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『変珍斎日乗』(惨)。コミュの『わりにあわないしょうばい』(2007年12月11日)。

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■書店の従業員、殴打され重体


マイミクに『元書店従業員』って経歴の人がいる。彼からさんざん【書店残酷物語】聞いたが

さすがに【強盗に売上金狙われる】なんて話までは聞かなかったなぁ(苦笑)!嫌な渡世だ。


そのマイミク氏は『某中核都市の書店を立ち上げるプロジェクトに参加した』らしいんだが。
とにかく【朝から晩までコキ使われる】毎日だったようである。「夜討ち朝駆け」レベルどころ
か、【夜行で出勤し夜行で帰る】(爆)!なんて生活が当たり前だったらしい…東京近辺だと
「中央線で寝込んだ酔っ払いが高尾で降ろされ戸惑う」って話を聞くが、彼曰く寝過ごして。

『隣の隣の県庁所在地駅』(!)まで運ばれちゃった経験があるそうな(翌日フテ寝した由)!

結局それが原因で体調崩して、その職場辞めちゃったそうである…何ともはや悲惨な話だ。


自分達が「子供だった」頃。『本屋』はまだ【個人営業の範疇】に入る時代だった、田舎では。

大抵『偏屈そうなw親父さん』あたりが奥に座って、漫画雑誌立ち読みしたがる我々ガキども
を「ハエを散らすように」(爆)ハタキで追っ払うのが生業みたいなところがあった…今思えば
【良くあれで生活が成り立っていたなぁ…】などと思うのだけど、街の【文化の集積場】みたい
なサロンの役割があったのかしら?とにかく、小さいながら【活字の迷宮に憧れるガキ】でも
あった自分は。前を通るたびに『ハタキかけに精を出す』w親父さんを憧れの目で見てた…。


様相が一変したのは。1970年代中盤、田舎にも『ショッピングセンター』なるものが進出
してからである。そこには『立ち読み天国』とも呼べる【夢のような空間】が広がっていた!

両親共稼ぎで、しかも『ふた親ともそのSCが職場だった』(爆)自分には。暇潰しの理想郷

に他ならなかった…何時しか『ハタキのおじさん』のことなど、脳裏から消え去って行った。
その数年後。「県庁所在地」に引っ越してた自分は、法事で久々に昔住んた街を再訪した。
「昔のまま」のようにも見えた商店街だが…映画館が閉まり、パン屋が潰れ、そして…あの
「ハタキの親父さん」がいた『本屋』もまた【シャッターを閉じてた】…近所で聞いた話では

皮肉にも「自分が天国のように過ごした『暇潰しの理想郷』に押されて閉めた」そうだった。


この話には続きがある。その『ハタキの親父さん』駆逐した【暇潰しの理想郷】現存しない…
更に郊外に出店した「駐車場スペースの膨大な」ショッピングセンターに押されて閉店した。


その【郊外型書店】まで、いまや【Amazon他のネットショップ】に押され青息吐息の有様!

書店が、典型的『労働集約型産業』であることを知らぬ人が結構いる。数多くの人が書籍に
携わることで書籍単価が上昇し、それが書店客の減少に繋がり経営を圧迫して行く(苦笑)。
売れるのは「コミック」と「HowTo」と『エロ雑誌』の類ばかりで実益は微々たるものである…


『書店員だったマイミク氏』が、こんなこと言ってた。その言葉を自分は一生忘れないだろう。

『書店の店員が、客が質問する【専門書の中身】を【本が買えず】説明出来ぬ!』笑えない。

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