かずみっち応援宣言！in mixiコミュのポルシェカレラカップ開幕戦レースレポート

レース名：ポルシェカレラカップ第１戦
コース：ツインリンクもてぎ　東コース
コンディション：晴れ／ドライ
車両名：Ｔ＆Ｋ２カルラＧＴ３レーシング
参戦チーム：カルラレーシング
参戦車両数：20台　予選3位　決勝4位

三上和美06年シーズンの開幕戦となる、「ポルシェカレラカップ第一戦」が４月29日、栃木県のツインリンクもてぎ東コースで開催された。20台がエントリーする大激戦となった今回のレースにおいて、三上和美は自身初のポルシェによる公認戦であったにもかかわらず、予選は３位に、また２回も赤旗中断が起こるなど数々のハプニングが発生した決勝においても表彰台まであと一歩の４位、その実力を如何なく発揮。今シーズンの開幕戦を、見事入賞で飾った。

●公式予選　3位　1.26.601秒
20分で争われる公式予選は、予定通りの10時にスタート。今シーズンの戦いの火蓋が切って落とされた。
後方からコースインした三上和美は序盤、集団に巻き込まれてしまい思うようにペースが上げられず、７周目にピットイン。タイミングを見計らって再スタートを切った２回目のアタックでは、トータル９周目に全20台中３位（1.26.601秒トップ伊橋選手の0.6秒落ち）となる好タイムを叩き出し、無事予選を通過した。

三上和美コメント
「ポルシェ９９７は開幕戦前の合同テストで一度ドライブしただけだったので、レースウィークの練習走行でも慣れるのに非常に時間がかかってしまった。６速シーケンシャルは性能が良すぎるために、シフトアップは簡単に出来るがダウン時のブリッピングが難しく、ブリッピングがうまく出来ないまま予選を迎えることになってしまった。
マシンになれるための練習の延長上となってしまった予選でも、色々試しながら走行を行った。ベストタイムを出したラップでも細かいドライビングミスはしてしまっていたので、3位という結果にはとても驚いている。短時間で997を乗りこなすというところまで到底行かないが、決勝レースでは大事なマシンを壊さないように慎重に運転して、表彰台に上がりたい」

●決勝　4位
決勝レースは14時10分から、15周で行われる予定だった。
しかしフォーメーションラップが終了し、グリッドに付ける時点で1台がハプニングを起こしたために、赤旗中断。続く２回目のスタートでは開始直後の第一コーナーで、三上の真横で２台が絡む大クラッシュが発生し２回目の赤旗が出されてしまい、結局予定より約40分遅れの14時50分から、12周に減算されて争われた。

２度に渡るスタートディレイにもかかわらず、三上和美はモチベーションを保ち続け、スタート／大混乱の第１コーナーを３位をキープした状態で無事にクリア。さらに２位を走る＃77・ＤＲＡＧＯＮ　ＫＵＮＩＴＡ選手を追撃するとともに、追いすがる＃44・平川選手を抑えながら２周を周回するなど上々の立ち上がりを見せたのだが、３周目の最終コーナーで＃44にパスされてしまい、順位を４位に落とした。
しかしその直後から、三上和美は猛然とアタックを開始。先行する＃44に激しく追いすがり、コーナー毎にアタックを仕掛けるなど、熱いバトルを展開した。

隙あらばアタックを仕掛ける三上と、それを懸命に抑える＃44。この表彰台を賭けたバトルは９周に渡り観客を魅了し続けたが、三上はラップタイムで勝りながらも、ＧＴ選手権仕込みの絶妙なテクニックで必死に抑えにかかる平川選手を抜くまでには至らず、４位でチェッカーを受けた。

三上和美のコメント
「スタートの1周目で4台のクルマが大クラッシュしてしまい、私もあと数十センチのところで接触しそうになってしまったが、それを避けられただけでも今回のレースは良かった。レースでは自分自身がポルシェになれていないせいもあり、ペースを思うように上げることができなかった。
2位になるチャンスがあったのに、見放してしまった。レース中は終始平川選手とずっとバトルになってしまったが、平川選手のテクニックがすばらしく、12周という短い時間では抜き去ることが出来なかった。次戦の菅生もレース前日だけの走行になってしまうが、早くシーケンシャルの操作を覚えて、表彰台の真ん中目指して頑張りたい」

2006年はＫＡＲＵＲＡレーシング様のおかげで、「ポルシェカレラカップ」という世界を代表する素晴らしいレースに参戦させていただくことが出来たことを、心から感謝しております。現在14カ国、9シリーズが開催されるポルシェカレラカップにおいて、はじめての女性ドライバーとなりました。一度でも多く表彰台の真ん中に立つことが出来るよう、全力でがんばりますので、ぜひこれからもよろしくお願いします！

スポンサー様ご紹介（敬称略）
ＫＡＲＵＲＡＲＡＣＩＮＧ（レーシングチーム）浅野自動車サービス（レーシングガレージ）EXEDY（スポーツクラッチメーカー）PERMAGARD（ボディーコーティング会社）ウッドアイ（ペイントメーカー）アライヘルメット（ヘルメットメーカー）ファイテン（健康器具メーカー）ＰＵＭＡジャパン（アパレルメーカー）
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東京中日スポーツ（スポーツ新聞時々掲載していただいています）
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をはじめとする各媒体、各自動車メーカー＆ディーラー様のイベントゲストとしてトークショーや走行会のゲストとして活動をしております。
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ポルシェジャパンＨＰ　予選レポート
http://content4.eu.porsche.com/prod/motorsport/home.nsf/jpnjapanese/pcc_jpnrennberichte20060430_2

決勝レポート
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