ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

百田尚樹コミュのあなたの感想【フォルトゥナの瞳】ネタばれあり

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
百田さんの新作を読みました。
百田さんの本と言うのはリアリティと性善説(自己犠牲的なもの 人はそもそもいい人)が基本ベースになっています。今回の作品も基本的に同じラインですが、TV出演などの多忙さからかちょっと中身のないストーリー展開がいくつか感じられました。
そういうのを「ため」を作る時間だといったらそれまでですが・・・。

昨日から読み始めて先ほど読み終わったのですが、結論からいうとまぁまぁです。うなるほどのひねりなどはありませんが、読んで時間の無駄という程でもありません。

人にはいろんな面があり、多面性なんて言葉を使ったりしますが、いい事だとわかっていても自己犠牲ともなると葛藤もでてくるものです。アマゾンの批評で美しすぎるとかこれでいいのか?といった賛否が出てくるのは仕方がないと思います。
私が主人公の立場だとしても同じ事をしているかどうかわかりません。

タイトルのフォルトゥナの瞳というのはそういう特殊能力をもった人の事を言います。能力をもつ事自体よりもこの主人公の誠実さがないとこの本の中身は成り立たないと感じましたし、自己本位で生きていけばこの能力はあまり関係なく生きていける気がします。
だからこそ筆者はこの特殊能力をきっかけに人の幸せとか喜びとかを考える作品にしたような気がします。

先日読んだ湊かなえの「少女」なんて因果応報なので、まぁしょうがないといえばそれまでだけど、やっぱり読んだ後の後味が悪いです。それに引き換えこの作品の方が「もっと主人公には幸せになってほしかった」とか思うかもしれないけれど、読み終わった後にどす黒いもやもやした気分はないと思います。

コメント(12)

感性は、 人それぞれですね。
私は、感想としては、 よかったですよ( ・∇・)
飽きることなく、最後まで、よめました。

まぁ、最後はスッキリしないってのは、分かりますね。
三浦綾子さんの『塩狩峠』を思い出させますね。
途中まで引きこまれてぐいぐい読ませるところは百田さんならでは。人の死が視えるというテーマの割には淡々とし過ぎている印象。真理子の扱いも後味が悪い。黒田の話も気になる。正直、何も言わなかった葵もエピローグのあとには美談のようだけど、ずるい女にみえて何となく気分が沈んでしまいました。木山のリアルな戸惑いと苦悩は良かった。百田さんは影のヒーローを描くのが好きですね。
正直百田さんらしくない小説だったような(>_<)
モンスターやプリズムのような専門性や
人間の内面の激しいところがなかったように感じられて残念です(;_;)
アマゾンの書評がかなり割れていたので、どうかな〜と思っていましたが、
僕は面白いと思いました。
少なくとも途中で断念した風の中のマリアよりは断然面白った。(笑)
最後は幸せになって終わって欲しかったです。

悪くなかった、ってくらいですね。

百田さんの作品は下調べを念入りにしているものが多いけど、
この作品には、産みの苦しみみたいものはあまり感じられなかったかな。

彼の作品は自己犠牲がテーマのものが多いですね。

私のようなヒネタ大人より
中高生に読んでもらい本だと思います。
今読んでます女性が主人公やと思っていた(´・ω・`)
最後彼女引き留めないのはおかしいと思った能力失点なら‥同じ事ばかり出てくるのは百田尚樹ワールドですな(^。^)y-~

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

百田尚樹 更新情報

百田尚樹のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。