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桃の春風 シーズン?コミュの中国、日本に遺棄化学兵器処理の加速を要求

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中日両国の関連部門の専門家は5日、黒龍江省寧安市で発見された旧日本軍による遺棄化学兵器の除去回収作業を始めた。作業は4日間続く予定。これまでに砲弾31発が除去され、うち7発は化学弾だった。新華社が伝えた。

「1997年に発効した『化学兵器禁止条約』(CWC)は、日本が中国に遺棄された化学兵器を2007年4月までに完全に撤去すると規定しているが、現状から見ると、明らかに期限内には終わらない」。旧日本軍の遺棄化学兵器問題を担当する、外交部・日本在華化学武器問題弁公室の劉毅仁主任はこう語る。

CWCはさらに「遺棄国は他国に遺棄した化学兵器を廃棄処理するとともに、処理に必要な資金、技術、技術者、設備、その他の資源を提供する責任を負う」、「受け入れ国は適切な協力をする」と明確に定めている。

中国ではこれまでに、14省・自治区の60カ所で旧日本軍が遺棄した化学兵器が見つかっている。なかでも吉林省の哈爾巴嶺では、中日両国の専門家の調査で、約40万発の毒ガス弾が埋まっていることが分かった。

劉主任は「これまで発見・回収された化学兵器は、一つも廃棄処理されていない」と語る。

今回の回収作業現場は地元の工業会社の敷地内にあり、周囲には危険を示す黄色い標識と警戒ラインが引いてある。現場の道を挟んだ南側には中学校があり、付近は住宅密集地だ。

「それらの砲弾がいつか爆発したらどうするのか?」「まだ発見されていない化学兵器があるのでは?」――付近の住民や学生は、口々に強い不安を訴える。

日本の軍国主義による中国侵略から61年が経った。しかし、旧日本軍が遺棄した化学兵器は、関係する地域の一般住民の生命や財産、生態環境にとって現実的な脅威となっている。

2003年8月、黒龍江省斉斉哈爾(チチハル)市で旧日本軍の遺棄化学兵器による毒ガス漏洩事故が発生し、1人が死亡、43人が負傷した。04年7月には吉林省敦化市で子供2人が、05年には広州市番禺で住民3人が、同様に被害を受け負傷した。

中日両国による政府交渉の結果、1999年に「中華人民共和国政府および日本国政府による、中国における日本の遺棄化学兵器の廃棄に関する覚書」が調印された。同年、外交部に日本在華化学武器問題弁公室が設置された。

劉主任は「中国は、日本側がCWCや「覚書」の規定を適切に履行し、できるだけ早く中国に遺棄された化学兵器を完全に処理し、中国の人民の生命、財産、生態環境への脅威と危険を取り除くよう望む」と語る。(編集ID)

「人民網日本語版」2006年7月6日
http://www.people.ne.jp/2006/07/06/jp20060706_61206.htmlより

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