TRPGサークル ludusコミュの（３）VCセッションとTCセッション

●VCセッションについて

１）　使用するアプリケーションは「ディスコード（Discord）」（https://discordapp.com/）。 Skyp等々も候補にあがるが、結果において競合はシェアをうばわれていった。このアプリは軽く、かつSkypの様に使用時間によって無暗にバッファを蓄積せず、快適な音声会話と動画配信が可能だったことが理由である。

２）　ゆえ通信用アプリに「ディスコード」以外を使用するメリットは、現在、娯楽用途なら性能面・機能面を見てないと思われる。ただ、必要部分しかローカライズされておらず、一部は英語メニューのままとなっている。ただ「ディスコード」の解説ページはネットに大量に存在する。また、それほど高度な機能の使用も想定していない。

２）　VCを開催するためには、全員が「マイク」か「ヘッドセット」を所持していないとならない。以下に準じ「マイク」か「ヘッドセット」の購入・準備をしてほしい。これは開催にあたるお願いとなる。クライアント（「ディスコード」本体）を起動するためデジタル端末（PCなど）も必要であるが、この部分は問題がないはずだ。

●TCセッションについて

１）　TCの場合は「ディスコード」をクライアントにしなくてよい。「どとんとふ」（http://www.dodontof.com/）で十分だろうし、（TCの場合は）機能において「どとんとふ」のほうが充実している。ただ何度も繰り返すが、自身はTCにはそれほど興味をもっていない。また、実施するなら現在以上に全員の協力が必要だ。

２）　まずTCは準備段階からGMに相当な負担がかかる。場面状況を事前に文章で用意しないとならない。会話なら数秒の行動をPLは文章で明示しないとならない。このプロセスはGMもPLも非常に大変だ。ただ、TCを否定するわけではない。全員の強い賛同があって、かつ３）を担保してくれるならば、ある程度労力を緩和できるだろう。

３）　２）でしめす労力とは以下のものになるだろう。「全体の強い賛同」「TCを行うグループ全体の強力なメリットと説得」「全員のルールブックの購入」「オンライン・セッションの回数の増加」「不足を埋め得る協力姿勢」オフライン・セッションを高速処理している要素の“会話”がなくなる以上、弱点を補完しないとならない。