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“もっと昔”の日本野球が好き!コミュの“もっと昔”の日本野球を知るための本

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“もっと昔”の日本野球を知るために、読んでおくと良い本を薦めあいましょう。

コメント(23)

「真説 日本野球史」(全10巻)(大和球士 ベースボールマガジン社 1977年〜1981年)

これは、私が初めて“もっと昔”の日本野球を意識した本です。
全10巻(明治篇・大正篇・昭和篇1〜8)の大作で、明治の野球伝来から昭和34年の鶴岡親分涙の御堂筋パレードまでの“もっと昔”の日本野球史の通史として重宝しました。
さすがに全部を通読しようと思うと難儀ですが、名物記者の流れるような独特の講釈調の文体で、野球界を幅広く描いているので、スラスラと読めるのが良いところです。
この本で、調べたい時代・事件・出来事の概観を把握して、詳細の調査に入っていくのが、かいちょーの調べ物の常套パターンです。
「真説 日本野球史」は、あまりにも大作ですので、もう少しコンパクトなもので“もっと昔”の日本野球史の通史はないものかと考えていたのですが、これが意外と少ない・・・・

「野球百年」(改訂増補)(大和球史 時事通信社 1970年)(画像左)

野球伝来から昭和44年までの日本野球の通史。百年の歴史を国語辞書ほどの大きさの本に収めているため駆け足になるのは仕方が無いとしても、そこは名調子で知られた大和球士氏の著作。流麗な名調子で単なる記録の羅列にならないところは流石といったところです。

「ニッポン野球の青春」(菅野真二 大修館書店 2003年)(画像右)

明治時代の野球史を扱った書物が少ない中で、比較的最近出された良作です。
早稲田大学野球部を主軸に、早慶野球部の起りから昭和初期の「宮武・小川時代」(昭和4年頃)までを中心に、野球の伝来から戦前期までを扱っています。
なかなか読みやすい一冊で、明治・大正期の野球の導入には持って来いだと思います。
Amazonのカスタマーレビューでも絶賛のようです。
http://www.amazon.co.jp/review/product/4469265381/ref=cm_cr_dp_all_helpful?%5Fencoding=UTF8&coliid=&showViewpoints=1&colid=&sortBy=bySubmissionDateDescending
“もっと昔”の日本野球を語る上では避けては通れないのが東京六大学野球です。
斎藤佑樹投手が早稲田大学に進学して、久しぶりに脚光を浴びていますが、実はかいちょーもそれまで六大学野球についてサッパリ知りませんでした。
つまり、この一年余で急速に知識を蓄えたのですが、その際に読んだものをご紹介します。

「東京六大学野球80年史」 ベースボールマガジン社 平成17年(画像左)

通史・名選手紹介・インタビューなど内容豊富で写真も多く使われていて非常に良い本です。
ただし、長嶋・杉浦・本屋敷の立教三羽烏以前の“もっと昔”の扱いが軽いのが難点です。

「六大学野球部物語」 森茂雄・宮武三郎など ベースボールマガジン社 昭和31年
「六大学野球部物語」 松尾俊治・森茂雄他 恒文社 昭和50年(画像中)

2冊とも六大学野球部のOBが自校野球部の歴史を綴るという形式で、それぞれの栄光のエピソードが母校愛に基づいて語られている好著です。
特に昭和32年版では、伝説の大打者:宮武三郎氏(当時報知新聞嘱託)が慶大野球部史を記しているのですが、最強時代の当事者が書くと、謙遜のあまりあたかも宮武三郎選手は主役ではなかったかのような書きっぷりになっているのは興味深かくもありました。

「早慶戦百年 激闘と熱狂の記憶」 富永俊治 講談社 平成15年
「早慶戦の百年−学生野球讃歌」 菊谷匡祐 集英社新書 平成15年(画像右)

いずれも六大学野球の花形である“早慶戦”を中心に著されています。
前者は早慶戦の開始(明治36年)から“早慶6連戦”(昭和35年)までの早慶野球部の歴史が書かれていて読み物としても面白く読める一冊です。
ただ、やや主要なエピソードを丁寧に書くあまり、それ以外でスッポリ抜けている事柄(例:戦前の慶大“百万ドルの内野陣”)があるのは残念なところです。
後者は早慶戦を中心とした通史で、早大の和田(現ソフトバンク)まで登場する最近まで取り扱っていて、内容もよくまとまっているのですが、さすがに新書だけに著述は駆け足です。
ソフトバンクの和田までだと比較的新しい感じしますね野球

俺の愛読書は沢村、景浦、吉原の三選手の生涯が書かれた本ですねるんるん

その本は、「プロ野球豪傑伝〈上〉」大道文 ベースボールマガジン社 昭和61年ですね。
まだ持っていないのですが“購入候補”でした。
(上)(中)(下)の三冊シリーズのようなので、一気に買うか、分けるか思案中でしたあせあせ
お勧め本ならば、早速買わねば〜銀行走る人
「明治野球史」(功力靖雄著 逍遥書院 新体育学講座53巻 昭和44年)

 先日、神田神保町の古書ビブリオにて購入してきました。
 野球の起源からベーブルースの出現(オールドベースボールの終焉)までの米国における野球概史を規則や技術の変遷を中心に描き、そこから舞台は日本に移り、明治期の野球史を混沌期(〜明治20年)・一高時代(〜明治37年)・早慶時代(明治38年以降)に著されています。
 そして、他の“もっと昔”の本では軽く扱われがちな、一高や早慶以外の地方の状況も旧制高校を中心に丁寧に述べられているのは注目に値します。
 なにより秀逸なのは、通史的なものとは別に、明治期の野球規則や技術、試合記録、野球について書かれた当時の本などについて丹念に纏められていることで、明治期の日本野球史研究の必携書であると同時に、もしかして明治期の日本野球史研究はこの一冊で事足りるのではとも思わせられる良書でした。
日本プロ野球記録大全集―The baseball encyclopedia (第1期)

日本プロ野球草創期から戦後のプロ野球復活期にあたる1936年(昭和11年)から1949年(昭和24年)までのプロ野球の記録を収めた資料です。公式戦全記録、年度別成績、投手個人年度別成績、打撃個人年度別成績などのデータが掲載されています。
とのこと
1リーグ時代の記録を調べるには結構重要な書籍かと
ただ値段が21万円・・・
日本プロ野球記録大全集とはお高い本が出てきましたね〜
神田神保町の古書ビブリオの小野さんが、最高額での売却野球書籍に挙げていたような・・・たしか14万円也。私も実物はみたことがありません・・・冷や汗

ところで、お高めの本といえば、「プロ野球ユニフォーム物語」(画像)を遂に購入してしまいましたドル袋
2005年までのプロ野球のユニフォームを網羅した逸品で、税込7,350円と少々値は張るものの、評判に違わぬ充実の内容で、実はユニフォーム自体には興味の薄い私が読んでいても飽きがきません。
絵も綺麗ですし、それぞれのユニフォームの解説文からは球団の歴史を俯瞰できます。
「日本の野球発達史」(内外タイムズ社 廣瀬謙三編 1957年)

最近入手しました。50年前の本ですので経年劣化はあるのですが、かなりの逸品です。
画像(左)のように百科事典クラスの大型本で定価3,500円と記載されています。各種の消費者物価指数などで換算すると、現在の貨幣価値では2万円程度の品となる高価本ようです。

前半は画像(中)のような写真資料を多く使用した日本野球概史で、こちらもかなり良質なものなのですが、後半の野球記録年表(画像右)がさらに素晴らしく、明治・大正・昭和の学生野球・職業野球・都市対抗野球は勿論のこと、軟式野球・米大リーグ、さらには極東大会・三田稲門戦・大毎野球団の東上・海外各種野球団の訪日などの際の試合結果などが記されています。

明治大正期の試合結果などは、なかなか調べるのが難しいものがありますので、本書はかなり貴重な史料であると思います。
日本野球十二年史 廣瀬謙三著 1948年

36-47年までの公式戦記や試合結果が載っています
また、登録選手一覧や全員得点や準完全試合なんてのも
ただ誤記がところどころ見られるうえ60年も前の本なので中々手に入りずらいですが当時を知るにはいい読み物だと思います。
日本野球十二年史とは、これまた渋い一冊が出てきましたね〜
実は、私も所蔵しておりますほっとした顔(画像)
個人成績が昭和11年では巨人遠征中の春季リーグも混ぜてのもの(初代三冠王:山下実?)だったり、昭和12〜13年は春秋を合算したものだったりと“トンデモ”な内容もあるのですが、単なる記録集としてだけではなく、著者の廣瀬さんの名調子で初期の職業野球の状況まで窺うことのできる名作だなぁ〜と思います。
実勢価格は・・・あれ??古書ビブリオのリストからも消えているし、検索しても出てこない・・・思った以上の希少本ですね〜これは・・・
あまり希少本や高額本ばかりでは何ですので・・・・
私の“もっと昔”への導入になった一冊として「素晴らしきプロ野球」(阿部牧郎 1994年 中央公論社)(画像左)を御紹介します。
この本は2005年に学陽書房の人物文庫から「人物日本プロ野球史」として文庫本化されていて、amazonなどで入手は容易です。

私は、ここで描かれていた中の、水原茂・三原脩・若林忠志・藤村富美男といったメジャーな人物もさることながら、村上実・田村駒治郎・小西得郎といった当時あまり知らなかった人物のエピソードに特に惹かれて、田村駒治郎を描いた「球団消滅」(中野晴行 2004年 ちくま文庫)(画像中)や、「したいざんまい」(小西得郎 1957年 実業之日本社)(画像右)などを読み込んで知識を広げていったものでした。
かいちょーさんの本綺麗で羨ましいですなあ
ちなみに自分は一月ほど前に3000円で買いました
ビブリオでは12000円で売ってたそうなのでちょいとお買い得な気分です


ところで戦前のセネタースやイーグルスなどのマイナー球団のことが良くわかる本ってありますかね?巨人阪神辺りは見かけるのですが消滅球団だと見つからなくて・・
遅レスになってゴメンなさい・・・

セネタースやイーグルスを扱ってる書籍って確かに少ないですよね〜
それでも、名手苅田久徳を擁していたセネタースはまだマシな方で、「プロ野球豪傑伝(中)」(大道文著 ベースボールマガジン社 昭和61年)や「天才内野手の誕生」(苅田久徳著 ベースボールマガジン社 平成2年)といった「苅田モノ」からも知ることができるかと思います。
さらには、「私の昭和激動の日々」(野口二郎 ベースボールマガジン社 平成2年)では元祖鉄腕が思い出話を綴っています。
イーグルスに関しては、創設者の河野安通志氏について書かれた「幻の東京カッブス」(小川勝著 毎日新聞社 平成8年)にも記述はありますが、あくまでも話の中心は終戦前後。

総合的に記述してある本から両チームについての部分を読むと言う手で行くと、初期の職業野球から見てきた、大和球士氏の「日本野球史」(ベースボールマガジン社)「野球五十年」「野球百年」(いずれも時事通信社)といった著作や、大井廣介氏の「プロ野球22シーズンとトラブルの歴史」(昭和31年 ベースボールマガジン社)が好著。最近のものでは、「プロ野球ユニフォーム物語」(上述)での紹介が比較的詳述でまとまりがあります。
さらには、竹中半平氏の名著「背番号への愛着」で主だった選手(イーグルスのハリスや中河美芳など)について知る手立てもあるかと思います。

最後に、書籍を離れて、セネタースに関してよく調べられているホームページがありますので御紹介します。
http://www.asahi-net.or.jp/~KP7S-OOTK/KOKUMIN/SENATORS.html
ありがとうございます^^
通史的なものはありませんでしたか
でもセネタースものは結構あるのですね
やはり有名選手がいるのといないのとでは大分差がでますな・・・
竹中氏の本は一度読んでみたいですね
セネタース(戦後)については、大下弘を書いた辺見じゅん著の 【虹のナントカ(失念)】 と 【日本プロ野球復活の日】(終戦〜東西対抗実現まで書いたドキュメンタリー) を読むと大枠が分かります。
個人的に、「初期プロ野球史三部作」と呼んでいる本です。

画像右は「もうひとつのプロ野球 山本栄一郎の数奇な生涯」(佐藤光房著 朝日新聞社 1986年)

「日本運動協会」(芝浦協会)の主将を務め、東京巨人軍の発足にも参加した山本栄一郎の生涯を通じて、河野安通志・押川信らが理想を持って設立・運営した日本最初のプロ野球球団である日本運動協会(芝浦協会)について詳述されています。

画像中は「異端の系譜 プロ野球元年の天勝野球団」(大平昌秀著 サワズ出版 2002年)

日本で2番目に誕生したプロ野球チームである「天勝野球団」について書かれた唯一ともいえる本です。
理想を追い求めた「芝浦協会」に対して、あくまでも奇術団の宣伝目的の存在だった「天勝野球団」
その両球団で行なわれた史上初の日本プロ野球チーム同士の対決の模様も詳述されています。

画像左は「プロ野球誕生前夜−歴史の空白をうめる」(東田一朔著 東海大学出版会 1989年)

芝浦協会・天勝野球団の発足から、全米軍の来日・職業野球リーグの設立。そして話が飛んで、戦後の復興から国民リーグ・2リーグ分裂までの優れた通史です。

いずれも、古書店やネットで仕入れようと探せば何とか手に入る範囲かと思います。
調べようと思うと意外と資料に困る「巨人軍以前」のプロ野球史ですが、研究の導入にオススメです。
>3で東京六大学野球関連の本を紹介しましたが、“六大学野球モノ”といえば、特に早慶それぞれの視点から書かれたものが多いのも特徴です。
今回は、そういった類の書籍を御紹介します。

まずは、早稲田サイドから書かれたもの(画像)。左から、
「都の西北」(木村毅著)は、初期の早慶戦と早大野球部の米国遠征などのエピソードを中心に描かれています。
「私の昭和野球史」(伊達正男著)は、昭和6年の早慶戦三連投で名高い著者が、六大学での活躍から昭和6年・9年の全米軍との対決を中心に回顧しています。
「熱球三十年」(飛田穂洲著)は、早稲田野球の父と言われる著者の回顧録。
「紺碧の空」は、昭和初期の早慶戦全盛時代の様子を中心に、名応援歌「紺碧の空」誕生の秘話などを綴ります。
久しぶりに本の紹介です。
最近、“もっと昔”の日本野球の時代を扱った本の出版&出版予定が続いています。
今日は3冊をご紹介します。

まずは既読の一冊。
11月14日発売の「野球を歩く: 日本野球の歴史探訪」(小関順二著・草思社)
15の球場をお題に書かれた野球史エッセイです。
書かれている15球場は、上野・新橋・一高・稲荷山・戸塚・羽田・芝浦・甲子園・
鳴尾・豊中・大宮・洲崎・後楽園・武蔵野・隅田公園今戸といったラインナップ。
跡地を訪ね歩き(写真・図表多数)、それぞれについてのエピソードを紹介していきます。
過去の書籍からの引用も多く、その出典を明らかにしてくれているのも、個人的な研究にも
役立ちそうで大歓迎です。
選ばれている球場名からも明らかなように、明治・大正・昭和戦前の話が大部分で、
「野球史を知ることは野球をもっと面白く見ることにつながる」という著者のお考え
ともども、
まるで「“もっと昔”の日本野球が好き!」コミュのためのような本だと思いました。
オススメです。


続いては、これから発売の本を2冊。

天才野球人・田部武雄(仮)巨人軍初代「3」の数奇な人生(菊池清麿著・彩流社)
12月25日発売予定です。
ついに田部武雄選手の伝記が出るのだなと感慨無量です。
戦前の六大学野球全盛期最大のスターの一人で、巨人軍草創期の代表的なメンバーにもかかわらず、
職業野球リーグ戦が始まる前に姿を消したのが祟ってか、語られる機会が少ない田部武雄選手。
ざっとキャリアを思い出しても、広陵中中退→大連実業→広陵中復学(選抜準優勝)→
(大連実業復帰?)→明治大学→藤倉電線(東京倶楽部)→突如の失踪!(九州電気軌道で車掌)
→東京巨人軍→大連実業→出征して戦死。
連続ドラマの主役を張れるような波乱の人生ドラマの持ち主ですよね。
この天才選手の一生をどのように纏めているのか。発売が待たれる実に楽しみな一冊です。

日米野球の架け橋: 鈴木惣太郎の人生と正力松太郎(波多野勝著・芙蓉書房出版)
11月25日発売予定です。
鈴木惣太郎氏の伝記も出ます。これまた渋い人物。
昭和初期からアメリカの野球界事情を日本に紹介。正力松太郎氏の意を受け、昭和6・9年の
全米軍の招聘に貢献。さらに、戦後の占領軍との折衝に活躍するなど、戦前・戦後を通じた
日米野球交流への尽力が評価されて野球殿堂入りした鈴木氏。
考えてみれば、キャビー原田氏の伝記が3冊くらいあるのですから、鈴木惣太郎氏のものが
あっても不思議はないですよね。
「日米野球交流の背景や正力・読売の狙い、メジャーリーグ側の本音などが鈴木の日記・
書簡・電報など新しい資料で明らかになる」との触れ込みですので、これまた楽しみです。
田部武雄さんは本当に知られてないですよね。
巨人軍の「3」は本当にすごい。

田部で中島で千葉で長嶋ですからね。
「洲崎球場のポール際」森田創・著 講談社 が刊行されました。

著者は「復刻 幻の洲崎球場」と朝日新聞の一面で紹介された人。(2014年3月10日 夕刊) 洲崎球場で実際に観戦した80代以上の方にも取材したそうです。
「洲崎球場のポール際」 購入いたしました。これは、ズバリ!好著、良書ですね。
昔の野球と野球人に対する畏敬に溢れているのはもちろんですが、何よりも、実に調べが入っているのには感心します。かいちょーも原稿書きの端くれとして、かく在りたいと思う次第です。

そして一番びっくりしたのは、P.94の大東京軍のジミー・ボンナ選手の新聞写真です。
この選手は、昭和11年に鳴り物入りで来日したものの、いわゆる「ハズレ外人」で、あっという間に帰国したために、写真が残っていない「幻の選手」と認識していたのです。
いやはや、素晴らしい!!

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