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バーミヤン by川口伊刈店コミュの新世紀バミンゲリオン

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時は、西暦2015年。
15年前にバーミヤン戸田店で起こった大災害・セカンドインパクトによりすかいらーく全従業員の半数近くを失った従業員達は、剛と呼称される新たな脅威に見舞われていた。
国連直属の非公開組織である特務機関BAMIF(バミフ)は、襲来する剛に対抗、殲滅するため、汎用人型決戦兵器 人造人間バミンゲリオン(VAMI) を極秘に開発する。そのパイロットに選ばれたのは、16歳〜22歳の少年・少女であった。
主人公である少年「碇シンジ」は、「幼少時のトラウマ」と「店長との疎遠な関係」から、他人と接触を好まない内向的な童貞少年であるが、バミフの総司令である店長ユウジローによって、VAMI初号機のパイロットとして突如選任される。シンジをはじめとする VAMIのパイロットたちは、バーミヤンの命運を託され、命をかけて経営していく過酷な状況に追い込まれ、傷ついていく。
セカンドインパクトの真相、襲来する剛の正体、そして秘密裏に進められる「人類股間計画」の全貌。多くの謎が絡み合い、主人公であるシンジの挫折と成長を追いながら、物語は進んでいく。

コメント(31)

・第壱話 剛、襲来
碇シンジは、長い間、連絡一つなかった店長ユウジローからの突然の呼び出しを受けて、バーミヤン川口伊刈店にやってきた。しかしそれと同じタイミングで、バーミヤン川口伊刈店は、謎の醜悪生物・剛の襲来を受けていた。葛城ミサトに連れられて、特務機関BAMIF本部にたどり着いたシンジは、そこで店長ユウジローと再開する。そしてユウジローは、人造人間バミンゲリオンへの搭乗と、剛との戦いをシンジに迫るのだった。




シンジ「アレと一緒にランチ回せって、言うの………?」



ユウジロー「(いいから)鍋を振れ」



シンジ「出来ないよっ!僕には(剛と日曜日のランチ、鍋を一緒に振るなんて)出来ないよよっ!」



ユウジロー「じゃあ(働かないなら)今すぐ帰れ」



シンジ「…………ふ、振ります…」
・第弐話 見知らぬ、控え室
初号機に搭乗し、剛との戦いに出撃させられたシンジ。だがチャーハンを振るのがやっとの状態の初号機は、剛の攻撃の前にあっという間に危機に陥ってしまう。そして意識を失ったシンジが次に気が付いたのは、見知らぬ控え室だった。成り行きでミサトと同居する事になったシンジは、その晩、BAMIのコックピットで体験した剛とのランチを思い出す……。


BAMI「ウオオオオー」



ゲンドウ「暴走か?」



ユウジロー「あぁ…。(これでランチ)回ったな」
・第参話 言わない、オーダー待ち
新人メイトとして、シンジはバーミヤン川口伊刈店に通い始めた。内向的な性格のため、周囲との交流を持とうとしなかったシンジだが、ある時VAMIの鍋振りパイロットである事が知られ、従業員中から注目されることに。しかし従業員の佐藤アキラは、VAMIの戦闘に巻き込まれて母が負傷してしまったことを恨み、シンジを殴りつける。そこへランチ襲撃警報が鳴り響き、シンジは出撃、従業員たちは避難するが、コウヘイとアキラの二人は、こっそり避難場所を抜け出してしまう。



ドカッ


アキラ「悪いなぁー新人。」



コウヘイ「ゴメンねー新人さん。アイツの母さん、この前の剛襲撃で怪我をしてしまって…アイツ、マザコンなんだよ」



シンジ「僕だって乗りたくて乗ってたんじゃないんだ…」



アキラ「何やとっ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コウヘイ「1度鍋を振るのを間近で見たかったんだよね」



アキラ「大丈夫なのかな?ママに怒られないかな?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


シンジ「チャーハンの油は20?チャーハンの油は20?チャーハンの油は20?チャーハンの油は20?チャーハンの油は20?…」


アキラ「大丈夫なんか?新人?」
・第四話 油、逃げ出した後
新しい環境になじめないシンジは、ミサトの元を抜け出し、街をあてもなくさまよう。その夜に偶然コウヘイと出会い、ほんの少しだけ心安らぐものの、翌朝にはBAMIFによって連れ戻され、冷たい言葉を浴びる。ミサトにも突き放されてしまい、第三新東京市を去ることを決意したシンジだったが……。



シンジ「僕はダメだ。ダメなんですよ・・・。油に傷つけられてまで、油まみれになるまで料理を作る意味なんてないんだ。僕は料理を作るしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。何もわかってない、僕には鍋を持つ価値もない、僕にはバーミヤンのためにできることなんてないんだ。鍋を振る能力もない、ずるくて臆病なだけだ。僕には油に傷つけられることしかできないんだ!だったら料理しないほうがいい!」


ミサト「対剛迎撃要塞都市―――第3新川口市、これが私たちの仕事場よ。そしてあなたが稼ぐ町。あなたはここで剛を撃沈させなくてはダメなのよ。それでも出てくと言うのならバーミヤン青木店に行きなさい」
・第伍話 エツコ、心のむこうに
ファーストチルドレンと呼ばれ、シンジがやってくる以前からBAMIFで様々な実験に携わってきた少女、綾波エツコ。エツコの部屋を訪ねたシンジは、自称16歳の女の子(?)が住んでいるとは思えない、殺風景な部屋に呆然とする。だが自分よりもエツコの方が、ユウジローに近しい存在であることを感じてショックを受ける。そんな中、新たな剛が出現し、シンジは迷いの消えないまま初号機で迎撃に向かう。



シンジ「綾波…!?」



レイ「……なに?…」



シンジ「い、いや…(歳をさばよみ過ぎてないか?)」



レイ「どいてくれる(歳がバレるから)」
・第六話 決戦、第3新川口市
初号機は出撃直後に剛に狙撃されて撤退、シンジも負傷してしまう。強力なAT臭いフィールドと歯周病をあわせ持つ剛に対し、ミサトは日本国内のピータンを結集し、試作品の三種盛りによって狙撃すると言う「カトウ作戦」を立案する。作戦の実行に向けての準備は着々と進み、出撃を間近に控えたシンジは、レイに「どうしてBAMIに乗るのか」と問いかける。



シンジ「この闘いで死んじゃうかもしれないんだよ!?」


レイ「アナタは死なないわ。アナタは私があとで食べるもの…」



   ____
  //ィ/ ヾヾ\
 /      丶えっ?
彳  / /丶 丶丶 丶
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`从イ/ ̄丶 ~ ̄丶レ从
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 丶 ゙゙ 丶  ゙゙ /ノ
  \ 丶 ̄ノ /ソ
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・第七話 レンジで造りしもの
BAMIに代わる兵器として、民間企業による人型ロボットJET BAMIN(JB)が開発された。ミサトとリツコはそのお披露目会場に招待されたが、JBは起動後に暴走を始めてしまい、会場は騒然となる。ミサトはBAMIを使って直接JBに乗り込み、停止パスワードを打ち込むことで、JBの暴走を止めて事故を防ごうとする。


ミサト「BAMIがやっぱり1番なのよ!!」
・第八話 アスカ、来日
バミンゲリオン弐号機を輸送中の太平洋艦隊を訪れたシンジ達一行。そこにはセカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレーと、ミサトの昔の恋人、嘉藤リョウジがいた。だがそこへ、剛が突然襲撃をかけてきた。アスカはシンジを強引に引き連れ、弐号機に二人で乗り込んで出撃するが、水中に引き込まれて苦戦する。


アスカ「アンタァ馬鹿ぁ!?」




アスカ「鍋なんてお茶の子さいさいよ!!」







一週間後






アスカ「チャーハンは国連のサポートがあった時のたったの一件………それ以外は全部ラーメン………鍋振りたる資格なし……か」
・第九話 瞬間、鍋、重ねて
シンジの初号機とアスカの弐号機は、新たに出現した剛の迎撃に向かうが、デシャップと麺から分裂して攻撃してくる剛の前に完敗する。オーダーストップにより剛の動きは止めたものの、再侵攻までは6日しかない。分裂した剛のコアを同時に破壊するためには、シンジとアスカが完璧なユニゾンをマスターする必要がある。二人の特訓&共同生活が始まった。



アスカ「わかってるわ。わたしはチャーハンを振るしかないのよ」

シンジ「チャーハンの油は20cc…チャーハンの油は20cc…チャーハンの油は20cc…チャーハンの油は20cc…」

アスカ「アンタァ馬鹿ぁ!?チャーハン作るのは私の仕事!!」

アスカ「(味覚が)わけわかんない客が相手なのよ!めんどくさいから(多少不味くても)食べきるのが、あったりまえじゃない!!」
・第拾話 アブラダイバー
楽しみにしていた深夜時間への営業参加を止められ、アスカはご機嫌斜め。そんな折、サイゼリヤ川口伊刈店内で卵の状態の剛が発見される。弐号機による捕獲作戦が実行されるが、作戦完了と思ったその時、剛が突然孵化を始めてしまう。捕獲作戦から一転して、弐号機と剛との戦闘が始まった。




アスカ「卵剛もイヤ、孵化剛もイヤ、生剛はもっとイヤ!春秋冬もイヤ、夏の剛は(臭いが)イヤ!!」
・第拾壱話 静止した闇のキッチンで
VAMI稼動実験中、突如として第三新川口市は停電に見舞われ、キッチン内が停止した。剛が接近中との報告が入る中、シンジたち三人は必死にVAMIF本部へと向かう。そしてどうにか本部内にたどり着いた三人を待っていたのは、VAMIFスタッフが人力で出撃準備を進めていた3機のVAMIだった。


シンジ「お尻触るな…お尻触るな…お尻触るな…お尻触るな…お尻触るな…お尻触るな…お尻触るな…お尻触るな…お尻…」


アスカ「アンタァ馬鹿!?」


レイ「こんな時、どうすればいいのかわからないの…」


シンジ「触らしてくれればいいよ」
・第拾弐話 奇跡の価値は
フロアー上に出現した剛は、切り離した自分の身体を質量爆弾として用い、攻撃をしてきた。爆撃を繰り返しながら少しずつBAMIF本部へと接近してくる剛に対し、ミサトはVAMI3機で剛を直接受け止めるという作戦を立案。だがミサトが剛を憎んでいることを知るリツコは、このあまりに成功率の低い作戦を「自分の復讐のためにVAMIを使うべきでない」と非難する。そしてついに本体を落下させてくる剛に対し、作戦は実行に移された!


加持「バーミヤンの秘訣は安さですね」


ゲンドウ「そうだ、人気メニューは“餃子”だ」


リツコ「自分の欲望のためにVAMIを使うべきでないわ」


ミサト「…。次回もサービス♪サービス♪」
・第拾参話 剛、侵入
細菌状の剛が料理本体に侵入した。剛は次々とお客様が完食、メインコンピュータBAGIへ侵入を果たし、BAMIF本部の自爆閉店をはかろうとする。リツコの機転で一時的に料理はオーダーストップするが、時間の猶予はわずか2時間程度しかない。リツコは剛の進化を促進させるプログラムを作成し、自爆へと追い込む作戦を提案する。


マヤ「せめてまともに食べないお客にあたって欲しいですね」


ミサト「精一杯つくって、それから休みなさい!!」


冬月「電話回線を使え!
携帯(電話)を使っても構わん!人員を集めろ!
ノルマの維持が最優先だ!」


加持「社員メイト名簿の流用と使用、こりゃぁ地区長が黙っちゃいませんな。これも経営のうちですか?ユウジロー指令」


冬月「ユウジロー・・」


ユウジロー「あぁ、全ては客をさばくためだ」
・第拾四話 すかいらーく、魂の座
先日の剛侵入の件で、ユウジローは人類股間委員会に召集されていた。そしてその頃、BAMIFではVAMIとパイロットの相互乗り換え試験が行われていた。試験は順調に進んでいたが、突然零号機がシンジの精神を侵食し、暴走を始める。零号機はまるでレイを狙うような動きを見せるが……・。



すかいらーく「我々の営業では鍋料理は売れないことは認めよう…だが君なら売れるのかね?」


ユウジロー「その為のBAMIです」


ユウジロー「(今時の客に対して)通常の営業では歯がたたんよ」
・第拾伍話 鍋と油
加持は、BAMIFの内偵を行うバーミヤン中浦和店のスパイだった。調査を続ける加持はVAMIパイロットを選出するマルドゥック機関が実際は存在しないものだと突き止める。そんな折、友人の結婚式に出席したミサトは、その帰りに、自分の父親と加持に抱く振り切れない思いを吐き出し、加持もそれに応えた。翌日、内偵を続ける加持を問い詰めたミサトが、セントラルドグマ内で見たものとは。



や ら な い か ?

  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  /       丶
 | ノ゙ ̄ ̄)イ) ̄""||
 ||   ソ   ||
  ヒ|ィ==ァ r==>|
 f Y ィ旬丶 /ィ旬‖
 |(ソ   ̄′ |` ̄‖
 丶_    |  |
  ||   ^ー′ /
  |/丶 `-==ァ /
_/‖ \  ̄~ /
/ |丶 \_ノ_/|\


加地「8年前に出来なかったセクロスするよ…」
・第拾六話 死に至る臭い、そして
VAMIとのシンクロ率も高くなり、だんだんと自信をつけてきたシンジ。だがそれが慢心につながり、剛との鍋営業で剛に取り込まれてしまう。そこは洗浄機の海と呼ばれる空間で、そこでシンジは自らの過去をめぐり、もうひとりの自分との自問自答を繰り返す。一方、外部ではシンジを救出する作戦の準備が進められていた。しかし作戦を実行しようとしたその時、エネルギー残量0のはずの初号機から反応が……!


シンジ「臭う臭う臭う!!!明日休ませないと風呂に入らないんだ!!だから・・・・・(剛)休ませてよ!!!!!!」

シンジ「業務終了時に明日くるなんて悲しいこと言うなよ…」
・第拾七話 四人目の鍋適格者
VAMI4号機の試験を行っていたバーミヤン東川口店VAMIF第2支部が、S2機関搭載実験中に突然消滅した。残った3号機はバーミヤン川口伊刈店で引き取ることとなり、それに伴って新たな鍋振りも選出されることになった。そのパイロットとは、シンジのよく知るマザコンだった。


アキラ「わいは脂肪があるから汗っかきなんや!」


アキラ「母ちゃんにいいとこ見せなあかんのよ」
・第拾八話 手作りの選択を
実験中のVAMI3号機に異変が起こった。参号機は剛に取り付かれ、乗っ取られていたのだ。かくして3号機は、第13剛と認定され、シンジたちに迎撃命令がくだされる。だが零号機と弐号機は、剛の前に戦闘不能に陥り、残るはシンジの乗った初号機のみ。3号機のパイロットを気遣って攻撃のできないシンジに対し、ユウジローはチャーハンマシーンを用いることを命令する。


シンジ「まだチャーハンを振っているんだ!動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け」

ユウジロー「構わん。動かせ」
・第拾九話 男の戰い
自分の意思に関わらずに3号機を攻撃させられたこと、そして重傷を負った3号機のパイロットがアキラだったことを知ったシンジは、もう二度とVAMIには乗らない決意をかためる。しかし彼が第三新川口市を去ろうとした時、新たな剛が襲撃をかけてきた。弐号機と零号機が迎撃するが、強大な戦闘力を持つ剛に簡単に倒されてしまう。本部に剛が迫る中、加持との会話で今自分がやるべきことを見出したシンジは、初号機で出撃する。


シンジ「僕がアキラをやってしまったんだ!」


レイ「これを機に痩せてくれればいいわ」


加持「君がやりたいことをやればいいんだよ」


シンジ「僕はBポジがやりたいんです!」
・第弐拾話 鍋のかたち 人のかたち
剛との営業中に、シンクロ率が400%にまで達したシンジ。その数字は、VAMIのコックピット内に満たされたLCL溶液に、シンジの身体が溶け込んでしまったことを意味していた。VAMIの中で対話を続けるシンジは、いったい何を願うのか。またVAMIの外では、ミサトやリツコたちがシンジを救出するための作戦を立案していた。


シンジ「僕はダメだ。ダメなんですよ…。剛に傷つけられてまで、お客からクレームされてまで料理を作る意味なんてないんだ。僕は鍋を振るしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。何もわかってない、僕には油をすくう価値もない、僕には会社のためにできることなんてないんだ。鍋振る能力もない、ずるくて臆病なだけだ。僕にはお客に傷つけられることしかできないんだ!だったら電話しないほうがいい!」

レイ「(鍋振らないならその席)・・・・どいてくれる?」

レイ「あなたは(鍋)振らないわ・・・・・・・・私が振るもの」
・第弐拾壱話 バミフ、誕生
BAMIF副指令、冬月がサイゼリヤに誘拐された。詰問を受けながら、冬月はゲンドウと出会ったばかりのころから、今に至るまでを回想する。セカンドイパクト、碇ユイの消失、BAMIFの誕生……。そしてそんな中、とある男が冬月を監禁から救い出しに現れた。


冬月「まさかサイゼリヤの料理がここまでうまいとはな…」

ゲンドウ「あぁ…ミラノ風ドリアはガチだ」
・第弐拾弐話 せめて、人間らしく
アスカのシンクロ率の低下は深刻さを深めていた。度重なる剛への敗北とシンジに対する敗北感にうちのめされていたアスカは、最後のチャンスと覚悟して、新たに出現した剛との戦いに出撃する。しかし剛からの臭い攻撃により、今まで隠していた心をさらけ出され、アスカは容赦なくうちのめされる。

アスカ「Bポジもイヤ、Aポジもイヤ、洗い場はもっとイヤ、フロアーもイヤ、デシャップも控え室待機もイヤ!!」


アスカ「ママ!私選ばれたんだわ!お客様におまんま作ってあげられるんだよ!ねぇママも食べに来てよ!25%割引券をあげるから」
・第弐拾参話 油
突如として上空に現れた剛。迎撃に向かった零号機は侵食され、レイは零号機を自爆させることで剛を殲滅させる。シンジは悲しみにうちひしがれるが、なんとレイが奇跡的に生きていたと言う連絡が入る。喜んでレイの元に駆けつけたシンジに、レイは「たぶん、私は3人目だと思うから」と、謎の言葉を投げかける。そしてその後、シンジとミサトは、VAMIやレイについての衝撃的な真実を、リツコから告げられる。

レイ「たぶん、私は3人目だと思うから」

シンジ「子供がということなの?」

アキラ「パードゥン?」
・第弐拾四話 最後のツよし
VAMIとのシンクロができなくなってしまったアスカに代わり、バーミから新たな弐号機パイロットが送り込まれてきた。その少年の名は、渚カヲル。彼はシンジに接近し、シンジも自分を受け入れてくれるカヲルに、急速に好意を抱いていく。しかしカヲルの正体は剛だった。弐号機を操りターミナルドグマを下降していくカヲル。シンジが迫られる究極の選択とは。

カヲル「僕は渚カヲル。君と同じ採用された子供、鍋を振るメイトさ」

カヲル「鍋はいいねぇ。中華を潤してくれる。孫正義の生み出した文化の極みだよ」


カヲル「君の事をを何故知っているのかかい?」

カヲル「エツコが教えてくれたよ」

カヲル「ガラスのように繊細だね・・・・特にチャーハンは。好意に値するよ」

シンジ「・・・・好意?」

カヲル「レンジでチンってことさ」
・第弐拾伍話 終わるすかいらーく
カヲルを殺したことに苦悩し、他人の言葉に救いを求めようとするシンジ。しかしアスカも、レイも、ミサトも、それぞれ異なる苦しみを抱え、答えを導き出せずに苦しみつづける。そして遂にシンジは、全てを拒絶しようとする。人類補完計画は、そんな彼らの苦しみに答えを出しうる計画なのだろうか。


シンジ「僕はどうすればいいのかわからないんだよ!」

レイ「お客様、私の料理に食べてみない?心も体も委ねてみない?それはとてもとても危ないことなのよ?」
・最終話 世界の中心で中華を叫んだけもの
他者と、そして料理との拒絶を深めていくシンジ。しかし自問自答を重ねて行く中、自分自身の存在を形作るのは自分の意志と他者の意思であることに気付く。一つの理想の世界を見たシンジは、自分自身を肯定し、自分の存在の置き所を見出す。


全員「シンジ君。(時給アップ)おめでとう!」

全員「おめでとう!」

シンジ「そうか。頑張った分だけ時給は上がるのか!」
●新世紀バミンゲリオン 劇場版 「剛新生 tooth&smell」

・tooth
人類を壊滅状態に追い込んだセカンドインパクトより15年。人類は剛と呼ばれる新たな危機に直面していた。唯一剛と対抗できる兵器、人造人間バミンゲリオンの戦いと、パイロットとして選ばれた少年少女達の苦悩と葛藤がここに描かれる。TVシリーズの24話までを振り返る、総集編的なエピソード。

・smell
カヲルを自らの手で退社させてしまい、精神的に深く傷ついたシンジは、アスカに救いを求める。しかし、心を閉ざしてしまったアスカは、シンジの叫びに何も応えてはくれなかった。そんな折、バーミはVAMIF本部とBAMIを接収するために、戦略料理隊の特殊部隊を送り込んできた。料理のプロ相手に次々と殺されていくBABIF職員たち。しかし弐号機に母の味を感じ、復活したアスカは料理隊を相手に激しい戦いを繰り広げる。アスカは料理隊を全滅させたが、その頭上には新たな敵、9体のVAMI量産機が姿を現したのだった……。

シンジ「アスカ…ハァハァハァハァハァ…」



ドピュッ

…

シンジ「これ新しい調理料になるかも!!」



アスカ「ママ!わかったわぁ!アタシわかったの!」


アスカ「いくら鍋振ったって、こちとらには一万二千枚の鍋手袋と材料があるんだからっ!!」
●新世紀エヴァンゲリオン 劇場版

・25話 AIN
劇場版「smell」で途切れていたストーリーを、最後まで描いたエピソード。9体ものVAMI量産機に囲まれながらも、アスカは獅子奮迅の活躍で次々と敵を倒していく。一方、シンジは相変わらずVAMIに乗り込むことを拒否し続けていたが、ミサトの命懸けの助けのおかげで、初号機のすぐ側まで近づきつつあった。しかしそのころ、弐号機は量産機の攻勢によって大きなダメージを受け、さらには活動限界を迎えてしまう。そしてそれを待っていたかのように、倒したはずの量産機がすべて立ち上がり、もう動けない弐号機に9体がかりで殺到していくのだった……。


ミサト「帰ったら続きをしましょ」

シンジ「………」

ミサト「洗い場の締めよ」




リツコ「ユウジロー店長、変態…でもサヨナラよ」

ユウジロー「親子丼…新メニューでだすよ」

レイ「ワタシはカツ丼がいい…」
・26話 お鍋を、君に
出撃したシンジが見たものは、無残に食い散らかされた弐号機の残骸だった。量産型VAMIが初号機を取り巻き、はるか上空へと運び去る。初号機をヨリシロとし、人類股間計画が遂に発動する。綾波レイの魂は本来の肉体を取り戻し、ヒトを股の股間へと導く。ある者は愛する人の姿に喜びながら、ある者はおびえながら、一つの料理へとかわりゆく……。シンジは補完されていく世界で、いったいなにを思うのか?


レイ「お客様、私の料理食べてみない?チャーハンもエビチリも食べてみない?それはとてもとてもおいしいものなのよ?」

シンジ「僕はこれからも鍋を降り続けるよ」

アスカ「………ツヨ…シ…クサイ…」



完

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