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「赤ひげ」プロジェクトコミュの開設趣意書(長文)

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今、日本の医療は危機的状況にあると言われています。
この状況を改善していくためには、親と医者と行政とが歩み寄り、他人任せや責任転嫁をしない関係造りが必要なのではないでしょうか。

私たちのグループでは、親の不安解消、適切な応急処置、救急医療のコンビニ化の回避、小児救急医療の質的充実、小児医療の労働環境改善等を目的として、携帯端末を利用した「簡易な問診サービス」及び「救急病院・休日当番医等の位置情報サービス」を行うことを第一ステップ、より適切な診断や誤診の回避、セカンドオピニオン等を目的として、秘匿通信システムによる「医療情報の共有サービス」及びTV電話等を利用した「遠隔問診サービス」を第二ステップと位置づけています。

第二ステップについては、一部で導入されているところもありますが、高度なシステム要求・複雑な利害関係という点がネックになっているように見受けられます。私には、大出血にもかかわらず、止血もせずに開腹手術を始めているような気がしてなりません。

親側の話を聞いていて感じるのは、いま社会が求めているものは、高度な医療を受けられること以上に「子どものちょっとした変化に対して迅速に適切な対応が出来るシステム」を整備することによって不安を解消することではないかということです。

そして、医者側のお話を聞いていて感じるのは、いま本当に必要なことは、すべての来談者に対応するために小児科医を増員することではなく、「医師として本来なすべき事をさせてあげられるシステム」を整備することによって、小児医療を取り巻く環境を改善することではないかということです。

そのためには、「親が親として出来ること」と「医師でなければ出来ないこと」の切り分けをするシステムが必要であり、その前提として他人任せにしない親の姿勢(自分の子供の命は自分が守るくらいの真剣さ)が必要なのではないでしょうか?

「赤ひげ」を志す若いドクターは、本当はたくさんいるのです。彼らを取り巻く環境がその志を萎えさせていることが問題なのです。

現時点での私たちの将来構想には、技術的・法的問題が山積しています。しかし、いま私たちに出来ることから、着実により良い環境作りをし続けていけば、不幸な事故は激減すると確信しています。

親・医者・行政と、それぞれの立場からのご意見をお待ちしています。

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