M(f)さんは昔、この作品を雑誌連載で読み「当時は難しくて良く分りませんでした」と回想。今回読み直して、相見綾子、萌木素子などの「韻を踏んだような」名に興味を惹かれたことを述べ、素子の内面を語る「内部」の章がAからMまであることと、関係があるのでしょうかと問題提起。
これに対してWは、理系の読者にとって---Wは理系の出身である---素子の「素」は容易に「元素」element、「原子」atomを連想させるので、その素子が被爆者として、すなわち原子爆弾atomic bombの被害者として被害者として設定されていることには意味があるだろうと指摘、「内部」の章がAからMまであるのは、A to Mの(atomの)意ではないか、と仮説(?)を提出。