逆にこの内容を早く世に問いたかった、と言われればそれも納得の内容でしょう!!! 噴出すアイデア、ロックというのがあくまでその舞台であるような演劇性。 冒頭の「Bad For Good」に顕著な組曲展開、まるで次から次へとヤマ場を迎えるような映画のような流れ…スゴイ。 かと思うと、「Lost Boys And Golden Girls 」みたいなバラードが登場、これまた主人公がしんみりしているシーンのよう。 そう思いながら耳を傾けていると、ラストを飾る名曲の誉れ高い「Rock And Roll Dreams Come Through」は、このジム・スタインマン劇場の一遍、のエンディングソングだねぇ…ちょっと希望的なでもせつないカンジ、一緒口づめちゃうカンジ…あぁ、お見事、エンタテイメント。
セールス的には芳しくなかったらしく(やっぱね)この作品で披露したジムのアイディアは、曲を他のアーチストに提供したり、あるパートを他の作品に使いまわしたり、ってことで活かすしかなかったようだ。「Bad For Good」には「Nowhere Fast」で、「Stark Raving Love 」では「Holding Out For A Hero」で、それぞれ印象的なフレーズが使いまわしされてますしねぇ。
1. Bad For Good 2. Lost Boys And Golden Girls 3. Love And Death And An American Guitar 4. Stark Raving Love 5. Out Of The Frying Pan (And Into The Fire) 6. Surf's Up 7. Dance In My Pants 8. Left In The Dark 9. The Storm 10. Rock And Roll Dreams Come Through
「当時多くのアーティストが真似たディストーションサウンドによる"ハード"ポップと彼が大ヒットさせたボニータイラーの「Hero」のような"ゴスペル"ライクな重厚なコーラスによるオペラや"ミュージカル"ばりの音のかぶせ方のアレンジの火付け人であるJimの不朽の名作。「Bad for Good」のドラマティックな展開は涙物。「Roch and Roll Dreams Come Through」は永遠の名曲。」