SGAが遂にNBAナンバー１ガードとして認知され、MVPレースでも２位につけるなどの活躍を見せる中、怪我で１年休養したチェットもルーキー1stチームに満票で選出されるなど、もはや再建は完全に完了したといえる状態のサンダー。
レギュラーシーズンもウェスタンカンファレンス１位の座を取り戻し、見事西で１番のチームに返り咲きました（しかもチームの平均年齢は史上最高の若さでした）。
久々のプレイオフも１回戦をスイープで突破し、順調に見えましたが続く２回戦であっさりと敗退。短期決戦の怖さをまじまじと感じさせられました。
若さゆえに急速に強さを手に入れた一方で､柔軟性と対応力に欠けたチームは､これから数年をかけて熟成の時期に突入します。
ロスターは充実し、ドラフトの指名権も豊富に持ち、下部組織もリーグ優勝するなど、チームの未来は光り輝いていますが、主力の怪我や思い切ったトレードの失敗で一気に暗黒面へ落ちる可能性もゼロではありません。
チームがいよいよ円熟期に入ってきたからこそここから先完成に向けてはより一層のＧＭの手腕が問われますが、いつものように我々はプレスティを信じるしかありません。
まずはドラフト。今年は１巡目12位の指名権があります。
ここ数年ドラフトを当てまくっているサンダー（チェット２位、Ｊダブ12位、ケイソン10位）
今年も当たりを引きますように、バスケの神様にお祈りしてます＾＾
レギュラーシーズンもウェスタンカンファレンス１位の座を取り戻し、見事西で１番のチームに返り咲きました（しかもチームの平均年齢は史上最高の若さでした）。
久々のプレイオフも１回戦をスイープで突破し、順調に見えましたが続く２回戦であっさりと敗退。短期決戦の怖さをまじまじと感じさせられました。
若さゆえに急速に強さを手に入れた一方で､柔軟性と対応力に欠けたチームは､これから数年をかけて熟成の時期に突入します。
ロスターは充実し、ドラフトの指名権も豊富に持ち、下部組織もリーグ優勝するなど、チームの未来は光り輝いていますが、主力の怪我や思い切ったトレードの失敗で一気に暗黒面へ落ちる可能性もゼロではありません。
チームがいよいよ円熟期に入ってきたからこそここから先完成に向けてはより一層のＧＭの手腕が問われますが、いつものように我々はプレスティを信じるしかありません。
まずはドラフト。今年は１巡目12位の指名権があります。
ここ数年ドラフトを当てまくっているサンダー（チェット２位、Ｊダブ12位、ケイソン10位）
今年も当たりを引きますように、バスケの神様にお祈りしてます＾＾
|
|
|
|
コメント(24)
今年はかなり難しいドラフトと言われています。
上位指名は３位くらいまでは固まっているようですが、ロッタリー候補すら乱高下が激しく正直当たりを引く可能性はどのチームもさほど高くはないと思われますが、それでもサンダーが１２位で指名できそうな個人的なオススメ（というか希望ｗｗｗ）選手をあげたいと思います。
ジャコビー・ウォルター（6-5Ｇベイラー大）
高校生時代は世代最高の選手として大学進学前にはファイブスター評価を得ていた選手。高いシュート能力と守備力でジョーの後継者になれそうな逸材。ロッタリー下位指名候補まで評価を落としていますが、個人的に今ドラフトではガードでは彼が一番と見ています。
ロナルド（ロン）・ホランド（6-8ＦＧリーグイグナイト）
彼もまたかつては最高レベルの選手として評価されていた選手。１年前までは全体１位候補でもありました。怪我をして欠場していた期間があったせいか評価を落としていますが、たぐい稀なる守備力とＩＱを兼ね備えた選手で、サンダーのカラーにはピッタリ合いそうです。
コディ・ウィリアムス（6-8Ｆコロラド大）
Ｊダブの弟でもある彼は兄を超える逸材として評価されています。兄同様長いウィングスパンを持ち、その攻守にわたる万能性は魅力です。サンダー初の兄弟プレイヤーとして､もし１２位まで彼が残っていて指名できるなら指名してほしいですね。
二コラ・トピック（6-6Ｇセルビア）
今シーズンサンダーにオールドルーキーとして加入して､残念ながら移籍してしまったミチッチの再来ともいわれるセルビアの至宝。前十字靭帯損傷からどこまで復活するかは賭けですが、最高の海外選手の一人をロッタリー下位で指名できるならサンダーが手を伸ばす可能性は十分に考えられます。
正直ビッグマンに関しては今ドラフトでは厳しいかなと。どのみちチェットの控えというポジションであれば、わざわざロッタリー指名権を消費しなくても良いかもしれません。上記４名のうち誰かが加入してくれたら個人的には嬉しいドラフトになりそうです。
上位指名は３位くらいまでは固まっているようですが、ロッタリー候補すら乱高下が激しく正直当たりを引く可能性はどのチームもさほど高くはないと思われますが、それでもサンダーが１２位で指名できそうな個人的なオススメ（というか希望ｗｗｗ）選手をあげたいと思います。
ジャコビー・ウォルター（6-5Ｇベイラー大）
高校生時代は世代最高の選手として大学進学前にはファイブスター評価を得ていた選手。高いシュート能力と守備力でジョーの後継者になれそうな逸材。ロッタリー下位指名候補まで評価を落としていますが、個人的に今ドラフトではガードでは彼が一番と見ています。
ロナルド（ロン）・ホランド（6-8ＦＧリーグイグナイト）
彼もまたかつては最高レベルの選手として評価されていた選手。１年前までは全体１位候補でもありました。怪我をして欠場していた期間があったせいか評価を落としていますが、たぐい稀なる守備力とＩＱを兼ね備えた選手で、サンダーのカラーにはピッタリ合いそうです。
コディ・ウィリアムス（6-8Ｆコロラド大）
Ｊダブの弟でもある彼は兄を超える逸材として評価されています。兄同様長いウィングスパンを持ち、その攻守にわたる万能性は魅力です。サンダー初の兄弟プレイヤーとして､もし１２位まで彼が残っていて指名できるなら指名してほしいですね。
二コラ・トピック（6-6Ｇセルビア）
今シーズンサンダーにオールドルーキーとして加入して､残念ながら移籍してしまったミチッチの再来ともいわれるセルビアの至宝。前十字靭帯損傷からどこまで復活するかは賭けですが、最高の海外選手の一人をロッタリー下位で指名できるならサンダーが手を伸ばす可能性は十分に考えられます。
正直ビッグマンに関しては今ドラフトでは厳しいかなと。どのみちチェットの控えというポジションであれば、わざわざロッタリー指名権を消費しなくても良いかもしれません。上記４名のうち誰かが加入してくれたら個人的には嬉しいドラフトになりそうです。
波乱のオフシーズンはビッグなトレード劇からスタートしました。
サンダーはその溢れ出る才能を持て余していたギディを放出する代わりに､現在のNBAで１番といっても過言ではないロールプレイヤーに成長したカルーソを１対１のトレードで獲得することに。
将来のオールスタープレイヤーの可能性すら示していたギディですが、なかなかロールプレイヤーとしての役割を果たせずに苦労していました。
今回の移籍劇に関して、各所のトレード評価はプレスティの手腕を高く評価するものばかりですが、そのいくつかを紹介します。
アレックス・カルーソは、誇張抜きで、少なくとも過去 2 年間は NBA の全てのチームにおいて最も求められているロールプレーヤーの1人だ。彼はステフィン・カリーとヤニス・アデトクンボの両方を非常に高いレベルで守れる稀有なタレントで、素晴らしい パサーでもあり、昨シーズンは 41% 近くの３Ｐ成功率を記録している。加えて言うなら彼は非常に安価なサラリーでもある。彼はどのチームのロスターにも､どのサラリーキャップにも適合するだろう。
サンダーの 2 番目と 3 番目に優秀なプレーヤーはいまだ新人契約のままで、彼らはディフェンスと3Ｐ成功率で他の新人選手にリードを得ていますが､カルーソはそんな彼らにとっても絶対的なベテランとなりうる存在です。
セルティックスは、交代可能なペリメーターディフェンダーを無数に獲得したことが主な要因で優勝しました。サンダーには現在、カルーソ、ドート、ケイソン、Ｊダブがおり、昨シーズンのNBA1試合あたりのブロックショット数で3位だったチェットがリムを守っています。これによってOKCのディフェンスはボストンのディフェンスよりも確実に優れていると主張できるでしょう。
このトレードによって､サンダーは自身のキャップスペースを大幅に犠牲にする必要すらありませんでした。カルーソは来シーズン、ギディより僅か150万ドルほど多く稼ぐだけです。もちろんカルーソは契約満了間近なので、サンダーが彼と長期的な経済的安定を得たわけではありませんが、それはギディであっても同じでした。サンダーはいまだに望めば3000万ドル以上のキャップスペースを作ることができます。
サンダーは自分たちでは持て余していた選手を、リーグ全体が必死に獲得しようとしていた選手と交換したことになります。ギディはもちろん長期的に有望な選手でした。彼はその体格にしては類まれな才能を持つパスとハンドリングの選手でしたが、ダラスとの2回戦終盤で、思い切って彼をガードしない作戦が功を奏すことが判明してしまい、泣く泣くベンチに下げられました。彼はボールのないところではあまり良いプレーができず、ＳＧＡがいるチームで常勤のポイントガードになることもありませんでした。その結果サンダーはどうしてもギディをトレードせざるを得ませんでした。
もしかしたらサンダーは必ずしもカルーソを必要としていなかったかもしれません。しかし彼を獲得することで､彼を他のどのチームからも遠ざけることができました。サンダーはダニエル・ガフォードをダラスが獲得するのを手伝ったばかりに、プレーオフで手痛い目に会いました。もしカルーソが西の別のトップチームに移籍していたらどうなるでしょうか？ リーグ最高のＳＧＡディフェンダーの一人が誕生してしまいます。しかし今はもう安心です。彼らは単にNBA最高のロールプレーヤーの一人を獲得しただけではなく､ライバルが代わりに彼を獲得できないようにしたのです。これはおそらくプレスティによる年間最優秀エグゼクティブ賞レベルのトレードだったといえるでしょう。
サンダーはその溢れ出る才能を持て余していたギディを放出する代わりに､現在のNBAで１番といっても過言ではないロールプレイヤーに成長したカルーソを１対１のトレードで獲得することに。
将来のオールスタープレイヤーの可能性すら示していたギディですが、なかなかロールプレイヤーとしての役割を果たせずに苦労していました。
今回の移籍劇に関して、各所のトレード評価はプレスティの手腕を高く評価するものばかりですが、そのいくつかを紹介します。
アレックス・カルーソは、誇張抜きで、少なくとも過去 2 年間は NBA の全てのチームにおいて最も求められているロールプレーヤーの1人だ。彼はステフィン・カリーとヤニス・アデトクンボの両方を非常に高いレベルで守れる稀有なタレントで、素晴らしい パサーでもあり、昨シーズンは 41% 近くの３Ｐ成功率を記録している。加えて言うなら彼は非常に安価なサラリーでもある。彼はどのチームのロスターにも､どのサラリーキャップにも適合するだろう。
サンダーの 2 番目と 3 番目に優秀なプレーヤーはいまだ新人契約のままで、彼らはディフェンスと3Ｐ成功率で他の新人選手にリードを得ていますが､カルーソはそんな彼らにとっても絶対的なベテランとなりうる存在です。
セルティックスは、交代可能なペリメーターディフェンダーを無数に獲得したことが主な要因で優勝しました。サンダーには現在、カルーソ、ドート、ケイソン、Ｊダブがおり、昨シーズンのNBA1試合あたりのブロックショット数で3位だったチェットがリムを守っています。これによってOKCのディフェンスはボストンのディフェンスよりも確実に優れていると主張できるでしょう。
このトレードによって､サンダーは自身のキャップスペースを大幅に犠牲にする必要すらありませんでした。カルーソは来シーズン、ギディより僅か150万ドルほど多く稼ぐだけです。もちろんカルーソは契約満了間近なので、サンダーが彼と長期的な経済的安定を得たわけではありませんが、それはギディであっても同じでした。サンダーはいまだに望めば3000万ドル以上のキャップスペースを作ることができます。
サンダーは自分たちでは持て余していた選手を、リーグ全体が必死に獲得しようとしていた選手と交換したことになります。ギディはもちろん長期的に有望な選手でした。彼はその体格にしては類まれな才能を持つパスとハンドリングの選手でしたが、ダラスとの2回戦終盤で、思い切って彼をガードしない作戦が功を奏すことが判明してしまい、泣く泣くベンチに下げられました。彼はボールのないところではあまり良いプレーができず、ＳＧＡがいるチームで常勤のポイントガードになることもありませんでした。その結果サンダーはどうしてもギディをトレードせざるを得ませんでした。
もしかしたらサンダーは必ずしもカルーソを必要としていなかったかもしれません。しかし彼を獲得することで､彼を他のどのチームからも遠ざけることができました。サンダーはダニエル・ガフォードをダラスが獲得するのを手伝ったばかりに、プレーオフで手痛い目に会いました。もしカルーソが西の別のトップチームに移籍していたらどうなるでしょうか？ リーグ最高のＳＧＡディフェンダーの一人が誕生してしまいます。しかし今はもう安心です。彼らは単にNBA最高のロールプレーヤーの一人を獲得しただけではなく､ライバルが代わりに彼を獲得できないようにしたのです。これはおそらくプレスティによる年間最優秀エグゼクティブ賞レベルのトレードだったといえるでしょう。
>>[3]
私もジョシュ（マジシャン）ギディという選手が大好きでした。
その魔法のようなパスセンスと献身性は昨季の躍進の大きな一助でした。
イングランドに指導された結果、決して得意ではないシュートを彼が決めることで､大きなアドバンテージが生まれるシーンが何度もありました。
もし昨季と同じ成長率で成長したならば、彼を放出したことは痛恨の極みになりそうですが、こういったトレードは瞬間瞬間で判断しなければなりません。
そしておっしゃるように、リバウンドの多くを獲得していたギディの穴を埋めるにはPF-Cの補強が必須とも言えます。
個人的には昨季のＧリーグ優勝に貢献した３年目のジェンがスタメンクラスに成長してくれるのが最適解だとは思います。
チェット＆Ｊダブと同期の彼こそが今やサンダーの未来といえるのではないでしょうか？
私もジョシュ（マジシャン）ギディという選手が大好きでした。
その魔法のようなパスセンスと献身性は昨季の躍進の大きな一助でした。
イングランドに指導された結果、決して得意ではないシュートを彼が決めることで､大きなアドバンテージが生まれるシーンが何度もありました。
もし昨季と同じ成長率で成長したならば、彼を放出したことは痛恨の極みになりそうですが、こういったトレードは瞬間瞬間で判断しなければなりません。
そしておっしゃるように、リバウンドの多くを獲得していたギディの穴を埋めるにはPF-Cの補強が必須とも言えます。
個人的には昨季のＧリーグ優勝に貢献した３年目のジェンがスタメンクラスに成長してくれるのが最適解だとは思います。
チェット＆Ｊダブと同期の彼こそが今やサンダーの未来といえるのではないでしょうか？
ギディがＯＫＣに感謝のコメント
『OKCのすべてに感謝している。初日から僕を受け入れてくれた。NBA選手になるという夢を叶えてくれたベネット、サム、マークに永遠に感謝する。3年間にわたって共にプレイした兄弟たちは、想像できる限り最高の仲間だった。最高の時も最悪の時も、常に僕に寄り添ってくれた。君たち（だけ）は本当の僕を知っている。この街（のファン）に永遠に感謝する。この街と組織が僕と僕の家族にとってどれほど大切な存在だったかを言葉で表すことはできない。ありがとう』
ギディを（予想順位より高位で）指名したときから､そしてその指名が間違いではなかったことをプレイで示してくれた彼自身には私たちファンも感謝してもしきれないくらいです。
願わくば彼のＮＢＡでの未来が光り輝くものであることを期待していつまでも応援してます。
縁があればまたいつでもＯＫＣに戻ってきてください＾＾
『OKCのすべてに感謝している。初日から僕を受け入れてくれた。NBA選手になるという夢を叶えてくれたベネット、サム、マークに永遠に感謝する。3年間にわたって共にプレイした兄弟たちは、想像できる限り最高の仲間だった。最高の時も最悪の時も、常に僕に寄り添ってくれた。君たち（だけ）は本当の僕を知っている。この街（のファン）に永遠に感謝する。この街と組織が僕と僕の家族にとってどれほど大切な存在だったかを言葉で表すことはできない。ありがとう』
ギディを（予想順位より高位で）指名したときから､そしてその指名が間違いではなかったことをプレイで示してくれた彼自身には私たちファンも感謝してもしきれないくらいです。
願わくば彼のＮＢＡでの未来が光り輝くものであることを期待していつまでも応援してます。
縁があればまたいつでもＯＫＣに戻ってきてください＾＾
アレックス・カルーソという稀有なプレイヤー
アレックス・カルーソは実は実力者として全米TOP100に常にランクインするほどの逸材でした．
しかし、フォーザチームの精神が強すぎるあまり、大学では常にスターターをつとめるほどの実力と、コーチと仲間からの絶大な信頼を得ながらもスタッツは平凡。ドラフトで指名されることはありませんでした。
それでもＮＢＡでのプレイを諦めなかった彼はＯＫＣの下部組織と契約。
しかし、そこでもフォーザチームの献身的なスタイルを変えることはなく、スタッツが伸びないままＯＫＣと本契約に至ることはありませんでした。
転機となったのは翌年のサマーリーグです。レイカースのサマーリーグロスター入りを果たすと、当時期待のルーキーだったボールと共にそこで彼にはしては珍しくスタッツを得る（無双に近い）働きを見せます。
彼の才能に気が付いたレイカーズの首脳陣は､高額契約の選手を多く抱えサラリーがパンパンの状態でありながらも安価で手に入ることもあり喜んで彼と２ウェイで契約。
そしてこれが最大の運なのですが、常勝レイカースにしてはちょうど主力の怪我でタンク気味でもあった時期でもあり、首脳陣は彼に一定のプレイタイムを与えます。
そしてその結果彼がＮＢＡでも通用しうる有能なロールプレイヤー（脇役）であることが遂に判明するわけです。
その後の活躍は皆さんの知るとおり、翌年のレイカースの優勝の重要なピースとなり、主力のＡＤから『彼はチームが常に必要なときに必要な場所にいる欠かせない存在』と言わせるまでの選手になりました。
その後ブルズにトレードされた後も､順調に成長を遂げた彼はＮＢＡ屈指のディフェンス力と高確率の３Ｐシュートで､多くのレイカースファンから彼の放出は間違いだったと後悔させるほどの選手でした。
弱肉強食のＮＢＡにおいて、評価の基準ともなるスタッツは誰もが欲しがるものです。だって何時クビ切られても不思議ではない世界ですから、みんなチームの為ということは分かっていても、また自分の才能を信じていればなおさら個人プレイに走るものです。
しかし、カルーソという人間はそうではありません。まずはチームの勝利。ここまで徹底して自分を消せる選手はＮＢＡでも相当珍しい部類と言えるでしょう。
３０歳というベテランの域に達した彼がＮＢＡを目指す最初の１歩に選んだＯＫＣに８年の時を経て戻ってきます。
お帰りカルーソ！
そして宜しく！！
アレックス・カルーソは実は実力者として全米TOP100に常にランクインするほどの逸材でした．
しかし、フォーザチームの精神が強すぎるあまり、大学では常にスターターをつとめるほどの実力と、コーチと仲間からの絶大な信頼を得ながらもスタッツは平凡。ドラフトで指名されることはありませんでした。
それでもＮＢＡでのプレイを諦めなかった彼はＯＫＣの下部組織と契約。
しかし、そこでもフォーザチームの献身的なスタイルを変えることはなく、スタッツが伸びないままＯＫＣと本契約に至ることはありませんでした。
転機となったのは翌年のサマーリーグです。レイカースのサマーリーグロスター入りを果たすと、当時期待のルーキーだったボールと共にそこで彼にはしては珍しくスタッツを得る（無双に近い）働きを見せます。
彼の才能に気が付いたレイカーズの首脳陣は､高額契約の選手を多く抱えサラリーがパンパンの状態でありながらも安価で手に入ることもあり喜んで彼と２ウェイで契約。
そしてこれが最大の運なのですが、常勝レイカースにしてはちょうど主力の怪我でタンク気味でもあった時期でもあり、首脳陣は彼に一定のプレイタイムを与えます。
そしてその結果彼がＮＢＡでも通用しうる有能なロールプレイヤー（脇役）であることが遂に判明するわけです。
その後の活躍は皆さんの知るとおり、翌年のレイカースの優勝の重要なピースとなり、主力のＡＤから『彼はチームが常に必要なときに必要な場所にいる欠かせない存在』と言わせるまでの選手になりました。
その後ブルズにトレードされた後も､順調に成長を遂げた彼はＮＢＡ屈指のディフェンス力と高確率の３Ｐシュートで､多くのレイカースファンから彼の放出は間違いだったと後悔させるほどの選手でした。
弱肉強食のＮＢＡにおいて、評価の基準ともなるスタッツは誰もが欲しがるものです。だって何時クビ切られても不思議ではない世界ですから、みんなチームの為ということは分かっていても、また自分の才能を信じていればなおさら個人プレイに走るものです。
しかし、カルーソという人間はそうではありません。まずはチームの勝利。ここまで徹底して自分を消せる選手はＮＢＡでも相当珍しい部類と言えるでしょう。
３０歳というベテランの域に達した彼がＮＢＡを目指す最初の１歩に選んだＯＫＣに８年の時を経て戻ってきます。
お帰りカルーソ！
そして宜しく！！
サンダーはニックスから26位の指名権を将来の２巡目指名権５つと交換し、驚くべき選手を指名しました。
ディロン・ジョーンズ Ｇ／Ｆ ６−４ 22.6（Age）
ディロンは今までデミアン・リラード以外スター選手らしい選手を輩出したことが無い､ビッグスカイリーグという大学下部リーグで大学３年生までプレイをしていました。
身長は６−４ながらウィングスパンが６−１１もあり、ウィングプレイヤーとしての素質を十分に兼ね備えた素材型の選手で､今ドラフトでは最も過小評価されている選手の一人としてドラフト２巡目中位以降での指名が濃厚でしたが、プレイスタイルと成長性が自分たちのチームカラーに一番フィットするだろうという予測のもとまさかの１巡目後位での指名となりました。
最もドラフトが近づくにつれ少しずつ彼の評価はジワジワと上がってきていましたので（最終的には３０位前後での指名予想）､２日目での指名は難しかった可能性もあります。
また、プレスティはカルーソを獲得する際に､私はチーム編成において､特にウィングのプレイヤーは身長よりもその効率性を重視しているとコメントしてましたが、まさに彼がそれにピッタリの選手なんでしょうね。
彼はパススキルも高く、スポットシューターとしての成長性も見込めます。ディフェンスの名手が揃うサンダーのロスターでもまれることで、将来的にはドラフト外からスタメンに定着したドートの後継者にも名を連ねることが可能でしょう。
指名権を５つも放出するのは馬鹿げているという意見もあるかもしれませんが、まさにこういった自分たちが欲しい選手を獲得するために今まで指名権を乱獲していたのですから、２巡目指名権５つはむしろ格安であるといっても過言ではなかったかもしれません。
ディロン・ジョーンズ Ｇ／Ｆ ６−４ 22.6（Age）
ディロンは今までデミアン・リラード以外スター選手らしい選手を輩出したことが無い､ビッグスカイリーグという大学下部リーグで大学３年生までプレイをしていました。
身長は６−４ながらウィングスパンが６−１１もあり、ウィングプレイヤーとしての素質を十分に兼ね備えた素材型の選手で､今ドラフトでは最も過小評価されている選手の一人としてドラフト２巡目中位以降での指名が濃厚でしたが、プレイスタイルと成長性が自分たちのチームカラーに一番フィットするだろうという予測のもとまさかの１巡目後位での指名となりました。
最もドラフトが近づくにつれ少しずつ彼の評価はジワジワと上がってきていましたので（最終的には３０位前後での指名予想）､２日目での指名は難しかった可能性もあります。
また、プレスティはカルーソを獲得する際に､私はチーム編成において､特にウィングのプレイヤーは身長よりもその効率性を重視しているとコメントしてましたが、まさに彼がそれにピッタリの選手なんでしょうね。
彼はパススキルも高く、スポットシューターとしての成長性も見込めます。ディフェンスの名手が揃うサンダーのロスターでもまれることで、将来的にはドラフト外からスタメンに定着したドートの後継者にも名を連ねることが可能でしょう。
指名権を５つも放出するのは馬鹿げているという意見もあるかもしれませんが、まさにこういった自分たちが欲しい選手を獲得するために今まで指名権を乱獲していたのですから、２巡目指名権５つはむしろ格安であるといっても過言ではなかったかもしれません。
ニコラ・トピッチについて
トピッチはセルビア出身で、現在のユーロリーグで最も才能あるガードの選手として評価されていた。ドラフト前に靱帯の損傷を伴う怪我をしてしまい、復帰に時間がかかる可能性があることから即戦力を求めるチームや､育成にあまり時間がかけられないチームからは敬遠される可能性がったが、逆にそれが１２位という順位で彼を指名できる幸運をサンダーにもたらした。
彼は素晴らしいハンドラーで、パススキルはもちろんリムへも左右両手で素早く正確なアタックができる稀有な存在だ。３Ｐに関しても本人は自信をもって打っているようだが､シューターとして恐れられる存在になるにはまだまだ成長が必要と思われる。
６−６と身体能力は決して高くはないが、欧州の選手らしい独特のリズム感はスター選手のドンチッチやドラギッチに似たものを感じさせる。もともと７−０という公表だったウィングスパンだが、ドラフトコンバインでの測定では６−７しかなかったともいわれており、将来的に優秀なエリートディフェンダーにはなれない可能性の方が高いだろう。
しかし、ボールに対する嗅覚と、ディフェンスのセンスやバスケットボールＩＱは間違いなくあるので、相手のパスコースを読んでカットするようなプレイはむしろ得意でもあり、そういった面でディフェンスでも十分にチームに貢献するだろう。
何より彼は若い。ルーキーシーズンを終えてもまだ１９歳という異例の若さだ。再建を終えつつあるサンダーだが、才能ある若手を育成しながらチーム力を維持するのはＧＭの方針でもあるため、トピッチの成長をじっくり待つ時間は十分にある。
もし将来的に彼がＳＧＡの後継者に成長しても誰も驚かないだろうし、むしろその可能性は決して低くないともいえる。近年では不作の年ともいわれるドラフトイヤーで、サンダーが最も将来性の高い選手を指名できたのは非常に幸運だったといえるだろう。
トピッチはセルビア出身で、現在のユーロリーグで最も才能あるガードの選手として評価されていた。ドラフト前に靱帯の損傷を伴う怪我をしてしまい、復帰に時間がかかる可能性があることから即戦力を求めるチームや､育成にあまり時間がかけられないチームからは敬遠される可能性がったが、逆にそれが１２位という順位で彼を指名できる幸運をサンダーにもたらした。
彼は素晴らしいハンドラーで、パススキルはもちろんリムへも左右両手で素早く正確なアタックができる稀有な存在だ。３Ｐに関しても本人は自信をもって打っているようだが､シューターとして恐れられる存在になるにはまだまだ成長が必要と思われる。
６−６と身体能力は決して高くはないが、欧州の選手らしい独特のリズム感はスター選手のドンチッチやドラギッチに似たものを感じさせる。もともと７−０という公表だったウィングスパンだが、ドラフトコンバインでの測定では６−７しかなかったともいわれており、将来的に優秀なエリートディフェンダーにはなれない可能性の方が高いだろう。
しかし、ボールに対する嗅覚と、ディフェンスのセンスやバスケットボールＩＱは間違いなくあるので、相手のパスコースを読んでカットするようなプレイはむしろ得意でもあり、そういった面でディフェンスでも十分にチームに貢献するだろう。
何より彼は若い。ルーキーシーズンを終えてもまだ１９歳という異例の若さだ。再建を終えつつあるサンダーだが、才能ある若手を育成しながらチーム力を維持するのはＧＭの方針でもあるため、トピッチの成長をじっくり待つ時間は十分にある。
もし将来的に彼がＳＧＡの後継者に成長しても誰も驚かないだろうし、むしろその可能性は決して低くないともいえる。近年では不作の年ともいわれるドラフトイヤーで、サンダーが最も将来性の高い選手を指名できたのは非常に幸運だったといえるだろう。
下部大学リーグからのドラフト
今回サンダーのフロントは有名大学リーグからは１つランクの下のリーグに所属している選手に目を付けました。
全米が注目する大学のトップリーグで活躍する選手は当然ドラフトでも注目されますし、ある程度の才能の高さはその時点で保証されます。しかしそういった選手はもちろん高位の指名順を持っていないと実際に自分たちが指名する前に他のチームにスチール（指名）されてしまいます。
しかし、下部大学リーグで活躍する選手に関しては比較的（むしろ極端に）他チームのマークが薄くなる傾向にあります。
それはたとえレベルの低い大学リーグで活躍しても、決してその選手の才能や実力を示したものではない可能性が高く。より上の環境では通用しないだろう、ましてやそれがＮＢＡであれば尚更だというのがその大きな理由といえるでしょう。
しかし、近年ドラフト２巡目やドラフト指名漏れの選手でも十分ＮＢＡのロスターに入ることが可能であるほど学生（世界）のバスケットプレイヤーレベルは全体的に､そして飛躍的に向上しています。
そこで今ドラフトにおいて我らがサンダーは、全体２６位と３８位の指名権をそういう下部リーグで無双していた選手に費やすことにしました。
この作戦が功を奏すかどうかは現時点では分かりません。
トップリーグでは目立たなかった選手がＮＢＡで花開くケースも十分ありますし（むしろそのパターンは多い）、下部リーグで無双していた選手にそういった選手以上の覚醒の可能性があるかは未知数です。
しかし、サンダーのフロントは徹底して自分達の方針を貫きます。
プレスティ（ＧＭ）のカルチャーが素晴らしいのはまさにそこです。
常に自分たちが正しいと思うアプローチを実行し、仮にそれが成功しても失敗しても反省して未来につなげる。
たとえ今回掴んだ宝石が見事なまでに偽物であったとしても、その決断は勇気あるものとして次につなげてくれるはずですし、もし万が一本物の宝石を手に入れた場合には、ＮＢＡで最速で成功への道を駆け上がることになります。
どうです？ワクワクしませんか？
これがサンダーです＾＾
今回サンダーのフロントは有名大学リーグからは１つランクの下のリーグに所属している選手に目を付けました。
全米が注目する大学のトップリーグで活躍する選手は当然ドラフトでも注目されますし、ある程度の才能の高さはその時点で保証されます。しかしそういった選手はもちろん高位の指名順を持っていないと実際に自分たちが指名する前に他のチームにスチール（指名）されてしまいます。
しかし、下部大学リーグで活躍する選手に関しては比較的（むしろ極端に）他チームのマークが薄くなる傾向にあります。
それはたとえレベルの低い大学リーグで活躍しても、決してその選手の才能や実力を示したものではない可能性が高く。より上の環境では通用しないだろう、ましてやそれがＮＢＡであれば尚更だというのがその大きな理由といえるでしょう。
しかし、近年ドラフト２巡目やドラフト指名漏れの選手でも十分ＮＢＡのロスターに入ることが可能であるほど学生（世界）のバスケットプレイヤーレベルは全体的に､そして飛躍的に向上しています。
そこで今ドラフトにおいて我らがサンダーは、全体２６位と３８位の指名権をそういう下部リーグで無双していた選手に費やすことにしました。
この作戦が功を奏すかどうかは現時点では分かりません。
トップリーグでは目立たなかった選手がＮＢＡで花開くケースも十分ありますし（むしろそのパターンは多い）、下部リーグで無双していた選手にそういった選手以上の覚醒の可能性があるかは未知数です。
しかし、サンダーのフロントは徹底して自分達の方針を貫きます。
プレスティ（ＧＭ）のカルチャーが素晴らしいのはまさにそこです。
常に自分たちが正しいと思うアプローチを実行し、仮にそれが成功しても失敗しても反省して未来につなげる。
たとえ今回掴んだ宝石が見事なまでに偽物であったとしても、その決断は勇気あるものとして次につなげてくれるはずですし、もし万が一本物の宝石を手に入れた場合には、ＮＢＡで最速で成功への道を駆け上がることになります。
どうです？ワクワクしませんか？
これがサンダーです＾＾
アイザイア・ハーテンシュタイン 7-0 Ｃ Age26
ドイツ出身のセンターである彼は、2017年にロケッツから２巡目で指名されましたが最初の３年間はＧリーグで下積みを強いられます。
Ｇリーグで優勝ファイナルＭＶＰを獲得するも、ＮＢＡでのプレイタイムには恵まれず、ナゲッツ､キャブス､クリッパーズを経てニックスに加入することに。
しかしそこでも主力の壁は厚かったのですが、相次ぐ主力の怪我で遂にまとまったプレイタイムを得ると才能が一気に開花します。新生ミラクルニックス（チームビラノバ）の大躍進の原動力となり、一躍オフのＦＡの目玉になってました。
セブンフッターでありながら運動量が豊富で当たり負けしないプレイは攻守に貢献できる選手。才能が一気に開花した昨シーズンは４８分間換算の勝利貢献度でリーグ１２位。ディフェンス面での±数値でリーグ３位。おまけにパスもさばけて３Ｐも打てるという､サンダーがＦＡで最も狙うべき選手として名前が挙げられるのも当然の選手でした。
サンダーでは主にチェットのバックアップが期待されますが、一定のプレイタイムを与えてこそ輝く選手でもあるので､そういった選手を多く抱えるサンダーとしては（贅沢な悩みではあるのですが）その辺が悩みですね。
ドイツ出身のセンターである彼は、2017年にロケッツから２巡目で指名されましたが最初の３年間はＧリーグで下積みを強いられます。
Ｇリーグで優勝ファイナルＭＶＰを獲得するも、ＮＢＡでのプレイタイムには恵まれず、ナゲッツ､キャブス､クリッパーズを経てニックスに加入することに。
しかしそこでも主力の壁は厚かったのですが、相次ぐ主力の怪我で遂にまとまったプレイタイムを得ると才能が一気に開花します。新生ミラクルニックス（チームビラノバ）の大躍進の原動力となり、一躍オフのＦＡの目玉になってました。
セブンフッターでありながら運動量が豊富で当たり負けしないプレイは攻守に貢献できる選手。才能が一気に開花した昨シーズンは４８分間換算の勝利貢献度でリーグ１２位。ディフェンス面での±数値でリーグ３位。おまけにパスもさばけて３Ｐも打てるという､サンダーがＦＡで最も狙うべき選手として名前が挙げられるのも当然の選手でした。
サンダーでは主にチェットのバックアップが期待されますが、一定のプレイタイムを与えてこそ輝く選手でもあるので､そういった選手を多く抱えるサンダーとしては（贅沢な悩みではあるのですが）その辺が悩みですね。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
オクラホマシティ・サンダー 更新情報
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
オクラホマシティ・サンダーのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています
人気コミュニティランキング
- 1位
- 独り言
- 9695人
- 2位
- 暮らしを楽しむ
- 77506人
- 3位
- (仮称）歴史☆散歩サークル
- 2155人