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スラムダンク(続)書いてみたコミュのBOTTOMs UP 17

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17話   『旧友』




リョースケ『フフ〜ン♪フ〜ンフン♪』



鼻歌でリョースケ帰宅中。



リョースケ『あのオッサン・・・。』





屋上での出来事・・・・・


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赤熊『お前に聞きたいことがあってな。』


リョースケ『おれに!?』


赤熊『あぁ。お前中学のときバスケやってたろ。』


リョースケ『え・・・・あぁ。なんで知ってんの?・・あ!俺のファン?♪』


赤熊『ファンじゃないが、中学のときは関東大会の度によくお前の出る試合みてたよ。』


リョースケ『へぇ。敵情視察ってやつ?ご苦労なこって。』


赤熊『敵情視察・・・そのつもりで見てたがな。今思えば違ったのかもしれないな。』


リョースケ『へ?(なにいってんだこのおっさん)』


赤熊『おまえ、前は東京の中学で有名だったらしいじゃないか。なんて言ったっけな・・・・あぁ、そうだ!西東京のスピードスター。』


リョースケ『・・・懐かしい名前だ。』


赤熊『もうバスケはやめたのか?』


リョースケ『つまんなくてね。俺のスピードとパスにはついてこれるやついなくてね。俺の考えるような動きはダレもしないからさ。』


赤熊『なるほど。お前のちっぽけなモノサシの中じゃダレもいないだろうな。』


リョースケ『・・・・なに?』


赤熊『もし、いまここのバスケ部にお前の理想より遥か上の動きをするプレーヤーがいるとしたら?』


リョースケ『なにいってんだ?』


赤熊『ちょうど良く、今PG(ポイントガード)のポジションが空いているんだ。』


リョースケ『あぁ、この前の練習試合みてたよ。いるじゃんGなら。三谷さんが。』


赤熊『あいつはもともとSG(シューティングガード)だ。ゲームメイクなんて柄じゃない。パスも下手だしな。』


リョースケが赤熊をにらみつける。


リョースケ『何が言いてぇ。』


赤熊『強制はしない。見にくるだけでもどうだ?バスケ部。』


リョースケ『そういう事か。・・・興味ねぇよ。』



・・・・・・・・・・・。


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リョースケ『俺には誰もついてこれねぇよ・・・・・それに、もうあんな思いはごめんだ。』



過去の栄光。
そして中学のときの環境がリョースケを縛り付けていた。




リョースケ『神宮寺・・・あいつが海南か・・・・。おれは・・・・。』



思いふけながら歩いていると。



ドカッ!!!



リョースケ『いてっ!・・・・コノヤロウ!前見て歩け!!!』


目の前にはオールバックでテッカテカの髪型の男と、巨漢の坊主頭。
坊主頭の頭には漢字で《愛》という文字が剃ってあった。


オールバック『お!わりぃわりぃ。つうかお前が前見ろよ。』


坊主『はよいくぞ。練習さぼって時間作ってんだ。さっさと用事すまさんと監督激怒や。またグチグチ嫌味言われるやないか。』


オールバック『お・・・おう。そうだな。気をつけろよぉパーマ君!』


リョースケ『なんだこいつら・・・。』



そして二人の男はなぜか湘北高校の方へ歩いていく。



坊主『ホントにいるのか?湘北やぞ?』


オールバック『ちゃんと見たって!アレは間違いなく・・・・。』


坊主『はいはい、わかったって。そんで、お前どこいくねん。』


オールバック『あぁ??だから湘北へ・・・』


坊主『湘北はさっきの道を左やぞ・・・。』


オールバック『もっと早く言え!!!!』




そのころ湘北体育館では



赤木『よぉぉしラストだ!!!』


ミチハル『っしゃ!』



ガガコン!


ミチハル『はう!』


赤木『バカモン!最後くらいしっかり決めんか!ラスト1本!!』


ミチハル『おのれ!!!!』



スパッ!!



赤木の厳しい練習が続いていた。



赤木『よし、5分休憩後に4対4のゲーム形式の練習するぞ!』



ミチハル『み・・・水・・・・。』


三谷『はぁはぁ・・・疲れた・・・。』


流川『はぁはぁはぁはぁ・・・・。』


赤熊『確かに、走りこみは大事だが・・・この人数じゃ5対5の練習ができないなぁ。』


小林『あぁ、そのへんは心配いらないと思うよ。』


一同『なんで?』


小林『インターハイ予選まで、放課後でも練習試合ビッシリ組むって監督いってたから・・・・・・。』


一同『・・・・・鬼だ。』



練習の休憩中、体育館の扉の前に二人の影。



オールバック『たのもおおおおおお!!!!!!!』


坊主『静かにできないんかおのれは・・・・。』


赤木『ん?』



オールバック『武里高校バスケ部3年!!黒沢克己!!敵情視察に参りました!!』


坊主『やっぱアホや・・・こいつ・・・。』


オールバック『ショウゴ!お前も挨拶しろ!!』

坊主『・・・・3年の河合です。よろしゅう・・・・。』


赤木『なんだ・・・君たちは・・・?』


黒沢『だから敵情視察言うてまんがな!・・・ハッ!いかんいかん・・・ショウゴの関西弁うつってもうた・・・ハッ!また・・・。』

河合『・・・すんまへん。やかましくて・・・ちょっと練習みせてもらうことってできます?』


赤木『あ・・・あぁ。』



体育館にあがり隅っこに座り込む二人。


河合『やっぱり・・・えらい場違いとちゃうか・・・?』

黒沢『・・・・うっさい。』



給水を終え戻ってくるメンバー



ミチハル『誰だ?ありゃ。』


三谷『げ!!なんであいつらが!!!』


流川『・・・・。』


小林『知り合い?』


三谷『そんなじゃねえよ・・・・。』



戻ってきたメンバーに気づく黒沢。



黒沢『あ!!!やっぱりいた!!!』


三谷『・・・・(無視無視・・・。)』



黒沢『なんだよぉぉつれないなぁミッチャン!』



ミチハル『み・・みっちゃん・・・・ププ。』


流川『・・・・・プ。』


赤熊『・・・・(でかいなアイツ)。』



三谷『お前ら笑うな!!それより!!何でお前らがここにいるんだ!!』



黒沢『敵情視察♪』



三谷『・・・うるさいから帰れ。』



黒沢『なんでだよぉぉぉ〜。』



河合『少し見たら帰るさ。俺たちも練習あるさかい。』



三谷『お前も来てたのか。』




赤木『練習始めるぞ!!!』



三谷『チッ。いいから帰れよ・・・。』


黒沢『少し見たらね。それよりアイツもいると思ったんだけど・・・どこ?』


三谷『・・・・・・。』


赤木『三谷!集合だ!!』



二人を無視して小走りでコートの中央へ向かう三谷



黒沢『さて、ストバスでの実力は本物か・・・みせてもらいましょうか。』


河合『宮下・・・・。』





練習が再開されて10分後・・・。



ガコン!!!



三谷『よぉぉし!いいぞ流川!』


赤木『赤熊!!戻り遅いぞ!!』


赤熊『おおおおおお!!!』



河合『レッドベアーズの赤熊がいるやないか。それにあのF・・・確かにやっかいなチームや。』


黒沢『だろ?あのF、調べたら名前は流川颯。あの流川楓の弟さんらしい。』


河合『有名人の弟かいな、どぉりで。』



そういって二人は練習の邪魔にならないよう、赤木に軽く会釈をして体育館を後にした。
ミチハルの実力を見る前に・・・。






その頃リョースケは一人部屋でジョギング用のウィンドブレーカーに着替えながら考え込んでいた。



リョースケ『う〜ん・・・あの二人・・・どこかで・・・・・・誰だっけ・・・・・。』





リョースケの部屋には写真立てに入った中学時代のバスケ部の集合写真がむなしく倒れていた。








新キャラ



黒沢 克己:武里高校3年 ポジションPG 身長174cm


河合 尚吾:武里高校3年 ポジションC 身長190cm

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