わたしの部屋のドロシー・パーカーというと、まず、彼女の名前を初めて知ることになったコール・ポーターのスタンダード・ナンバー「Just One Of Those Things」の入った「エラ・フィツジェラルド、コール・ポーター」を歌うの2枚組CDセット。歌の冒頭に「As Dorothy Parker said to her boy friend, "fare-thee-well"」という歌詞があって、それがコロンブスやロミオとジュリエットやアブラードやエロイーズの言葉とならんで歌のタイトルの「まさにそういうことのひとつ」としての役を果たしている。あとはジェニファー・ジェイソン・リーがドロシー役を演ったロバート・アルトマンが(監督でなく)制作した映画「ミセス・パーカー ジャズ・エイジの華」の自家用複製ビデオ。彼女自身の作品は何も読んだことはないんですが、何かあるだろうかと(当たりをつけて)探してみたらいろんな作家の短編ばかりを集めたペーパバックのアンソロジーに一篇だけ「But The One On The Right」(「でも右側の人が」)という僅か5ページ足らずの小品があったので正月にでも読んでみようかと思ったところ。 (おっと、彼女が生活のためにやってたハリウッドの台本書きの仕事から生まれた「スター誕生」のビデオもあるはずです。ハリウッドでは、彼女はリリアン・ヘルマンの戯曲「偽りの花園」のセリフを映画用にリライトなんかもしてたのでした。つまらないことかもしれませんが、こういう「差」というのがどこから生じるものなのかをついつい考えてみたりしてしまうのですが、そういうことが何かの役に立つか、あるいはかえって(気がつかなきゃよかったと)マイナスになるか、オトナの人生、なかなかこれからスリリングになってきそうだなー)