『変珍斎日乗』（惨）。コミュの『ふんしょ』（2008年03月28日）。

■集団自決「日本軍は深い関与」

判決の中身について詳細な感想を述べる気はない。『表現の自由を認めた』だけの話かと。

この訴訟について何やらいろんな声が飛んでるらしいが、正直『原告の意図』理解出来ぬ。

「自分達と意見の相違がある」から『名誉毀損で訴える』という【短絡的思想】に驚くのみだ。
少なくとも「名誉毀損」を訴訟の理由にするには、【あまりにも時間の壁が厚過ぎる】事実は。
原告被告・さらに法廷の側も理解してるはずなのである。それを何故今頃に蒸し返すのか？

同じ理由で「横浜事件の名誉回復」を門前払いした『この国の司法』だから【期待した】のか？

■戦時下最大の言論弾圧免訴に

ならば。彼ら『自称愛国者』の考え方は、【磯の鰒の片思い】みたいな【幼稚極まる】思考だし
そう言う『強い思い込み』を抱かせるほどに【今の政府の考え方が偏向している】ことになる。
期待させて「煽らせる」意図を持った者が『権力側』にいるのなら－【その罪は相当重い】－。

もしかして原告達は、この訴訟を『スタートライン』にしようとしてるか？そんな危惧を持つ。
「ひとつの訴訟」を通して、世間に『自分達の考え』を浸透させ【圧力】にまで高める－それで

彼らの言う『戦後自虐主義的思想』を追放させよう－そんな企みが有るなら許しようがない！

この訴訟自体【焚書そのもの】だからだ！「意見の封殺」赦す社会は彼らが憧れの眼で見る

（「焚書」の例→ http://d.hatena.ne.jp/kitano/mobile?date=20041013 ）

【４０年体制＝国家総動員体制の再現】に他ならない。「反対を言えない怖さ」を知らない

『傲慢な日和見体制支持者』は、真の【意見封殺の恐ろしさ】を理解してないと認識するが、
「自分達が『取り締まられる側』に立つ日」を想像しえぬ【無邪気さ】と【脳天気さ】に呆れる！

実は『権力がもっとも望む』のは「自ら『反対の自由』を生贄に捧げる従順な奴隷」なのだが。

■文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加
(読売新聞 - 03月28日 05:05)