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せっしょんれぽ@しゅうまつコミュのLOST SONG(シナリオ)

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ハンドアウト
PC1:フェイト(エスピアトーレ)
シナリオコネ:月代雪歩(H) PC間コネ:PC5
最近、雪歩の様子がおかしいことには気付いていた。
考え事をしていることが多かったり、会話に誤字脱字が多かったり、と言った具合だ。
しかし、雪歩も年頃の女の子☆
干渉し過ぎることもないだろうと、あまり気にしないようにしていた。
そんなある日のことだった。
雪歩が、突然あなたの目の前から姿を消したのは。
彼女が何を考えているかは判らない。
しかし、何を考えているにせよ、その真意は問い質さねばならないだろう。
PS:雪歩を探し出す


PC2:ニューロ(影崎黒子)
シナリオコネ:影崎夫妻(H) PC間コネ:PC1
妙なことが起こった。
あなたの両親が残したデータバンク――その多くは、家族の写真など他愛の無いもの――に

、何者かがハッキングした形跡があったのだ。
中には、重要なデータ等は残っていなかったはずだが。
賊は一体何が目的なのだろうか。
不自然な点は多いが、疑問よりも怒りの方が大きかった。
7年前の事件であなたは両親と自由を失った。
日本のエージェントとなり多少の自由を得てから、必死の思いで保守した家族との思い出。
それに土足で踏み込んできた奴には、誰であれ相応の報いを与えなければならない。
PS:侵入者を突き止める


PC3:ハイランダー(比良坂 ヨミ)
シナリオコネ:高倉直輝(M) PC間コネ:PC2
和泉の執務室の前で、あなたは妙な話を耳にした。
「7年前」
「イグニス」
「高倉直輝」
「北米連邦」
「消息を絶った」
「N◎VAが壊滅」
断片的に聞き取れた情報に不穏な空気を感じたあなたは……好きなようにやることにした。
PS:適当に決めましょう。


PC4:カゲ(黒野晶)
シナリオコネ:黒野晶(M) PC間コネ:PC3
ある夜、あなたがストリートを歩いていると殺人現場に出くわす。
それだけなら、大したことでは無かった。
華麗にスルーしようとしたあなたの目にそれが映るまでは。
あなたの瞳に映った殺人の加害者の顔。
それは、間違えようの無い、あなた自身のそれだった。
PS:自分の偽者について調べる


PC5:カブト(御影息吹)
シナリオコネ:Θ(H) PC間コネ:PC4
Θ。
度々あなたの前に現れては、謎めいた言動を繰り返すアヤカシ。
一体彼は何者なのだろうか。
何のために自分の前に現れるのだろうか。
ヤミの一件の際、彼は言っていた。
『この街で多くの人間が死ぬ』
果たして、その言葉は、先日の事件だけを指したものだったのだろうか。
ここ最近、N◎VAの霊脈も少し荒れている気がする。
気のせいならいいのだが。
違和感の正体を突き止めるためにも。
彼の目的を突き止めるためにも。
もう一度、Θに会わねばならない
あなたはそんな気がした。
PS:Θの正体を突き止める





「LOST SONG」

・セッションの前に
当シナリオは、「ふゆのば!」から繋がる連作キャンペーン「なつのば!」の第6話である。
前半の最終話と言うこともあり、参加するキャストの設定と密接な関連性を持つシナリオである。
基本的にはキャンペーンシナリオとして用いるのが望ましいが、単発セッションに使用するに当たっては、細部の設定を変更し、また、必要な設定をキャストに付加する旨を参加者に伝え協力を求める必要がある。
プレイヤー予定の者は、内容を読む際には十分注意すること。
本シナリオでは、PCが即死系神業のみで死亡するのを防ぐために、たくさんの防御系神業が必要である。
今シナリオでは、1シーンの判定の回数は、自分のシーンなら2回。他人のシーンなら1回となっている。ただし、イベントシーンに関してはその限りではない。
なお、万能・防御系の神業の使い方が非常に重要であり、不用意な使用は神業によるキャストの死亡に繋がる可能性がある。
更に、情報系の神業に関しては適切な使い方が為されなければ、キャスト全滅及びバッドエンドの可能性もあるので、注意が必要である。
詰みパターンが複数、考えられるシナリオなので、プレイヤー諸氏のセンスに期待するものである。


・概要
現在からさかのぼること7年。軌道と日本、北米連邦を揺るがした一つの事件があった。
「イグニス事件」。北米と軌道の過激派が軌道衛星イグニスを占拠し、その衛星レーザー砲「天火」によって日本を砲撃しようとした事件である。二ヶ月に渡る交渉の末、イグニスに日本軍の特務部隊が突入。犯人グループの全滅を持って事件は終結を迎えた。本来的には居住用であったイグニスに当時在住しており、犯人グループの人質となっていた多くの民間人の犠牲という礎の元に、であるが。多くの血が流れたイグニスは事件後、廃棄処分が決定されることとなった。
そのイグニスを秘密裏に回収し、改造を進めたのが"古き血脈"とカーライルシンジケートである。二つの組織は協力の末、イグニスの「天火」を復旧させ、現在はN◎VAへとその狙いを定めている。イグニスによる砲撃の解除キーとなるのは、一つの旋律である。その音楽は、かつて北米に存在しイグニス計画を推進した社交界組織「White Night」の中心人物にのみ伝わっていた。事件の責任を取る形で、関係者は全員処断されており、彼らはすでにこの世の中にはいない。彼等の関係者で、唯一死亡が確認されていないのがヘレナ・ヴァレンティーニ。7年前に行方不明となっている少女である。
ヘレナの身柄は現在カーライルのタタラ、エミール・クローデルの下にある。エミールは解除キーを盾に"古き血脈"との同盟関係を結んでいるが、解除キー自体を解き明かすには至っていない。


・内容
キャスト達はイグニスの行き先やアヤカシの動向を探るうちに、7年前のイグニス事件と、今回の事件の全容を知ることとなる。N◎VAへの砲撃を食い止めるためにはゲスト達と対決し、ヘレナの身柄を確保し、彼女に《真実》を使用した上で、それをN◎VA全体へと《暴露》する必要がある。


・アクトトレーラー
以下がアクトトレーラーである。
RLはセッションの開始時に読み上げること。


大切なものを守るための光

憎きものを撃ち滅ぼすための炎

七年の月日を越えて

天からの光が暗闇の街へと降り注ぐ

裁きの炎から街を守るのは失われた旋律

それは、失われた少女の思い出

それは、忘れ去られた母の温もり

それは、欠けた記憶のLOST SONG


TN-Dキャンペーン「なつのば!」
第六話「LOST SONG」


――今、思い出の歌が紡がれる。




・オープニング
OP1、マスターシーン「過去からの手紙」
状況描写:
雪歩が慣れない様子でキーボードを叩いている。
日課のメールのチェック。
一つ一つ丁寧に読んでは、日誌や報告書に転写していく。
その動作が、一通のメールを読んだところで止まる。
何度も文面を確認する。
10分経っても。
20分経っても。
雪歩はずっと、そのメールを読み続けていた。

「《M&A》を宣言」

シーン内容:
雪歩が買収されるシーン。
M&Aを使用したのはエミール。
文面は「君自身の記憶が知りたければ、以下のアドレスの場所へ来い」


OP2、エスピアトーレ「答えを探しに」
シーン内容:
雪歩の失踪を演出するシーン。
様子のおかしかった雪歩が、ある日、突然居なくなる。
〈知覚:15〉雪歩がおかしくなる直前にしていたのはメールのチェックだったはず。
〈電脳:18〉データのサルベージに成功する。
〈電脳:失敗〉問題の日に、不自然に消去されたデータがあるようだ。

雪歩『なんでもないですよー』
幸人『お前さんはフェイトだ―――考えろ』

雪歩の足取りを追うことにしたらシーンエンド。
雪歩を放置するようであれば、「MD1」へ。


OP3、影崎 黒子「今回はまじめに」
シーン内容:
高倉直輝との会話。
その後、両親の残したデータバンクに侵入者の形跡。

直輝「駄目元で聞いてみるが……この業界から足を洗う気はないか?」
直輝「今後の生活に関しては、僕が保障する。勿論、義体の分もチャラだ」
直輝「そうか……やはりそう答えるか」
直輝「もう来なくて良いよ。義体の分も気にしなくて良い」
直輝「(理由を尋ねる)済まない、来客の様だ。その件に関してはまた今度」
直輝「何故か、か……贖罪、なのだろうか。何をしたところで、許されるはずもないがな」

データバンクへの侵入アラート。
既に侵入者の姿は無いが、僅かに荒らされた形跡が残っている。
その形跡から、追跡ができるかもしれないと示唆してシーン終了。


OP4、比良坂 ヨミ「パズルのピース」
シーン内容:
和泉とイザナミの会話を立ち聞きしてしまうシーン。
HO参照。
和泉「お前には関係無い。好きなようにするが良い」
和泉「不安だと言うなら、飛びっきりのセーフハウス(本国)も用意しよう」
和泉「どうするつもりだ?(プラチナムを差し出して)持って行け」
和泉「他意はない。……ただ、私にも、この街には縁故が居るのでな」
何らかの行動に乗り出したらシーン終了。

和泉「(ヨミ退場後)写し身はどう出るかな?」
イザナミ「さて、な。まぁ、何にせよ、奴の好きなようにするじゃろうて」


OP5、黒野 晶「Doppelganger」
シーン内容:
もう一人の黒野晶(以下K’(笑))と出会う。
K’は目の前で一人の男を殺す。
K’「お前は……そうか、お前があの……」
攻撃しようとすると撤退を計る。
K’「せいぜい足掻くがいい。もっとも、もう時間はそう残されてはいないがな」

〈知覚:12〉パワードトループであることが分かる。
パワードトループ⇒神業は無いけど、奥義くらいなら使って来そう。

その後、藤崎竜二からの依頼。
自分の偽者が、ストリートで「仕事」をしているらしい。
それを何とかするように、とのこと。
報酬は前金で1ゴールド。

竜二「今、ストリートで黒野晶が無差別に暴れてるって話だ」
竜二「もちろん、俺は信じちゃいない……が、そう思わない奴も大勢居る」
竜二「記憶……か。正直、俺にはよく分からん」
竜二「だが、今、俺の目の前に居るあんたはあんた自身だ」
竜二「それは、記憶があろうと無かろうと関係ない。違うか?」

調査に動き出したら、シーン終了。


OP6、御影 息吹「胸騒ぎ」
シーン内容:
回想シーン、HO参照。
Θ『もう少しで、この街で多くの命が失われる』
Θ『今のお前では、誰も守れない』

回想シーン終了。

TVから流れてくる音楽に耳を奪われる。
MC『さて、この曲は知る人ぞ知る名曲ですね、それでは、『Aingeal』!!』
扉を開けたラフィルが手に持っていた掃除道具を取り落とす。
ラフィル「そんな、嘘……息吹さん、私、どうすれば良いんですか?」

調査に乗り出すとシーン終了。


・ミドルフェイズ
MD1、エスピアトーレ「昨日の友は、今日は――」
トリガー:雪歩を放置した。
登場:不可
シーン内容:
クレアータが尋ねて来る。
クレア「これが、最後だ。私達と共に来る気はないか?」
クレア「かつての戦友へのせめてもの情けだ」
クレア「間も無くこの街は滅ぶ。早急に、どこへなりとも去るが良い」
警告だけしたら、シーン終了。


MD2、影崎 黒子「ブービートラップ」
トリガー:データバンクを調べる
登場:不可
シーン内容:
データバンクを調査して、ブービートラップに引っかかるシーン。
〈電脳:15〉不信なデータを発見する
データに何らかのアクションをするとトラップが発動する。
《死の舞踏》を宣言。
ダメージは山札で、「最小5最大9(超過分は折り返す)」
更に《電脳神》を宣言し、ダメージに特殊効果を付加する。
神業による打ち消しに関しては
「今後、シナリオ中に打ち消せる可能性がある」
と注意する。
それでも打ち消そうとする場合、一度まで《タイムリー》で妨害する。

・ルール追加。
以降、アウトロンが出来なくなる。
ここで与えられたダメージチャートは、舞台表裏問わず1シーン毎に1上昇する。
このダメージ上昇は、シーンの開始時に行われる。
装備や特技によるダメージの軽減は不可能。
自力での制御判定は可能。
[気絶]した場合、そのシーンは行動を行えない。

〈電脳:15〉このウィルスは末端に過ぎない。大本を叩けば、恐らくダメージも回復すると思われる。改めて「ウィルスの大本」に関するリサーチが可能になる。


MD3、御影 息吹(?)「退魔殿の枢機卿」
トリガー:退魔殿あるいは結島陸と接触を図る
登場:N◎VA、真教、アストラル(その他、場所によって様々)
シーン内容:
陸を探すソフィア・クリスティーと出会う。
ソフィアは、尋ねれば現在のアストラル状況に関して教えてくれる。
「〈アストラルに関して:18〉までと同義。」
ソ「あなた、もしかして御影息吹さん?」
ソ「えぇ、陸君から特徴は聞いていましたから」
ソ「つい、来てしまいましたが……私は、あの子に会うわけにはいきません」
ソ「あの子のこと……よろしくお願いします。見た目ほど、強くはないですから」
〈コンタクト〉〈コネ:結島陸〉:目10


MD4、御影 息吹?「見えない答え」
トリガー:結島陸と接触を図る
登場:コネ
シーン内容:
使えない男と化したりっくんとの会話。
陸は、鬱モードに入っており、助力は期待できないが、《ファイト!》を使用する。
陸「僕は、何の為に剣を振るうのか……分からない」
陸「想いの無い力は、人を不幸にします」
陸「答えが見つかるまで、僕はこの力を振るうわけにはいきません」
陸「虫の良い話だとは分かっています……それでも、あの子のことを……」
《ファイト!》対象は《難攻不落》が適切か。
陸「あの人は、前に進もうとしている……僕は、一体何をしているんだ……」


MD5、比良坂 ヨミ「懺悔は何に向けて」
トリガー:高倉直輝に「イグニス事件」について尋ねる
登場:N◎VA、コネ、ストリート
シーン内容:
直輝から答えを引き出すには〈交渉:21〉が必要。
直輝「場所を変えようか」
そう言って共同墓地に場所を移す。
直輝「あれは、七年前のこと、僕はまだ日本軍のエージェントだった」
直輝「……それが、七年前の事件の顛末だ」
直輝「あれ以来、僕は人が殺せなくなった。今も前に進めないでいる」
直輝「自分で、決断することが出来なくなったのさ……それでも、君達ならばきっと」
《ファイト!》を使用する。
もし使われており、エスがいればエスの《真実》を。
そうでなければ、ヨミの《天罰》を。


MD6、比良坂 ヨミ「その瞳は何処を見据えて」
トリガー:和泉藤嵩に「今回の事件」について尋ねる。
登場:日本
シーン内容:
和泉から答えを引き出すには〈交渉〉で制御値を突破する必要がある。
和泉「……聞いて、どうする?」
和泉「以上だ」
和泉「日本は、本件に関しては関知しない」
和泉「もし、レーザーが発射されれば、それを理由に北米を叩く」
和泉「私は……軍人だからな」
もしあれば、日本の不利益にならない範囲で、何か一つ「お願い」を聞いてくれる。


MD7、黒野 晶「本物の証明」
トリガー:全ての「黒野晶」「エミール」「イグニス」に関する情報が全て出た状況で、黒

野が誰ともバディを組んでいない。
登場:不可
シーン内容:
K’に戦いを挑まれる。
K’「そろそろ……目障りだ」
K’「出来損ない風情が、よく吼える」
⇒K’を倒す
K’「馬鹿な……」
K’「知りたければ……本人に聞くが良い……」

クライマックスのアドレスを手に入れる。


MD8、御影息吹「Θとの邂逅」
トリガー:Θに接触を図る
登場:不可
シーン内容:
Θはレッドエリアの一際高いビルの上に立っている。
Θ「お前には何も守れない」
Θ「何かを守ろうとしたところで、それは別の犠牲の引き金となるだけだ」
Θ「俺を殺すか?」
Θ「守るために殺し、殺すことで守る」
Θ「どうしようもない矛盾だ……人間とは愚かしいものだな」
Θ「もう一度言おう。……お前には、何も守れない」

風か、あるいは攻撃かで、フードが煽られ素顔が露になる。
そこには御影息吹の兄の顔がある。
Θ「だから、お前はここにいるべきではないのだ」
《守護神》を使用。
効果は、息吹をSTARに連れ去ること。
適用された場合、エンディングまで登場不可となる。
対抗は《守護神》にて。この場合、対象は自身なので死ぬことは無い。
Θ「何故そうまでして……答えは、行動で見せてもらうとしよう」
Θ「そうだ、それで良い……お前は人を守れるほど、強くない……」


MD9、マスターシーン「記憶の中の母」
トリガー:雪歩の過去に関する情報を集める
登場:不可
シーン内容:
雪歩の追憶。

私は、お母さんと遊びたかったけれど。
お母さんは、あまり家にいない人だった。
『あなたは家で待ってなさい』
そう言って、いつも一人で出かけていった。
私は、いつも家で一人で遊んでいた。

ある日、夜中に目を覚ました私は偶然母の言葉を聞いてしまう。
『あぁ、なんで、あの子産んじゃったのかしら』
聞き間違いだと思った。
その夜は眠れなかった。

私が母さんに連れられて外出したのは、ある晴れた日のことだった。
『それじゃぁ、これで……』
そう言って、私を見知らぬおじさんに突き出した母さん。
その顔は、ただただ……笑顔だった。

雪歩『ずっと……私は……要らない子だったんだ……』


・クライマックス
CM1、御影 息吹「天から降る火」
トリガー:N◎VA郊外にあるゲスト達の根城へ向かう
登場:自動(N◎VA、ストリート)
敵ゲスト:イグニス、クレアータ、エミール、Θ、黒野トループ
シーン内容:
小高い丘の上。
N◎VAの街の明かりが一望できる位置。
敵ゲストの他に虚ろな瞳をした雪歩が居る。

クレ「エスピアトーレ……貴様さえ我らと共に居れば、この様な周りくどい事をせずに済んだものを……」

エミ「黒野…晶?ハハハ!貴様は本当に自分が黒野晶だと思っているのか!?」
エミ「いや、それはある意味では正しい」
エミ「貴様は、オリジナルの黒野晶の複製体に過ぎん!!」
エミ「オリジナルがどこかだと……それを聞いてどうする?」

雪歩を取り戻すためには
《真実》雪歩自身の過去について
《真実》雪歩の家族について
あたり。


雪歩の追憶。

『あなたは家で待ってなさい』
『あれが上手くいったら……その時はいくらでも遊んであげるから、ね?』

『あぁ、なんで、あの子産んじゃったのかしら』
『こんな時代に生まれても……幸せになれるわけ……無いのに……』

『それじゃぁ、これで……』
『私は、あなたに母親らしいこと何も出来なかった』
『辛いかもしれない、苦しいかもしれない』
『それでも、生きていれば……きっと会えるから』

『愛しているわ……ヘレナ』


涙を流しながら。
七年ぶりに使われる声帯。
しゃがれた声で独白する。
雪歩「私は……ずっと、忘れてた」
雪歩「私は……愛されてなくなんて、無かった」

『どうしたの、ヘレナ?怖い夢でも見たの?』
『お話?お唄?私、そういうの知らないのだけれど……仕方ないわね』
『お母さんの、取って置きの歌を歌ってあげる……けれど、誰にも内緒よ?』

咳き込みながら、口の端から血を流しながら、雪歩が歌を紡ぐ。

エミール「これが…制御キーか」
エ「だが、もう止まらんよ、N◎VAにはすでに起動キーたる魔曲が浸透している」
エ「今更、いくら制御キーを発見したところで……」

《暴露》が使用される。
エ「馬鹿な……」
クレ「チ……仕方あるまい」
クレ「レーザーが使えないのであれば……あの星をそのまま地表にぶつけてくれる!」


・カット進行
終了条件:
1、敵の全滅
2、3カット目の到来

敵勢力:
イグニス、クレアータ、エミール、Θ、黒野トループ(30)、ミストレス(30)

イグニス:全てのキャストから常に同じ距離。キャストから距離を詰めることは不可能。
1カット目は超遠。
2カット目は中。
3カット目は至近。至近になるとN◎VAは壊滅する。

クレアータ:至近
エミール:中
Θ:遠(息吹のみ視認可能)
黒野トループ:至近
ミストレストループ:中

クレ「フフ、どこまでも、我等の邪魔をするのだな……」
クレ「なぁ、エスピアトーレ、人間とは……そんなに良いものか?」
クレ「フフ、そうか……」

エミ「馬鹿な、複製体ごときが、これほどの力を……何故だ……」

・エンディング
なるようになるはず。

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