕起やろって思ってますが...
ありか知ってる方、おせーって...

潅水装置...どっかにころがってないかしら...
新品だと18kもする...手に入れた本体の倍じゃん..(^^;;

ではでは
不耕起栽培との組み合わせの冬期湛水は、「冬季」ではなく「冬期」と言うのも大切なところ、田んぼでイネを育てない時期と言う意味で使われています。

本来の冬期と言う言葉の意味とは違うのかもしれませんが、実際には稲刈り直後、秋から水をはるので漢字だけ見ると、少し勘違いしてしまいますよね(^_^;)
さほさん

「農法を比較する」というのは極めて妥当なアイデアですが、実際にどうやって比較したら「正しい比較」になると思われますか?
農法の差よりも地域間格差や立地条件の差、あるいは農業従事者の技量の差の影響が大きくて、実際に農法の差を論ずることはかなり難しいと思います。

「不耕起栽培」と「慣行農法」ではありませんが、「いわゆる自然農法」と「有機無農薬栽培」とを比較したことがあります。よかったら参考にしてください。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19836426&comm_id=357925
>ミネラルさん
自然農法の比較トピ、興味深く読ませていただきました。
そうですね、机の上での議論では仕方がないですよね。実現可能なものでないと。

ただ、地域の環境の差や農業従事者の技量の差などの不確定要素を排除或いは補正しないと農法の差も(学究的には)正しく論じられないとは思います。

慣行農法ではおそらくそういった地域間の差をマニュアル化することによって収量を安定させることに成功してきたのではないでしょうか?
不耕起栽培についても各地で行われているようですが、ひとつひとつの動きがばらばらで各地の情報が一箇所に集積されているような印象がありません(門外漢なので知らないだけかも知れませんが・・・^^;)

>ゆきおだもんさん
3月から実際に活動に参加させてもらうのですが、水管理の指標としてイトミミズの数を計測しているようです。また、他にもニホンアカガエルの卵塊数も記録しています。
これをまとめて無肥料の根拠=地力と考えていました。知識不足で申し訳ないです。

生物資源型農法について明るいようですが、もしかして実践されていたりするのでしょうか。
今後生物資源型農法は国内外を問わず、広がっていくと思いますか?
また、農法の差について論ずることはできると思いますか?
>生物資源型農法について明るいようですが、もしかして実践されていたりするのでしょうか。
今年、二年目の挑戦です。多様な理論を実証しながら?(^^;;
また、ホタル再生やら、微生物活用の河川浄化にも取り組んでいます。

>今後生物資源型農法は国内外を問わず、広がっていくと思いますか?
今年COP10、ラムサールでの「水田決議」にもとづき、活発なネットワーク活動も存在しています。
これは、無農薬・有機農業でのジャンルにも含まれるから、その方面でのアピールも推進されるのでは?と、他力本願的に期待しています。(^^;;
(有機JASにかわって生物指標へ?)
ただ、生物資源型農法は、たんぼに限られるのでは?とも感じてます。
さらに、冬に水を田んぼに入れるは、水利権問題やら、隣接田んぼのとの関係において、とても敷居が高すぎるようです。

>また、農法の差について論ずることはできると思いますか?
今までも、これからも、永遠に続くと思いますよ...
じゃなくって、ものさしを確認しながらであれば、お互い理解できあえる論議はできます。
そもそも、物差し合わせられないことが、最大の問題点でもあると感じてます。(^^;;
そうであるならば、論ずるに値しない...

ではでは
>ゆきおだもんさん
ご回答ありがとうございます!

>冬に水を田んぼに入れるは、水利権問題やら、隣接田んぼのとの関係において、とても敷居が高すぎるようです。
これはまさに地元において、実験的冬期灌水があくまでも実験田でしか実践されない大きな要因の一つであるようです。
川口流不耕起栽培について、理論や考え方を書籍で知り始めたところですが、
冬期灌水による水質浄化・生物多様性の回復を目指す「耕さない田んぼの会」の趣旨とは
大分違うようにも感じています。
田んぼを田んぼだけとして使い、冬も水を張る、という水稲のみの取り組みを会ではしていくようです。
それはそれで水質ワーストを誇る(?)わが千葉県としては必要なことだと思います。
有機JASに替わって生物指標が取り入れられたら随分色々変わるでしょうね〜
でもズルをする農家や団体も出てくるのでしょうね(それは今も変わらずあると思いますが…)。

>物差しの確認
具体的には農地の土質や気候条件(播種時期や収穫期で計れそうですが)でしょうか。
こればかりは実際にその土地土地で作付けをしている人たちのネットワークから情報を得ていく必要があると思いますが…その意味では今は色々な伝達手段があるので、これから始める人にとっては色々な情報は得やすく手をつけやすいと言えるかもしれません。
ただ、このトピックの趣旨である「不耕起栽培と他の農法との収量の差」というのは具体的な数値として論じられるのでしょうか?

なんだかよく分からなくなってきましたが〜(^^;)識者の方のご意見お聞きしたいです。
>>物差しの確認
>具体的には農地の土質や気候条件(播種時期や収穫期で計れそうですが)でしょうか。
たとえばの一つにすぎませんが...作物や、その品種は、外せません。

論点が何であるか、価値観やら哲学的な事項において、すり合わせが必要でしょう。
収量の差においても、品種や環境やら、より具体的な農法においても。
不耕起栽培と他の農法との括り方自体から、物差しのすり合わせができていない...

不耕起栽培が、成功した場合においてとか、成功するためには?みたいな、論議でないと、無理でしょう...

つまり、この農法で、不耕起栽培が成り立つのか?みたいなとこかね?
不耕起栽培において、収量を確保するには?とか...
マニュアルなしにおいては、敷居が高いのは、事実です。
あっても、条件揃えるに、敷居が高い?

企業秘密なとこは、農業そのものの体質と思ってます。

ではでは
不耕起は目指すことありきだと思います

某佐渡の一部では生物の生態系を壊さないように不耕起栽培してましたよ
水管理にいたっては年中切らさないで水棲生物の住処を破壊しないため
朱鷺放鳥を目指しての取組でした

他の目的は経費カットとかなんかあるんだろうな…調べてないからそれ以上は分かりませんがげっそり


まぁ昔はみんな船に乗って稲刈りしている風景など白黒写真カメラであるしたらーっ(汗)
今では機械が田んぼに入れるように干して、副作用で雑草が茂り出費が増える増える(笑)


だからといってウチは技術云々手作業で除草そこまで田んぼに時間割けないのでたらーっ(汗)
出来る範囲だけ薬剤は使わない方向で管理しています
不耕起栽培のトビですが、稲作の不耕起栽培限定で、よろしいでしょうか?

わても、稲作限定の不耕起栽培についてのみしか、参戦できない...
稲作でも不耕起直播栽培については、まだ知らない...

てか、すでに田んぼ限定での話だし...(^^;;

>47
>機械が田んぼに入れるように干して、副作用で雑草が茂り出費が増える増える(笑)
こうならないために、どうしたら?な、議論はできるわな...
まぁ、それ無理...てなことも見えてくるんだが...(^^;;

解決策例では、暗渠導入orタンボライダーしまくり?...(^^;;
わての場合、畦にそって深めに溝作ってます...畦塗り機で...(^^;;
そして、タンボライダーもどき...もどきなので、大変...(^^;;
タンボライダーもほしい...今は買えない...(^^;;
何日干してるの?雑草茂らないけど?
わての物差しとずれとるね。(^^;;

物差し補正...
雑草が沢山残ってるから茂るのね...納得...ちゃう?
ところで、雑草と言う名称の草は、無いけど...(^^;;

ではでは
> ゆきおだもんさん
コメどうもたらーっ(汗)

話の内容低くて悪いねぇ〜あせあせ(飛び散る汗)難しいのは苦手でげっそり

まさか除草関連つっこまれるとは思わなかった冷や汗

やや隣の田んぼや新規受託地などの不満でしたたらーっ(汗)

中干しは溝が付けられる程度で完全落水でガッツリ頑張ります


不耕起の内容なくてすんませんもうやだ〜(悲しい顔)
なんで?
草が生えるから?
なんで草生えるの?
種があるから、芽が出るから、育つから...

じゃぁ種をなくそう?どうやって...草を生やさない...無理
じゃぁ芽を出さないようにしよう...どうやって?...どれにする?...どれも無理
じゃぁ育ったやつを、取ろう...無理...

やっぱ、除草剤が楽ちん...価格高いし、哲学に反する...

草増えすぎたら、せめて種を作らない対策しとかないと、いつまでたっても解決できないと思う...

昔の人は、すべて手作業でやってたんよね...面積少ないけど...

どの農法においても、雑草対策が肝...
たんぼの不耕起(冬期湛水なし)の場合、雑草もすごいので除草剤ないと無理...
しかし、それを可能にしたのが、冬期湛水...
ついでに、肥料を入れないで(原料は入れる)もできちゃう...
てか、炭素循環?とかいうのに当てはまるのかな?

とはいえ、冬期湛水も、かなり敷居が高い...
無農薬でやるために、省力化の一環として除草のためな半不耕起もありかねって?
専用田植え機いらないし...

ただ、冬期湛水すると、トラクターが使えないたんぼもある。
クローラータイプ(キャタピラ)のトラクターでないと...

事は簡単、原因さえわかれば...
難しいことは、わかっていてもやれない事...(^^;;

やれない理由は、コストがかかってしまい、採算が合わないから...
(あくまで、無農薬限定な話ね)
時間が無い、というのは、人に頼むとコストがかかるからであって、結局はコストの話...

エコは、かねかかる...特に手間という人件費?
省力化とは、エネルギーやら資源の無駄遣いである。
高価なエコか?、安価な省力化か?
(なかには、エコで安価な省力化もあるけど...)

人件費をコストに加えなきゃ、エコは安価...(^^;;
食うには困らんが、稼げない...
今の社会、最低限でも金が無いことには、生活が成り立たない...

高価なエコで、お金持ちに買ってもらおう...なんか変な話...

ではでは
>いちご屋さん
HNはいちごですが作物は「稲」なんですねわーい(嬉しい顔)ナイスセンスです♪
>不耕起は目指すことありき
そうですね…確かに何らかの目的があって選択する手段ですよね。
特に何もなければ農薬もトラクターも使う(あればですが^^;)はずですね。
朱鷺の放鳥は地域全体の生態系を復活?させるということですよね!
自治体主導でやっているのでしょうか…そういう背景があれば水利権などは通りやすそうです。
農法云々だけの単純な問題ではないんですね…。

>ゆきおだもんさん
こちらも(実験田ですが)不耕起稲作(成苗手植え)です。
まだ会に行っていないので品種は分かりませんが…来週中に酵素で催芽して播種します。
雑草対策は…こちらもその時期になってみないと分かりませんね。
ものさしを合わせられるかどうか分かりませんが、
何にしても各農法の情報が開かれていくのではないかと勝手に思っています。
ここでの議論もある種、情報の開示ですよね。かなり限定されていますが…あせあせ

他の作物での不耕起栽培の情報とか出てこないのはあまり普及していないから?なのでしょうか。
日本国内での取り組みを考えています。
施設野菜でも不耕起栽培はありますよ。
地元でやってる人もいますが、年をとってからの省力栽培の1つと位置付けられてます。
土作りの手間は省けますが、収量はそれなりに減っていくようです。

米と違って水は地下水ですし、乾燥重量でも反当り何トンも養分を持ち出すので、土作りしない方法は持続性を保ちようがないですね。
施設トマトで不耕起(鎮圧)栽培があるというのを本で読んだ事があります。
興味はあるのですが、実際にやっている人を知らないので見た事はありません。
トラクターを買わなくて済むなら、これから就農しようと思っている人間にとっては有り難いのですが。
不耕起という語句は、人工的に耕さないだけな事
自然耕という表現を使うグループもあります。
このばあい、人工的に耕さなくっても、土が耕したような状態であること。

あるいは、植物自身が、固い土に打ち勝つ能力を持っている場合。
雑草とか樹木が、これにあたる?
雑草でも繁茂してくる条件を観察すると、自然耕状態ではないかと...

また、植物の能力を高める技術が、いろいろ開発されています。
このあたりの技術との組み合わせで、成り立つのかな?と...
これに、耕起すると、信じられないような収穫になったりと...
このあたりも、コスト換算でしょうかね。
魔法のような資材は、お高いし...
これら資材の安価なのは何?みたいな...

さて、情報って知的財産でしょ?
稼ぎの元でもあるわけ
出てくること事態が、まれなことです。(^^;;
まぁ、そこらじゅうに、ゴミと一緒に紛れ込んではいますが...

ではでは
土を耕すとは、団粒化するという事で、土壌菌の役割が根と同様に大事になります。
好気性の菌と嫌気性の菌のバランスが、冬季冠水によるどうなるか?

何より、不起耕の田植え機が高い。

直播は今普通に行われていて、こちらでは乾田直播が大体20%位迄。
しかし、この方法は秋に代かきをする面倒なやり方。

もちろん、不耕起栽培でも作物は取れる。
鶏のえさの稲には、不耕起で、動散で種籾を撒いている田んぼが幾つかある。

しかし、その場合は、質と収穫量は度外視。

土が出来ていたら、不耕起は十二分に可能だろうが、其れまでに雑草との戦いや収量の減少に対し忍耐が続くかどうか? 

志や理想を高く持つのは良いが、それが家族内のいざこざになってしまわなければ良いが・・・

  
2007年11月25日から随分月日がたちましたね。

>冬季冠水 ではなく、冬期湛水ですよね。
>不起耕の田植え機が高い …最近のデータですか?再開発に成功したと聞きましたが。それでもやっぱり高いのでしょうか。

>しかし、その場合は、質と収穫量は度外視。
収穫量を倍以上にしている人もおられるのではないですか。

雑草についてですが、イトミミズのフンがふたになって雑草の繁殖をふせぐそうですが。

なにしろ、不耕起栽培の秘密はイトミミズにあるというコメントが見当たらないようです。

3年の歳月の間に、不耕起栽培の技術が進歩しているようですね。
不耕起栽培といっても、永遠に不耕起という訳ではなくて、何年か毎にしっかり耕起する必要があるそうですね。
このトピの中に 岩沢氏の名前が出てこなかったので、加筆しておきます。

日本不耕起栽培普及会   岩沢信夫
http://www.no-tillfarming.jp/tanbotour.html

私は彼の本を読んでいますので、そのメリットは理解しているつもりです。
彼が イセキと共同研究をして、不耕起田植え機を生みだしました。

これは誰にでも言える事かもしれませんが、ある農法を導入するとしたら、その方法が長く継続出来る条件である事が必要です。
実験栽培をする事は大事ですが、その条件が来年変わる様では意味がありません。

秋に入水が確保出来るのか? そしてその圃場は水を貯めておけるのか?  
田植え機は確保出来るのか?
トラクターが必要無いのは良いが、肥料はどう散布するのか?
トラクター無しで、ネズミ、モグラ等の畔の水漏れをどう処理するのか?
草が生えて来た時にどうするのか?  

天地返し プラウ という人類が文明発祥の時からやって来た事へチャレンジするのは大変な事かもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A6


野菜栽培における不耕起の事例
http://www5e.biglobe.ne.jp/~hyakusyo/2006siryou/newpage7.html


蒸し返しになりますが、不耕起栽培と言えば、日本では無農薬、無肥料で稲作を行っている赤目自然農塾の川口由一さんが有名です。↓   たびたびテレビもでも紹介されています。
http://d.hatena.ne.jp/sizennou/


世界的にはブラジル、アメリカの不耕起農法がよく知られています。
しかし、ブラジル、アメリカの不耕起農法はエロージョン対策や省力が目的で、無農薬栽培ではありません。
大量の除草剤を使います。
栽培される作物は、除草剤耐性遺伝子組み換え作物、すなわちGM作物です。↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54821078&comm_id=357925

アメリカの穀倉地帯では、既に約50%が不耕起で栽培されていると言われますが、これは除草剤と除草剤耐性遺伝子組み換え作物の存在によって成り立っているといっても過言ではありません。

そういう意味では、日本の無農薬、無肥料の不耕起栽培は特殊技術と言えるかもしれませんね。

川口さんの名前も出てきたようで...
稲の不耕起移植栽培としては、岩澤式と川口式とに分けられると思います。
木村式も存在するのかなぁ?...誰か、教えて...

岩澤式と川口式では、理屈も仕組みも全く別物...
川口式では、一切の機械は使わない、使えない...
岩澤式であっても、理論に基づいて栽培するのであれば、機械は不要です。

理論に基づいて、機械の導入を組み合わせることも可能である
理論を実現するためな条件が発生するわけですが、それは当然ながら、たんぼ毎に違ってきます
究極の田んぼには、条件がそろっている必要があります。

何年か毎にしっかり耕起する必要のある田んぼは、水が漏れるからであって、漏れなければ、耕起の必要性は、全くないです。
そんな田んぼが、どんだけあるの?という事でもある。
岩澤式の理想的農法が成り立つ田んぼは、少ないと思いますよ。
機械を使う使わないに、関係なく...

ではでは
はじめまして。

来月4月8日(日)に、岩澤信夫氏(日本不耕起栽培普及協会会長)ら
による講演会(ほか報告会)が開催されるそうです。
場所は、千葉県立中央博物館です。

詳しくは、
http://chiba-satoyama.net/wp/wp-content/uploads/2012/03/120408bannkinngu.pdf

不耕起栽培や冬期湛水の米作り・・・里山をとりく自然環境、生物多様性の
変化についての報告もあります。

よろしかったら、参考までにわーい(嬉しい顔)
  
不耕起水田に、研究対象として関心をもっています。
耕すことは本来、土を柔らかくし、土壌に適度な隙間をつくるために必要なはずです。ところが、せっかく耕した土も、田んぼでは中干しの前くらいになると土は固くしまり、根圏の酸素は使い尽くされて強還元状態になってしまいます。
これに対して、岩澤さん流の不耕起水田でも、川口さん流の不耕起水田でも、うまく回っているところでは耕している水田以上に柔らかく、水が浸透していきやすい土(川口さんは「植物の亡骸」と呼んでいますが)になっているのです。あたかも、耕さないことで逆に、耕す以上の効果を得ているかのようです。
その理由を多くの不耕起水田を見せていただいて考えたのですが、岩澤流ではイトミミズ類などの動物が不断に耕しており、川口流では刈られた雑草の茎や根が土の中に間隙を作り出しているということに思い当りました。
それで最近は、「耕さない」ことは、生き物が不断に「耕し続ける」ことだ、などと随所で吹いて回っています。
根っこが地中深くまで伸び、やがては枯れ、隙間となり、結果耕してるようにふかふかとなる
だから、自然耕って、岩澤さんは言ってる。
岩澤先生の説明では、菌根菌とグロマリンの事を良く言われています。
こんなのみっけ

土と助け合う生物
http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/soil/panel/biotic.htm
自然農を科学的に解説しとるかなぁ?

http://www.geocities.jp/akion200104/melma/backno-00047.htm
ゆきおだもん様

68. 東北大は、水田におけるイトミミズ類の作用について、おそらく日本で唯一、ちゃんと研究しているところです(かつては理学部、今は農場で)。岩澤さん流の不耕起冬期湛水田については、おそらくこの説明が的を射ていると思います。

69. これは科学的な説明と、直感的な説明とが混在していますね。多くは仮説として意味があるものの、検証を必要とする言説と言えましょう。

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