『変珍斎日乗』（惨）。コミュの『えにかいたもち』-とくせい【スカ】つき』（2007年12月18日）。

■10年後は「有休」完全取得へ

こんな『憲章』程度の戯言で問題が解決出来るのなら…今頃【有給消化率１００％】であるｗ。

現実の『労使協調路線』で、こんな有様ってことを。官房長官は御存知ないようであられる。
「今回は提言だから『公約違反』には当たらない」とでも【１０年後に】言い訳するつもりかぃ？

昨今「政治の言葉」がどんどん軽くなってる。『前の前の首相』多用した【ワンフレーズ政治】。
一見『論点が単純化』されたかに見えるこの仕組み－現実は「背景にある多数の問題点」を
隠蔽し『イエスかノーの二者択一に問題を矮小化する』結果のみ招いた…その弊害が現在。
「単純な二択」で、主人公に祭り上げられた如き【熱狂】に酔わされた市民達は。その選択が

事実上『権力者に【無条件のフリーハンドを与える結果になる】って予想はしなかった』はず！

前回総選挙は『郵政民営化の是非のみ』問われ、【安全保障や憲法改正って論議は皆無】。

にも拘らず、「数の論理」とやらで『選挙の争点にすらなってなかった』類の【重要法案】と
称す【国民生活に皺寄せ直撃する】中身の法律が【正常ならざる審議で強行採決】された！
その教訓が、【参院選の結果】に忠実に出た－『捻れ国会での野党の傲慢』喧伝する前に

与党は【自ら招いた惨敗である】ことを素直に反省し、【謙虚な姿勢で】審議に臨むのが筋。

それなのに。どうも『与党の辞書』には【反省や教訓という文字は皆無】のようらしい（失笑）。

相変わらずの『数にモノを言わせた』論理で【給油再開法案】の安楽死…もとぃ【自然成立】
に遮二無二なっている。その一方で、国民が不安視してる『年金』や『薬害』や『労働』分野
では。『給油再開に掛けるような懸命必死さ』などは【微塵も感じられない】のである（嘲笑）。

「誰の立場」で政治をしているのか？『これほど【笑っちゃうくらい】露骨な例』は有得ない…。

この『有給消化問題』も同様。提言しても現状の【労使癒着】と【資本論理】に変化ない限り。
スカ引くのは勤労者。政府には所詮は【他人事】であり【絵に描いた餅】なのである、しかも。

「汗水垂らして杵と臼で搗いた餅」ではなく、『美辞麗句と屁理屈』を捏ね合せた【餅モドキ】。

市販の「餅つき機」で拵えた餅同様に、『世間の熱湯に晒すと【すぐドロドロになる】代物』だ。
「提言はする、が実行は当事者に丸投げする」…無責任この上ないこの【餅モドキ】では…

『老人が喉に詰まらせる』ような粘りはないだろうが、【力を奮った喉越し】は期待出来ない。

こんな『すぐバレる嘘八百』を、そ知らぬ顔で口に出せる【評論家的政治家】の品性を疑う…。

【追記】

こう書くと、すぐ『じゃぁ野党は…』と反論するお子様が多いが。与党が変わらぬ以上野党の
策が【変化する訳がない】くらいのことは。お子様なりに理解出来るだろう、【北風と太陽】だ！